箱根駅伝への道 東洋大学特集
2016.12.13
酒井俊幸監督
1年生をもっと入れようか悩んだ。
同じ力なら下級生をを思っていたので迷いました。
4年生も最後頑張ってくる選手もいた、
2年の山口健広も調子が良く
フレッシュなメンバーも入れながらバランスの良い各学年のオーダーを組みました
やはり東洋らしい安定感がありつつ
攻めの駅伝が今年はここまでできていない
全日本では1区弾馬が区間賞とりながらも
2区櫻岡から流れが止まってしまい、
それ以降ちぐはぐになってしまった。
トレーニングもしっかりしなくてはいけないが、
駅伝はやはりタスキリレー。
チームの心を作り直さなくてはいけないと思い、
全日本後進めてきました。
全日本後は2か月しか、ではなく2か月もあると思ってやってきた。
11月よりは12月の方がチームの表面より奥の部分が
だいぶ見えるようになってきました。
その中で必死にやってきたであろう選手が
ここにきて上がってきた選手が複数名出てきた
それが選手たちの闘争心に火がついたのかなと思います。
主力は服部、櫻岡これは当たり前
チームの主将として橋本が気迫のこもった状態。
非常に信頼感をもって彼を使いたいと思います。
口町は6割くらい。ここから疲労を抜きながら試合に持っていきたい。
走っていなかったので、スタミナがなくなっている状態です。
今回は久しぶりに5区が短縮になる。
とはいえ往路重視なのは間違いない。
復路勝負になるのは往路で差が無いとき。
普通の天候であれば
往路に主要選手を並べる事になると思います。
4区が重要区間になりました。
復路に回す陣容を往路に持ってくるのか
選手層が厚ければ往路にも復路にも並べる事が出来る。
特に7区ですね。
優勝を狙うのであれば7区は重要。
3区に置くのか、1区をどうするのか
そこが各校の戦略に差が出てくる部分だと思います。
口町亮選手 4年生
右足甲を疲労骨折していました。
今は故障も完治し、問題なく走って
皆と同じ練習をしています。
出雲・全日本と走れずその分全て箱根で発揮していきたい。
東洋大学というチームで出るからには
目指すは優勝、個人では区間賞。
どうなるか自分でもわからないが
どこの区間で出ても区間賞を目指していきたい。
櫻岡駿選手 4年生
4年間育ててきてくれたチームに少しでも良いものを残せればと思って走ります。
服部弾馬駅伝主将 4年生
僕は普段、気持ちとか根性とかを考えて走るタイプじゃないんですが
今回の箱根は最後。気持ちを込めて走りたい。
1区は全日本でも区間賞。自身はあります。
2区は兄の勇馬も走ったしやってみたい。
高校の同級生、青山学院の一色恭志に負けたくない。
今シーズンはリオ五輪を狙っていたこともあって、
あまりチームに居られなかった。
今はチームとずっと一緒にいて
積極的に声掛けもしている。
なんとかチームに恩返しをしたい。