11年前の快挙がもう一度??!
2018.12.08
11シーズン前、第84回箱根駅伝。
「関東学連選抜」を 寄せ集め集団から"一枚岩の集団"にするために
当時の監督は選手にこんな提案をした。
『このチームにオリジナルの名前をつけよう!』
その提案に選手たちは自らアイデアを出し合い、
2度と同じ顔触れでチームとなることはないであろう関東学連選抜チームを
「JKHスマート」
と名付けた。
『関東・箱根から、日本を代表するようなスマートな選手になろう』という意味を込めて
それぞれの大学に誇りを持ち、頭文字を繋げたものだった。
J=上武
K=國學院、関東学院、慶應
H=平成国際
S=松陰
M=明治
A=青山学院
R=麗澤、立教
T=拓殖
まさに一枚岩となったチームは監督の期待と熱意に結果で応えた。
総合4位
選抜チーム史上最高位だった。
(※2018年現在。オープン参加の「〇位相当」含む)
そのチームを指揮したのが
現在、箱根駅伝4連覇中、青山学院大学の原晋監督だ。
2018年12月8日、筆者は
「関東学生連合チーム」の取材のため、麗澤大学を訪れた。
そこで「チームのために」という言葉を頻繁に口にする選手たちを見て
11年前と同じような匂いを感じた。
この匂いは
今回の学生連合を率いるのが中京大学出身・原監督の後輩にあたる
山川達也監督だという符合からくる錯覚なのだろうか・・・。
山川監督は当時の原監督同様、
「チームが一つになることが肝心」と語っていた。
匂いは強くなった。
最後に山川監督はこんなことを話してくれた。
「選手たちがスローガンを作ったって言ってきたんです・・・」
この瞬間、筆者が感じた匂いは手で触れることができるような質量をもった確信になった。
84回大会の「JKHスマート」、あのチームに似ている。
そのスローガンとは・・・
12月13日放送の「箱根駅伝への道」でご紹介します。
お楽しみにっ♪