« 晴天 2時間後には鉄砲水 | メイン | 3つのキーワード »

2010年9月 6日 防災功労者防災担当大臣表彰

首都・東京の地震災害をどう迎え撃つかは、
長い間、大きなテーマになっています。


先ごろ亡くなった鈴木俊一さんが都知事の頃、
十数年間にわたって、毎年8月の末に
東京都主催の「防災フェア」が開催されていました。

ガス・電気・水道のライフラインをはじめ、
飲料水・非常食の企業のほか、警視庁や
東京消防庁、それに文化放送など民放ラジオ3社が
加わっての大掛かりな「防災フェア」で、都内の
デパートが毎年、交代で会場を提供していました。

それが、青島知事になって終了。
石原知事になった際、防災に関して取材した私は、
「ぜひ、都主催の防災フェアを再開させて欲しい」と
質問しましたが、石原知事は「それよりも、自衛隊を
加えた、大掛かりな防災訓練を実施するほうが良い」と
前のような防災フェア再開は否定しました。
しかしその後、防災訓練実施とは別に、
小規模ながら、防災フェアも実施してくれています。


昔の「防災フェア」の参加者らが今でも集まっています。

東京都の防災を考える「七夕会」がそれで、
各界の防災担当者が、常に顔を合わせています。

そのメンバーの中で、市民防災研究所理事である
池上三喜子さんが9月3日、
防災功労者防災担当大臣表彰を受けました。

内閣府の推薦により、防災思想の普及で表彰されたもので、
副賞は、SEIKOの懐中時計だったということです。


この池上さんは、これまで文化放送の防災特番に
幾度となく出演してもらっています。

日本災害情報学会のメンバーでもあり、
私たち「七夕会」は、東京都のため、世のために
頑張り続けたいと思っています。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

2014年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31