第95回箱根駅伝 往路優勝 東洋大学インタビュー
2019.01.02
往路優勝 東洋大学インタビュー
酒井俊幸監督
Q:2年連続7回目の往路優勝おめでとうございます。
A:ありがとうございました。
Q:去年の東洋大学の記録を更に上回っての往路新記録での優勝、いかがですか。
A:前回もレベルが高い往路だったのですが、今年は更に気象コンディションも良かったので、タイムが良く、5人ともベストの走りをしてくれたと思います。
Q:序盤から中盤にかけては秒差の争い、そのあと4区ドーンといっての往路となりましたが、そのあとどういう展開、そして予想されていた展開だったのでしょうか。
A:序盤、西山の区間賞から始まり、東洋大学としてはプラン通りの流れだったのですが、
3区青山学院の森田選手の区間新記録は正直なところ参ったなと思ったのですが、そのあとの相沢が区間新記録でまた流れを戻しましたので、東洋としては非常に理想の展開でした。
Q:区間の入れ替えはあったのですが、去年と同じ5人で往路を戦って、記録がさらに更新
されて、チームの成長をどのように受け止めていますか。
A:やはり、この1年間さまざまなことがありながら、内面も走力も磨いてきたと思っていますので、区間配置は変わりながらも選手の力が成長したのを証明できたのは、非常にうれしく思います。
Q:2位東海大に1分10秒余りの差をつけて貯金を持っての明日5年ぶりの総合優勝へ、
こちらに関してはいかがでしょうか。
A:まだ気の抜ける差でもありませんし、東海大学の6区も力のある選手ですので、まずは6区、7区復路の流れも東洋大学が主導権を取れるような出だしをしたいと思います。
1区 西山和弥選手
Q:2年連続の区間賞。
A:ありがとうございました。
Q:思い通りのレースでしたか。
A:そうですね。去年と違って今年は、六郷橋で行こうと決めていたので、その通りのレースができました。
Q:そしてそのあとの5人で繋いで往路優勝、いかがですか
A:去年もうれしかったのですが、今年は更に往路記録も短縮できたので本当にうれしく思っています。
2区 山本修二選手
Q:2区の争い、序盤から激しい展開でしたがいかがでしたか。
A:そうですね、西山が今季苦しんでいたのですが、それを晴らすように最高の流れで1区を区間賞で持ってきてくれたので、先輩として引き離さないといけないという気持ちでスタートしました。
Q:ご自身の走りに関してはいかがでしたか。
A:日本人トップも取れなかったですし、留学生に負けたのは悔しいですが、自分の最低限の仕事はできと思っていますし、後半にも強い頼もしい後輩が待っていたので自信を持って走ることができました。
3区 吉川洋次選手
Q:後ろから青山学院の森田選手が追いかけてくる展開でしたが、いかがでしたか。
A:正直とても怖くて自分もケガをして心が折れそうなこともあったのですが、ここに立ちたくて。1年間全力で頑張ってきました。
Q:抜かれた後もくらいつきましたよね。
A:負けたくなかったので、しっかり自分の走りをしたいっていうのがあって、応援してくれる人がいたので、自分の気持ちは最後まで繋ぐことができました。
4区 相澤晃選手
Q:見事な区間新記録いかがですか。
A:ありがとうございます。狙っていた区間新なので、しっかり出すことができて良かったです。
Q:自信はありましたか。
A:前回は2区を走ったのですが、今年は故障の影響で4区ということで、3区の森田さんもケガあけで区間新記録を出したので、自分も区間新記録を出そうと思って走りました。
Q:そして5区に繋いで往路優勝の手ごたえは感じていましたか。
A:自分が差を広げれば、龍誠がゴールまでトップで持っていってくれると思っていたので理想的な走りでした。
5区 田中龍誠選手
Q:2年連続フィニッシュテープを切りました、田中選手です。おめでとうございます。
A:おめでとうございます。
Q:2年連続、往路優勝のフィニッシュテープいかがでしたか。
A:去年は往路優勝できたのですが、2位とのタイム差が少なくて悔しいゴールだったのですが、今回はしっかり2位とのタイム差を保ったままゴールできたのでうれしかったです。
Q:ほぼ去年の倍の差を作っての復路となりますね。
A:そうですね。復路も力のある選手が残っているのでしっかり総合優勝目指して頑張ってほしいと思います。