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去年4月14日、
東京・千代田区のマンション建設現場で大型のクレーンが倒れ、
通行人の62歳の女性が死亡、5人が重軽傷を負いました。
麹町の大通り沿い。 時間は午前11時5分頃。
通りの半分を遮るように倒れたクレーン。
現場は一時、騒然となりました。
警視庁は今日、工事の元請けの現場責任者や、
クレーンを操作していた孫受けの元オペレーターら4人を
業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
孫受けが起こした事故で、実際に作業をしていない元請けの
刑事責任を問うのは異例ということで、
安全対策について適切な指導を行わなかったと判断したものです。
先週は岐阜市で、解体工事中の工場の外壁が倒れ、
女子高校生が下敷きになって死亡するという事故がありました。
いずれも、道を歩いていただけです。
なのに突然、クレーンや壁が倒れてきて命を落とさねばならない。
工事現場の前を歩く度に、「何かが倒れてくるかもしれない」と
必要以上に警戒しなくてはいけないなんて、
本来はあってはならないことです。
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