【ねじれ国会】
政権与党は前提として衆議院で過半数を維持しています。
現在衆議院は民主党が306議席(定数480)を持っていますが、
今回の参議院選挙の結果、民主党は106議席、国民新党が3議席、
与党系無所属の1議席を加えても110議席(定数242)にしかならず、
野党が過半数を握ります。
この状態~
つまり政権与党が参議院で過半数議席を持たない状態を「ねじれ」と言います。
この「ねじれ」状態のもっとも重要なポイントは
「参議院で否決された法案は衆議院で3分の2の賛成がないと成立しない」
というところです。
衆議院議席480議席の3分の2は320議席です。
++
はい、現在与党(民主+国民新党+新党日本+与党系無所属)の議席数は
312議席。あれっ!、議席が足りません。
ということは、与党の提出法案はことごとく否決~廃案になる可能性が
あるわけです。
国民新党が1丁目1番地とこだわる「郵政改革法案」も参議院で否決されると
成立が非常にキビシイわけです。
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