生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が
名古屋で開催されています。
生物多様性といっても、いくつかの段階があって
①いろいろな種類がいるという《種の多様性》。
②その一つの種の中にも遺伝子がいろいろあるという
《遺伝子の多様性》。
③種の組み合わせによって異なった生態系ができあがる
《生態系の多様性》。
この全ての段階で多様性が維持されることを
生物多様性というのだそうです。
気候変動枠組み条約では、CO2排出量-25%など
具体的な削減の数字が各国から出されていますが
生物多様性では、減少速度を緩やかに上向きに・・
といった曖昧な目標しか出されていません。
(ちなみにこの2つ、「双子の条約」と呼ばれているそうです。)
2010年以降の新たな世界の指針となる「名古屋ターゲット」と
遺伝資源の利用と利益配分の仕組みを定める「名古屋議定書」を
採択できるか、
議長国 日本 松本環境大臣の力量はいかに!
(ちなみに松本環境大臣は、防災担当大臣でもあり
奄美での記録的大雨での対処も急がれます。)
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