箱根駅伝への道 國學院大學特集②
2016.12.07
蜂須賀源キャプテン 4年生
前回大会は予選落ち。振り返って
個人としても去年の予選会を走れなくて敗退の瞬間は今でも忘れられない。
先輩方の悔しかった思いを、チームとしてしっかり受け止めて
負けてしまった経験を無駄にせず、
今年の強いチームに繋がって来られたと
堂々と見せられることが大事だと思っているので
新チームでやってきたことを見せていきたい。証明したい。
自分がけがをして走れなかった
その責任を感じていたんだけど
予選会の後、先輩方は
箱根につれていけなくてごめんな。と謝ってくれた。
その思いを無駄にしてはいけないなと、
より強く思いました。
怪我の後は焦って長引いていた。
できることをしっかりやって、キャプテンとして言う立場なので、
走っていないと苦しいこともありました。
今はまず、できることを自分の中でしっかりやって、
俺もここまでやっていると見せて、
言うようにしています。
今年のチームスローガンは、
「己を変えてチームを変えろ」
去年の予選会で感じた所を踏まえて、
皆がチームを強くする思いをもってもらって
ひとりひとりがチームの力で
練習、私生活、大会でも関係なく
みんながチームの結果につながる一因だという思いをもってやってもらうよう、
ここまで取り組んできました。
夏合宿では4年生を中心に過去と比べても充実した練習を積めている。
予選会で証明したかったけれど、
8位という事で、喜びよりはこんなもんじゃないという思いを持った。
そのあとの全日本では、
つなぎの区間でも力を証明してくれた選手がいたのでそこでは
チームとして自信がでてきた。
箱根へはいい流れで来ていると思う。
シード権をしっかり取れれば良いと思う。
今年の予選会は、
目標からは程遠く、ゴールで感じたのはふがいないという悔しさ。
スタートした時から目標が頭に凄くあって、
絶対にチームに貢献してトップ通過という思いが
入りすぎていたのか、気持ちに余裕もなく、
20km体も心もきついレースは久しぶりだったので、
力を証明できなかったという所と
貢献できなかった事を凄く感じた大会でした。
今は決して悪い状態ではない。
あとは今ここから力をつけるより、
今持っている力を箱根で発揮するのが自分の課題だと思う。
気を引き締めて、
ひとつひとつの練習におごらず、
箱根を見据えて淡々とやっていければ
やってきたことを証明できると思います。そこに向けて
個人、キャプテンとしてしっかりやっていけると思います。
箱根の思い出は
1年生で走った初めての8区はほぼ走らせていただいた。
中学生くらいから箱根が夢で競技に取り組んで、
夢を達成できたというよりは
もっとこの場所で結果を出したいという
夢の場所から結果を出す場所に変わっていきました。
2年生の時は1区。
主要区間で、臨むにあたっても責任感、自覚が全く違う思いで臨んだ。
1区の役割を果たせず悔しい思いをして、
やっぱり...箱根の場所ではもっともっと強い選手いっぱいいるので
結果を出すには甘いなと感じた大会でした。
去年は学連選抜の細森を見守りました。
近くで見て、悔しいという思いと、
監督の車の前をほかの選手が走っているのは
言葉で表せない感情、鳥肌が立ちました...
その時はもう一回あるチャンスをものにして
監督に恩返し、チームに恩返しがしたいという思いが出てきました。
箱根は見るものから走るものに変わった。結果を出さなくてはと思います。
皆さんに一番恩返しできる場が箱根だと思う。
チームとして目指してきた場所なので、
納得いく走りをして終わりたい。
納得できれば、チームに恩返しができると思う。
そこを目指していきたい。
区間にこだわりはないけど...
2区を走りたい。
名前では、エース区間といわれるけど、
そこをしっかりとキャプテンしてという所もある、責任感を持って走りたい。
卒業後は、実業団で続けます。
大学に入ってから目標、夢が変わっていて、
今ではマラソンを走りたい。
マラソンで結果を出すことを目指してやっていきたい。
日の丸をつけて走りたい思いがあります。
難しいとは思うけれど、目指さないと始まらない。
目指していければいいなと思う。
苦しかった大学生活。
でも、前田監督、國學院のチームのおかげでで成長できた。
それで今では夢をもてている。
最後はシード権を取って恩返しをして笑顔で次の目標にむけて頑張りたい。
今は箱根のシード権しか考えていません!
細森大輔選手 4年生
今の調子は夏合宿を経て、箱根予選会、全日本本戦の2本走り、
納得いく結果とはいえないけどまずまず良い結果。
予選会はチームトップ
走る前からチームをひっぱり、トップを目指していた。
もう少し貯金つくりたかったけどこれもまずまずだったと思います。
目標はトップ通過でした。
そこを思うと不完全燃焼です。
結果論では、悔しい思いをしたことが、全日本での過去最高順位や
上尾ハーフでの好走につながっている。悔しさが後のレースに生きている。
全日本は1区。
希望で1区だった叶えてくれて感謝している。
それなりの走りをしなくてはいけない。
色々な思いはあったけど気負う事なく走れた。
去年も1区だったし、重要区間で名誉だと思う。
ランナーとしては、長い方が得意です。
ハーフとか...他大のライバルが良いタイムで走っていた。
本戦までにハーフや、長い距離走る機会はもう無いけど、
自分は劣等とか気負うとかないと思うので、
自分は自分のレースで結果を出せるようにしたい。
箱根路の印象は
1度目と2度目は別物で
2年生の時は当時の4年生に連れて行ってもらった。
母校のタスキで走らせてもらった。
3年は予選会トップで運よく学生連合でオープン参加で
やっぱり違う二本のタスキをつけて
母校のタスキを重さを改めて感じたし、
チームメイトとタスキをつなぐこと、チームメイトの存在が奮い立たせえてくれると
学びました。
同じ舞台でも違う気持ち。2回しか走っていないので偉そうなこと言えないんですが、
違いましたね。
最上級生になったときは後輩たちに母校のタスキをつけさせてあげたいなって。
チームメイトと走ることができて、
懐かしい感じがした。良かったですね。
前回の悔しさを踏まえ
昨年も、予選通過濃厚と言われた中で実際は全然・・・予選落ち。
前評判が良いから...という事で油断していた部分があったので反省しました。
この1年間、まだまだ早いから安心という気持ちを捨てて
死にもの狂いで、といいますか
個人が強くなることがチームの予選通過につながると考えて
昨年の練習を超えることを目標に夏場は走っていました。
自分が変わることが必要
自分が変わらないとチームは変わらない。
駅伝はチームスポーツだけど走っているときはひとり。
個々の能力アップが必要。
個人としては、
やっぱり......シード権を目標にしているので、
区間一桁順位が絶対条件。
他大に競り勝って、内容にこだわって行きたい。
蜂須賀くんと切磋琢磨して、流れをつくりたいと思います。
希望区間は1ですね!
蜂須賀2になるかはわからないですが、
僕が一桁順位でもってきて良い流れを作りたい。
最上級生の役割です。
チームとしては、シードを目標にしたい。
國學院は2回シード権を獲得しているんですが、2回とも10位
今回はひとけた順位を狙いたい。
僕らの学年はどちらかというと、
言葉より背中で見せるタイプが多い。
背中でチームを引っ張っていた。
キャプテンの蜂須賀が
練習中なり、生活面でも引っ張ってくれた
その姿に助かった。安心してついていけた。と日々感じた。
予選会突破できずからスタートしたチーム。
昨年敗退してから長かったです...
僕は走って負けたから実感るけど、
蜂須賀は走ってないから余計考える事ある。
そのあとすぐ練習に合流できたわけでもないので、歯がゆさあったのかな。
チームに貢献したい気持ちを押し殺して
色々なところで苦労していたと思う。
彼の苦労は無駄にしたくないので
残り一か月すこし、
そういう所を忘れず自分も取り組んでいきたいなと思います。
違う正月を迎えたい。また新しい正月を迎えたいですね。