« 3つのキーワード | メイン | 『ケツパー』 »
政府、与党は、菅改造内閣発足後、初の論戦舞台となる臨時国会を10月1日に
召集することを決めました。ところで、「通常国会」、「臨時国会」、「特別国会」の違いを
ご存知でしょうか?
正式には「常会」、「臨時会」、「特別会」といいます。それぞれ、召集の理由や会期の
延長などが異なっています。
常会は、年に1回、1月中に召集され、次の年度の国の総予算やこれを実施するのに
必要な法律案などを審議します。常会の期間は、150日と定められています。
臨時会は、臨時の必要があるとき、例えば緊急を要する災害対策のための補正予算案や
、内閣が目指す施策に関する法案が審議されますが、どちらかの議院の総議員の4分の1
以上から要求があった時、内閣は、臨時会を召集しなければなりません。また、衆議院議員の
任期満了による総選挙や参議院選挙が行われた場合にも、その任期が始まる日から
30日以内に臨時会を召集しなければならないことになっています。
特別会は、衆議院の解散による総選挙後30日以内に召集される国会です。この特別会では、
召集とともに内閣が総辞職しますので、両議院において内閣総理大臣の指名が行われます。
常会や臨時会と比べると、短期間で閉会することが多いです。
なお、臨時会と特別会の会期は、そのつど国会が決定します。
会期は、常会においては1回、臨時会、特別会においては2回まで延長することができ
ます。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。