箱根駅伝予選会直後 インタビュー②
2016.10.19
◎明治大学
西弘美監督(予選会2位通過)
8年ぶりの予選会という事で、誰もが経験をしていない中で
選手たちが落ち着いてレースをしてくれたかなと思います。
4年生の4名が秋に来て非常にまとまってきた。
その中で下級生がついてきてくれていると思います。
今年のチームは、ここ数年エースに頼ってきた中で、
ひとりひとりがエースの自覚を持って練習をやってきたのが
今回成果として出たかなと思います。
◎明治大学
射場雄太朗キャプテン 4年(予選会38位)
まずはホッとしたというのがひとつと、
あとは今年予選会から参加という事で、
去年の先輩たちが流した涙、悔しさというものを
やっと来年晴らす権利を得たという所で
ようやくスタートラインに立てたかなという所で
非常に気の引き締まる思いです。
予選会の緊張感というものはありましたが、
夏から大きな故障者も出ずにやってこられたので、
全員が自信を持ってスタートラインに立つことができたかなと思います。
今まで一人も予選会を走ったことがないので、
接触に気を付けるという事と、
集団走をする中で、もしはぐれても、
末次と、僕と吉田楓の3人がどこかに必ずいるから
あわてずに3人の内一人見つけてついていければ大丈夫だからと
チームメイトに声を掛けて走りました。
◎明治大学
江頭賢太郎選手 4年(予選会チームトップの21位)
予選会からのスタートという事に関して、
悪い意味での深刻な雰囲気というものはなかったので、
出雲がなくなってこの予選会にになった所で
これからの駅伝に対する足がかりという風に考えて、
練習の一環みたいな位置づけて走れたので、
良い足がかりになったのではないかと思います。
◎創価大学
瀬上雄然監督(予選会3位通過)
学生たちが頑張った結果だと思います。
3位通過という事には驚いています。
正直私はなにより10番以内なら良いなと思っていたのですが、
学生たちは5番以内という目標を立てていたみたいで、
それをも上回る3番という事で私も正直驚いています。
今年のチームはなによりセルナルド祐慈を中心に
チームをまとめあげまして、
やはりもっと選手・スタッフ間の意見・会話を
しっかりしていけるチームにしようと思っていました。
やはり昨年の予選会を振り返ると選手間の会話がかけていた部分があったかなと
私としてはしていたつもりなんですが、
もう少し子供たちの気持ちに突っ込むことができなかった
というのが昨年の結果だったんじゃないかと思うので、
小さなこともみんなで話し合おうと思ってやってきました。
今回はできればシード権という所まで行きたいと思います。
前回出場した時はは後ろの方で走ったので、
少しでも戦えるように頑張っていきたいと思います。
◎創価大学
セルナルド祐慈キャプテン 4年(予選会11位)
今回は作戦を立てる中で
選手間・スタッフ間でしっかりミーティングしてきた
というのが大きかったんじゃないかと思います。
自分たちの力を100%出し切るために、
前半の10キロを集団で固まって30分半で通過するというのを作戦で立て、
力をためながらここを通過できたというのがうまくいった要因なんじゃないかと思います。
前回箱根に出場できず、
お世話になった(去年の)4年生達を箱根につれて行ってあげられなかった
というのが自分の中でも悔しい思いだったので、
今回はそのくやしさをバネにしっかり練習してこの日を迎えました。
今回の箱根駅伝ではシード権獲得を目標に掲げています。
去年予選落ちしたチームが何を言っているのかと
思われるかもしれないけれど、
前向き・積極的な姿勢で戦うことが大事かなと思うので、
最後まであきらめずに
シード権獲得に向けて本戦も頑張って行こうかなと思います。