箱根駅伝予選会直後インタビュー③
2016.10.20
◎上武大学
近藤重勝監督(予選会6位通過)
うれしいというよりはホッとしたという気持ちです。
今年は4年生が特にキャプテンを中心にしっかりしているので、
自主性のあるチームが育ってきたと思います。
自分自身、上から下に落とし込む、カリスマで指導するタイプではないので、
学生と対話しながら、学生の意見を聞きながらお
互いの力を引き出せればと思ってやってきた成果が
ひとつつながったかなと思います。
今までなかなかシードに絡めていないので、
監督が僕に変わったことをチャンスと捉え、それを生かして
シードを取りに行きたいと思います。
◎上武大学
森田清貴キャプテン 4年(予選会24位)
予選会を通るために夏からチームを作ってきたので、良かったです。
初出場から9年連続ということで、
8年続いてきた記録を先輩方、OBの方が積み上げてきた伝統を
途切れさせないよう
キャプテンとして少しはプレッシャーがありましたが、
それを糧に頑張って通過することができました。
予選会は10人目のタイムが重要なんですが、
10人目が設定していた62分で
走ってくれたので、それが通過につながったのかなと思います。
去年は大手町で悔しい思いをしているので
今回は笑ってゴールできるようにしたいです。
◎國學院大学
久間大樹主務 4年
去年の予選会は選手としてやっていたんですが、
自分たちの世代はマネージャーがいないので、
自分がマネージャーになって
この一年、頑張りたいなって気持ちでやってきたので、
この通過はうれしい気持ちでいっぱいです。
主務は、事務作業とかも多いんですけれど、
「こいつの為に頑張ってやろう」と思われる主務になりたいと思ってがんばってきました。
◎國學院大学
前田康弘監督(8位通過)
色々な気持ちが入り混じっているんですが、
ホッとしているというのがひとつですかね。
前回は予選会を通過できず、
予選会の借りは予選会でしか返せないという思いで
トップ通過をするんだという強い気持ちでやってきたんですが、
ほかの大学も死力を尽くしてくる中で
そう簡単に上の順位は取れませんし、
まだまだ課題は山積みという感じですかね。
一年間の思いが...
昨年ここで話した風景が忘れられずに
一年かけてやっと本戦に出られるチームになったんだという
ホッとした部分と
まだこれでは本番戦えないという怒りと
色々な感情ですかね。
全日本は強敵が多いですが
過去最高順位(13位)以上を残して、
箱根ではシード権を取って、
ここに戻ってこないようにしたいなと思います。