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「国民不在の仁義なき戦い」~民主党代表選は
昨日の石森記者『パレードのあとで』にもあるように
菅直人候補の圧勝で終わりました。
これからは党役員人事、内閣改造が焦点となってきますが、
今後の民主党と今後の菅内閣をウォッチする時に気にしておきたい
キーワードを3つあげておきます。
①全員野球
「挙党一致」を言い換えているものですが、党首や派閥の領袖が好んで使います。
菅さんも今回の代表選の演説で「412人の内閣」を作る!と、
それこそ「全員野球」内閣を標榜しましたが、こんな大勢が参加する内閣はありえません。
※小沢さんに投票した議員200人と菅さんに投じた議員206人の
内閣登用人事 バランスに注目です。
②ノーサイド
ラグビー用語で、試合終了のホイッスルが鳴ったら敵も味方もない。
勝ち負けもない、というラグビーという競技の精神を象徴する言葉。
党内抗争の勝敗が決したところで勝ったほうも負けたほうもよく使うコトバです。
「本当ですか?菅さん?」
以下、①の※部分と同じ。
③一兵卒
敗れた小沢さんが敗戦の弁として
「一兵卒として民主党政権を成功させるため頑張る」と述べました。
一兵卒の意味は「軍隊の兵隊のひとり」つまり「民主党の一議員」
ということなのでしょうが、ふつう心情として「隊長に従います」という
恭順の意思とセットで用います。
「本当ですか?小沢さん?」思わず身を乗り出して聞いてしまいそうです。
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個人的には①も②も③も信憑性をあまり感じない
心に沁み込まない単語だなぁ。さて、どうなるでしょうか!
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