出雲駅伝 直前情報
2017.10.08
出雲駅伝が行われる10月9日、出雲市の予想最高気温は25℃。
「暑さとの戦い」も大きなポイントとなりそうです。
以下、文化放送スタッフが取材した各チームの監督談話です。
青山学院大学・原晋監督
出雲駅伝は【陸王大作戦】。
陸の王者は2年連続三大駅伝三冠でのみ名乗れる。
そのためには出雲駅伝を優勝しなければ。
3区終わった時点で東海と10秒、20秒の差をつければ...
2区の田村は外すか、2区かという二択だった。
区間配置で迷ったのは3区と6区をどちらがどちらにするか。
より勝負強さを考えて橋詰をアンカーにした。
東海・両角監督
区間も少なく、序盤で遅れるわけにはいかない。スピードランナーを並べた
鬼塚は去年1区で2位。駅伝で力をつけるという意味では、去年全て1区担当だったので、
3年目・4年目へ経験させる意味で1区を阪口に。
1区から3区、阪口・舘澤・松尾で、青学とトントンでいきたい。
青学・原監督が話す通り、3区はポイントだと思う。
鬼塚4区はジョーカー。
関のアンカー、志願もしていた。
目立ちたがり屋。ゴールテープを自分が切りたいんだろうということもあるだろうけど、
全体を考えて、みんなが安心して走れるんじゃないかという思いでアンカーを希望したのでは。
青学と同等ぐらいの層になった。
青学は前半のオーダーなので、前半は粘り強く。
今回はいい状態で臨める。明日は勝ちたいですね。
うまくいけば全日本も面白い。
早稲田大・相楽監督
打率の悪い1区には太田。一番信頼しているし安定している。
自分のリズムで走ってほしい。風はそんなになさそう。
去年は新迫がもろに影響を受けた。今年は4区。風があっても追い風だと思う。
新迫には将来的にはエース区間走ってほしい。
チームの目標はあえて立てていない。
「自分たちの力を出そう!あと1区ブレーキは辞めてね」と伝えた(笑)
駒沢・大八木監督
1区加藤は遅れをとっても20秒以内。2区終わって3から4番にいてほしい。
3区の工藤で3位以内にいきたい。工藤の状態は悪くない。
4年の高本を2区か4区で使いたかったが体調がよくなかった。
5区の小原は思いきりやってほしい。全日本へ向けて目処がつけば。
アンカーの片西まで4番か5番でいき最後に3番に入りたい。
青山、東海とはタイム差ほど力は変わらないと思う。ロードは違う。
優勝は厳しい。3番に入れる位置を確保していきたい。
東洋・酒井監督
1区西山は調子いいので起用。
3区山本はエースが集まる区間で勝負できるか。
3区終わってどこにいられるか・・・。
相手ではなくうちのベストを尽くす。
西山は風も冷静に考えていける。勝負するところとそうでないところのメリハリをつけてほしい。
4区吉川は夏も順調に練習をこなし、安定している。主力にしたい選手。
渡辺以外は出雲初めてなので順位やタイムの目標はない。
神奈川大学・大後監督
5000mで自己ベストを出したメンバーを選出。
ただ、まだカラダに馴染んでいない選手がいる。
期待と怖さ、どうなるかな...気負わないように。
12年ぶりの出雲で、選手は何が何だか...という感じ。
強豪に追随して自信をつけてもらってゴールしたい。
日体大・渡辺監督
1区の吉田はここのところラスト勝負ができている。もつれればと思う。
2区山口はミスがない選手。競ってきても粘れる。
3区小町は力が1番ある。流れから取り残されないように。
4区三原は調子いい。一人でも競っていても走れる。強気の走りをしてほしい。
5区の富安は7、8割の状態。
アンカーの辻野はキャプテン。安定している。
エースはいないが、上位争いに絡んでほしい。
前の集団で走りを3番に入りたい。合宿の成果を出し、自信をつけたい。
全日本に出られないが、出雲を全力でいってもう一度箱根に向けてつくっていきたい。