神奈川大学 20年ぶりV!
2017.11.07
「ずいぶん長い道のりでした。
レースの前はスタートラインに立たせるまでが大変な思いをするんですけど、
終わってしまえば、あっけないので、何とも言えない感慨深い気持ち。
20年間色々あったなと思いだします」
全日本大学駅伝を20年ぶりに制した
大後栄治監督のレース直後の言葉です。
第7中継点、アンカーの鈴木健吾選手にタスキが渡った時、
先頭の東海大学までのタイム差は17秒。
「川端くんには大変申し訳ないが、その時点で優勝を確信した」
指導26年目。
その歳月の中にあって、大後監督が『最も才能がある』と評する選手。
それが、鈴木健吾選手です。
今回のレースはまさに神奈川大学のものでした。
20年ぶりの栄光をつかみとった神奈川大学ですが、
一人として、浮かれているメンバーはいません。
「箱根駅伝を優勝して、監督を胴上げしたい」
鈴木健吾主将の視界は既に箱根に向いています。
来年、1月3日の大手町は
【プラウドブルー】の歓喜にあふれているかもしれません。
さて、今週の「箱根駅伝への道」は
中継で解説を務めてくださった柏原竜二さんの分析を交えながら
全日本大学駅伝を振り返ります。
中継で、母校・東洋大学の酒井監督から
「最後まで息切れせずにコメントしてください」と振られて苦笑いの柏原さんでしたが、
息切れどころか、終始「キレ」のあるコメントを連発。
「箱根駅伝への道」用のレース解説も分かりやすく、聞きどころ満載です。
どうぞお楽しみに!