大東文化大学 取材日記
2016.12.13
12月11日 大東文化大学の寮がある埼玉県東松山市へ。
今年、大東文化大学陸上競技部は創部50周年。
春には、部員たちが大東文化の歴史を知る出来事が2回ありました。
1つは、3月、OBで旭化成陸上部、佐々木悟選手の訪問。
8月のリオデジャネイロ五輪に出場した佐々木選手は世界で戦う先輩ですが、
箱根駅伝での戦績に限ると輝かしい成績ではありませんでした。
1年生から3年間は、いずれも5区で区間6位。
最後の箱根駅伝は花の2区を走るも区間10位。
チームとしては、4年間ともシード落ちでした。
奈良監督は「負けから学んだ佐々木選手の今の姿を見て、部員たちに何かを得てほしい」と話していました。
そしてもう1つは、4月に大学で行われた50周年の集いです。
「キャンパスの雰囲気が変わったね」と話す1期生を筆頭にOBが大集合。
大学駅伝三冠を達成した黄金時代など、これまでの大東の歴史を経験談として聞いた部員たち。
ライトグリーンのタスキの重みをより感じたのではないでしょうか。
今月25・26日には、「クリスマス会」と「餅つき会」が寮で行われます。
このイベントも、部員全員がここでより一丸となって、1月2日の大手町へ迎えるよう約40年続いています。
今年は、これまで以上に50年分の大東文化を感じた選手たち。
予選会1位通過のパワーを箱根路にぶつけます。
文化放送 寺島啓太