出雲駅伝現地取材日記2016
2016.10.11
10月10日、体育の日に行われた
出雲駅伝の現場に行ってきました。
出雲市上空は雲が広がっていましたが、日差しが隠れることはほとんどありませんでした。
しかし、風が強く、特に日陰は肌寒さを感じる陽気となりました。
各チームの監督も風の強さは気になるようで
「先頭でテレビの中継車の後ろに入れれば、風は避けられるんだけど...」と
レース前に話してくれたのは青山学院大学の原晋監督。
東海大学の両角速監督は「向かい風になるところで
1年生のメンバーは経験不足が出るかもしれない」と警戒していました。
レース中に監督が待機する部屋では、
各チーム、携帯電話を片手に指示を与える姿が見られますが、
序盤、出遅れがあった東洋・酒井俊幸監督や早稲田・相楽豊監督は慌ただしく動きまわっていました。
青山学院・原監督は想定通りの展開か、表情にも余裕が感じられます。
そして山梨学院、上田誠仁監督はというと......
控室では姿をお見かけすることはできず。
沿道などで直接選手にゲキを飛ばしていたそうです。
ゴール地点となる出雲ドームで一日取材をしておりましたが、
毎年大勢の駅伝ファンが集まってきます。
今年も、レースが始まる2時間も前の午前11時前後から人出が目立つようになり、
レースがスタートする1時頃には大勢の人が
テレビの中継モニターに釘付けになっていました。
※写真は閉会式の様子
天気の良さも相まってか
ゴール付近の沿道にも、多くの人が詰めかけ、
ゴール前で歓喜の瞬間をお伝えしようとスタンバイしていた我々も、
身動きのとりづらい状態になるほどでした。
また、今年は寺島啓太アナウンサーが
出雲駅伝の現場に初参加。
現地の雰囲気を堪能してきました。
出雲大社からの中継となりましたが
「スタート地点のいよいよという熱気、緊張感が生で伝わってきました」と大興奮。
「各校のOBの応援熱、『エキジョ』駅伝女子もたくさんいて、
大学駅伝の盛り上がりも感じました」と話していました。
出雲大社前もお客さんで大賑わいです!
大盛況の内に終わった出雲駅伝ですが、
各ランナーは早くも次を見据えていました。
出雲ドームからホテルへ帰る道すがら、
ランニングで汗を流す学生達の姿を見かけました。
やはり、駅伝は現地の空気に触れると
ひと味もふた味も違うな、と感じさせられました。