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政府、与党は、菅改造内閣発足後、初の論戦舞台となる臨時国会を10月1日に
召集することを決めました。ところで、「通常国会」、「臨時国会」、「特別国会」の違いを
ご存知でしょうか?
正式には「常会」、「臨時会」、「特別会」といいます。それぞれ、召集の理由や会期の
延長などが異なっています。
常会は、年に1回、1月中に召集され、次の年度の国の総予算やこれを実施するのに
必要な法律案などを審議します。常会の期間は、150日と定められています。
臨時会は、臨時の必要があるとき、例えば緊急を要する災害対策のための補正予算案や
、内閣が目指す施策に関する法案が審議されますが、どちらかの議院の総議員の4分の1
以上から要求があった時、内閣は、臨時会を召集しなければなりません。また、衆議院議員の
任期満了による総選挙や参議院選挙が行われた場合にも、その任期が始まる日から
30日以内に臨時会を召集しなければならないことになっています。
特別会は、衆議院の解散による総選挙後30日以内に召集される国会です。この特別会では、
召集とともに内閣が総辞職しますので、両議院において内閣総理大臣の指名が行われます。
常会や臨時会と比べると、短期間で閉会することが多いです。
なお、臨時会と特別会の会期は、そのつど国会が決定します。
会期は、常会においては1回、臨時会、特別会においては2回まで延長することができ
ます。
気象庁はきょう、来月10月から12月までの
3ヶ月予報を発表しました。
10月;全国的に天気は数日の周期で変わる。
秋雨前線の影響で、太平洋側では
平年より、曇りや雨が多い。
11月;やはり全国的に天気は周期的に変わる。
北日本と東日本の日本海側と沖縄・
奄美では平年同様、曇りや雨が多い。
12月;冬型の気圧配置が強まる時期があり、
日本海側では平年同様、曇りや雪が
多いが、太平洋側では晴れが多い。
というものですが、12月は平年よりも気温が
低くなるため、少し短い秋になりそうです。
今年の夏の猛暑がようやく過ぎ去ろうとしている
今日このごろ、10月になっても、30度を越える
日がありますか?との記者からの質問に対して、
前田修平予報官は、東京の10月の過去の
最高気温を見てみると、上から9位まで30度を
越える日だったと答え、今年はわからないと
しながらも、30度を越える日がある可能性を
示唆しました。
一方、来年2月までの今冬は平年並みの気温に
なりそうだということです。
大きな自然災害がないことを祈ります。
きょうから今月30日まで、秋の交通安全運動が実施されています。
今回のメーンスローガンは『やさしさが走るこの街 この道路』
警視庁巣鴨署と第5方面交通機動隊ではきょう、この秋の交通安全運動を効果的に推進するために部隊出陣式を行いました。
集まったのは白バイ13台、パトカー2台、ミニパト1台。
それにピーポくんと、巣鴨地蔵通り商店街公式キャラクターの「すがもん」。
(残念ながら、写真がありません。)
交通事故ゼロを目指し、皆さんも安全運転でお願いします。
押尾学被告に懲役2年6ヶ月の判決が言い渡された裁判員裁判。
裁判終了後、裁判員の方たちの会見が行われ、今回の裁判を振り返りました。
「有名人かどうかは関係なかった」
「先入観はあったが、評議を続けるうちに、
『押尾被告』という人物よりも『行為』自体を考えるようになった。」
そして「どうしても言いたいことがある」と会見場に戻ってきた男性。
「不安だったが、裁判所のスタッフの対応が丁寧だった。
裁判員裁判の趣旨も理解できたし、いい経験できた。
これから裁判員をやる人も怖がらずにやってほしい」
とても印象的で、経験した人にしか言えない言葉でした
平日夕方5時からは、その1日を振り返る「ニュースパレード」
全国32局ネットで放送中です!
ぜひ、お近くの放送局でお聴きください!!
各地で「ゆるキャラ」が人気ですが・・・
これ、ご存知ですか?
「封筒博士」ならぬ「封筒はがせ」!!!
『エコライフ情報』の取材で出会いました。
有限会社「KUSUNOKI」の楠宏和社長が
面白くて興味をもってもらえる封筒の開発に取り組み
できあがったのが『はがセロ封筒』
封筒のセロハンの部分が簡単に剥がれて分別OK!
「剥がすのが楽しくて、開封率が上がるんですよ。」と
大きな声で明るく喋る楠社長
窓のセロハン部分がハート型の『はがセロ封筒』も・・
苦労したのは、糊とミシン目の工夫だったそうです。
なお、本日の「ニュースパレード」
菅改造内閣発足 押尾裁判判決などなど
報道制作部総出で
濃い中身でお伝えしました。
以前、いくつかの警察用語をご紹介しましたが、
今回は 「ブランコスリ」。
特に男性の皆さん、飲食店などで
ハンガーや椅子に上着をかけていませんか?
その上着のポケットから財布などを盗む手口を
「ブランコスリ」 と呼びます。
飲食店のほかに気をつけなくてはいけないのが新幹線。
フックに上着をかけて寝ている人、よく見かけますよね。
これは特に狙われやすく、グリーン車での被害が増えているそうです。
グリーン車の乗客は財布の中身も多いと思われるんでしょうねえ。
ちなみに、なぜ 「ブランコスリ」 と呼ぶのか・・・
吊るした上着がブランコのようにユラユラ揺れるから、
という説を耳にしたことがあります。
「国民不在の仁義なき戦い」~民主党代表選は
昨日の石森記者『パレードのあとで』にもあるように
菅直人候補の圧勝で終わりました。
これからは党役員人事、内閣改造が焦点となってきますが、
今後の民主党と今後の菅内閣をウォッチする時に気にしておきたい
キーワードを3つあげておきます。
①全員野球
「挙党一致」を言い換えているものですが、党首や派閥の領袖が好んで使います。
菅さんも今回の代表選の演説で「412人の内閣」を作る!と、
それこそ「全員野球」内閣を標榜しましたが、こんな大勢が参加する内閣はありえません。
※小沢さんに投票した議員200人と菅さんに投じた議員206人の
内閣登用人事 バランスに注目です。
②ノーサイド
ラグビー用語で、試合終了のホイッスルが鳴ったら敵も味方もない。
勝ち負けもない、というラグビーという競技の精神を象徴する言葉。
党内抗争の勝敗が決したところで勝ったほうも負けたほうもよく使うコトバです。
「本当ですか?菅さん?」
以下、①の※部分と同じ。
③一兵卒
敗れた小沢さんが敗戦の弁として
「一兵卒として民主党政権を成功させるため頑張る」と述べました。
一兵卒の意味は「軍隊の兵隊のひとり」つまり「民主党の一議員」
ということなのでしょうが、ふつう心情として「隊長に従います」という
恭順の意思とセットで用います。
「本当ですか?小沢さん?」思わず身を乗り出して聞いてしまいそうです。
***
個人的には①も②も③も信憑性をあまり感じない
心に沁み込まない単語だなぁ。さて、どうなるでしょうか!
民主党の代表選挙で議員投票が行われました。
結果は菅総理の続投決定です。
菅総理は地方議員や党員・サポーター票で大差をつけ
国会議員票でも小沢前幹事長を上回りました。
ただ、開票結果が発表された瞬間も
菅総理は厳しい顔のまま。
小沢さんも目を閉じたままで
「誰も笑顔を見せないまま」の状態が続き、
異常な緊張感につつまれていました。
菅さんは再選されはしましたが
いくらサポーター票などで大幅にリードしても
議員票で差がつかなかった、ということは
今後、難しい政権運営を強いられることを意味しています。
特に党の人事や内閣改造で悩むことになるでしょう。
終了後のぶら下がりで
小沢の側近と言われている議員らが
異口同音に「ノーサイド」を口にしていましたが
これは人事を念頭においている可能性があります。
また小沢派が党を割るなどの可能性も
消えてはいません。
・・・・・・そう、
ここまでお読みになってお気づきのように
代表選挙が終わったあとも
もう暫くは
「国民不在」の状態が続きそうです。
総理のぶら下がり会見では2本のマイクを総理に向けています。
1本はテレビ映像、もう1本はラジオの代表マイク。
このマイク、よーく見ると透明のビニールテープで
ぐるぐる巻きにされています。
以前、黒いテープで巻いたところ、「何かついてる」とか、
「あの黒いのは何だ?」との問い合わせがあり、
目立たないように透明のテープで巻かれるようになりました。
総理以外のぶら下がり会見で各社がマイクを束ねるときは、
各社種類も大きさも違うマイクを、いろんな色のテープで
とにかく巻きつけてます。
ビジュアルにこだわるのはやっぱり総理だから・・・?
事実上次の総理大臣を決める、民主党代表
選挙の投開票日まで、あと1週間となりました。
それぞれが支援する議員を集めた「総決起
集会」に取材に行ってみると、こんな感じで
立っているのもやっとでした・・・・。
ヒートアップするのは結構ですが、どうか国会
議員の方々には「どちらを応援したほうが次の
選挙の時に自分が有利か」ということでは
なく、「どちらが総理になったほうが日本が
いい国になるか」ということを考えて投票して
頂きたいものだと、強く思います。
首都・東京の地震災害をどう迎え撃つかは、
長い間、大きなテーマになっています。
先ごろ亡くなった鈴木俊一さんが都知事の頃、
十数年間にわたって、毎年8月の末に
東京都主催の「防災フェア」が開催されていました。
ガス・電気・水道のライフラインをはじめ、
飲料水・非常食の企業のほか、警視庁や
東京消防庁、それに文化放送など民放ラジオ3社が
加わっての大掛かりな「防災フェア」で、都内の
デパートが毎年、交代で会場を提供していました。
それが、青島知事になって終了。
石原知事になった際、防災に関して取材した私は、
「ぜひ、都主催の防災フェアを再開させて欲しい」と
質問しましたが、石原知事は「それよりも、自衛隊を
加えた、大掛かりな防災訓練を実施するほうが良い」と
前のような防災フェア再開は否定しました。
しかしその後、防災訓練実施とは別に、
小規模ながら、防災フェアも実施してくれています。
昔の「防災フェア」の参加者らが今でも集まっています。
東京都の防災を考える「七夕会」がそれで、
各界の防災担当者が、常に顔を合わせています。
そのメンバーの中で、市民防災研究所理事である
池上三喜子さんが9月3日、
防災功労者防災担当大臣表彰を受けました。
内閣府の推薦により、防災思想の普及で表彰されたもので、
副賞は、SEIKOの懐中時計だったということです。
この池上さんは、これまで文化放送の防災特番に
幾度となく出演してもらっています。
日本災害情報学会のメンバーでもあり、
私たち「七夕会」は、東京都のため、世のために
頑張り続けたいと思っています。
(おとといの写真・打ち合わせ時の寺島アナの手)
今月1日、『2010防災の日スペシャル 地震だけじゃない!自然災害の恐ろしさ』の放送を無事に終えることが出来ました。
みなさん、聞いていただけたでしょうか。
ゲストの西山茉希さん。
ラジオで60分もの時間、しかも生放送に出演するのは初めてだったにもかかわらず、震災経験者しか語れないことを堂々と語ってくれました。
西山さんは自分のブログで『自然災害は本当に起こることで、普段から避難方法の確認や、家族らとの約束を作ることが大切』と今回の出演の感想を述べています。
あなたもこの番組から何かを感じましたか?
本日の文化放送
今日も陽射しはぎらぎらと
暑い暑い熱過ぎる。
この113年間で、一番暑い夏だった。
気象庁が9月1日発表。
6月~8月の日本の平均気温は
平年より1.64度高く
統計を取り始めた1898年以降で
最も高かったそうな。
民主党代表選挙告示から一夜明けて
「元気いっぱい」と答えた菅総理。
決起集会の顔ぶれだけでは予想もつかない
小沢・菅の一騎打ち。
今日の公開討論会では
記者の質問はもっぱら小沢氏に集中。
「政治と金で説明は?」
「健康は大丈夫ですか?」
苦笑しながら丁寧に説明する小沢氏。
古い政治を変えるところから政治を変えると菅総理。
9月14日が投開票。
気象庁は、14日まで
35度前後の暑さが続くと予想しています。
暑い暑い暑苦しい!寝苦しい!
季節がかわり
どちらにせよ、次の総理大臣の下
心地よい暮らしができることを
切望いたします。☺ ☺ ☺
きょうは民主党の代表選挙の告示日。
共同記者会見も行われ互いの政策が示されましたが、
どちらも根拠があいまいだったり、実現性に欠けていたり。
本音のところでは政策が二の次になっているように思えてなりません。
今回の場合は、結局のところ党内での勢力争いです。
これによって総理が決まってしまうのに国民不在を絵に描いたような状態。
互いに切り崩し工作を行い、
まるで「はないちもんめ」
仮に小沢政権になった場合、
野党からの「政治とカネ」についての追求は激しくなるでしょうし
ねじれ国会ですから「こう着状態」が続く可能性が高いです。
しかし、政界再編に動けば話は別。大きな動きがあるのでしょうか。
また、菅総理再選となった場合、「脱小沢路線」が継続となれば、
小沢陣営はどう動くのか。
「終わったらノーサイド」なんて言ってますが
終わってからの動きにこそ、注目です。
さて、画像の名刺は、
文化放送が小沢前幹事長に単独取材をしたときに交換したもの。
この取材のとき、小沢さんは
「日本の政治でダメな部分はどこですか」という質問に対し
「政治に情を持ち込むところが大嫌いだ」と答えました。
壊し屋と言われた小沢さん、
動くときにはドライに動くということでしょうか。
あ、そういえばこの名刺
表にも裏にも「政党名」が書かれていない・・・。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
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それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
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