出雲駅伝直後 選手インタビュー
2016.10.12
10月10日に行われた
出雲駅伝レース直後に伺った選手のお話をご紹介します。
青山学院大学
1区 鈴木塁人(1年)
Q:出雲のご自身の走りの評価は
A:中間点くらいでキツくて
5キロくらいで、東洋・櫻岡さんがスパートしたところでもうヤバいと思いました。
それをみて田村和希さんとかも心配してくださったんですけど
そこで持ち味である粘りを...
先輩の顔を思い浮かべながら粘れて
ラスト1キロで10秒離されちゃったんですけど、
キツいなかで最低限の走りはできました。
Q:3大駅伝の雰囲気はどう感じましたか
A:連覇がかかる大事な1区で...
自分も1区かなとは思っていたんですけど、
一週間前に監督に言われて、よしやってやるぞというか
去年までテレビでみている側だったので
こんな素晴らしい先輩方とタスキをつなげることも4年生は最後なので
そういった人たちに少しでも良い思いをさせようと思って、
一年生としての仕事をしっかりしようという思いで走りました。
Q:青山学院の1区を任される一年生!という思いは
A:言われた時は不安もあったけど、
このメンバーの中で1区を走らせてもらえるという感謝の気持ちを第一に考えて
監督やお世話になった人、チームメイト、全ての人達に任せて良かったと
思ってもらえる走りをできたらなとずっと思っていました。
Q:大学1年のシーズンを振り返って
A:トラックシーズン、ここまで含めてイメージしていた以上にここまできています。
もちろん満足はしていないけど、ここから全日本・箱根と駅伝シーズンに入ってくるので
このレースを機にもっと調子を上げて
ほかにも東海の一年生とか強い一年生がいっぱいいるので
そういった人たちに負けないように少しでも食らいついて頑張っていきたい。
青山学院大学
2区 田村和希(3年)
Q:今日の走りはどうでしたか
A:1区の一年生・鈴木塁人が10秒差という
想定以上の差でもってきてくれたので、あとは前を追って、抜いて、
できるだけ離すという気持ちでした。
Q:手ごたえはありましたか
A:イメージ通り走れました。
途中橋のところから向かい風を感じるようになってキツい場面あったけど
しっかり攻めの走りで前で走ってできるだけ後ろを離そうと思っていきました。
Q:原監督も「さすが田村だ」と評価していました
A:ホントですか(笑)うれしいですけど、欲を言えばもう少し東海を離していられれば
下田も余裕を持って走れているかなと思ったので、
今となってはもう少し離せればなと思っていました。
Q:駅伝では「ゲームチェンジャー」と原監督も言っていますが、
どの辺りに自身の強さがあると思いますか
A:駅伝ならこういうところでしっかり逆転・離せるというのが自分の強みだと思う。
やっぱり、自分は積極的な走りが取り柄、
そういう部分で2区にしてもらっていると思うので、
期待に応えることはできたかなと思います。
Q:今シーズンのテーマは
A:昨年全日本は卒業した4年生の強い世代にに任せてしまっていた。
今年は絶対エースと言われる一色さんに任せっきりにするのではなくて、
自分たちも一色さんと並んでエースと言われるような走りをしていくんだと
思って3年生になってやってきました。
Q:では、第一歩としてはまずまず。
A:思っていたとおりできました。
ここからギアを上げて全日本・箱根と勝っていきたいなと思います。
早稲田大学
4区 鈴木洋平(4年)
Q:出雲の走りを振り返って
A:追い風で応援してくれる方も多くて、
すべてが僕の味方をしてくれているのかなと感じました。
Q:故障で苦しんで初めての駅伝
A:今まで一番支えてくれた武田凛太郎からタスキを貰って
彼の思いもしっかり背負って走ろうと思った。
この舞台は僕だけの舞台ではなくて、
今まで支えてくださった方全員の晴れ舞台だと思う。
皆さんが背中を押してくれていると思って走りました。
Q:走れる喜び、走れない辛さ、いろいろあると思いますが何が浮かびますか。
A:走れないつらさの方が残っているけど、あの頃頑張ったから今があると思います。
Q:早稲田の4年生は積み重ねてきてここで花開くということが多いと思うが、
全日本・箱根に向けて意気込みを
A:花開くだけじゃなくて大輪の花を咲かせるくらいの気持ちで
自分がエースだというくらいの気持ちで走って行きたい。