取材日記 青山学院大学
2016.10.05
出雲駅伝前回覇者、当然優勝候補筆頭の
青山学院大学に取材に伺いました。
「優勝は山梨学院大学、2位は東海大学ですよ。
いやいや、ウチは3位に入れればいいんじゃないですか?
少しは余裕をもたせてくださいよ。」と笑う原晋監督。
しかし、その表情は自信に満ちているようにもみえました。
四天王のうち3人までが卒業した青学ではありますが、
監督が絶大なる信頼を寄せる一色・下田・田村和希の
3本柱を軸に、やはり実力は頭ひとつ抜け出ています。
4年生になったエースの一色は「今までコンプレックスだった」という
個人タイトルも手にし、さらなる実力とともに「自信」もつけました。
「頼られすぎるのも嫌だからあまり口にはしないけど...」と言いつつも
最後の駅伝シーズンに向けて「自分が頂点に導く」という決意を感じさせました。
「駅伝の世界しか見えてなかったところから世界に目を向けるきっかけになった」
と東京マラソンを振り返る3年生の下田。
原監督が「New下田」を楽しみにしててください!」と目を細めるように、
さらなる上を目指して東京マラソン後に始めたフォーム改善が
「ようやく合格段階まで達した」とのこと。
「今、絶好調ですよ!」と原監督の太鼓判も頂きました。
同じく3年生、暑さにめっぽう弱い田村和希は
今年の夏は1・2年時に陥った脱水症状になることなく、合宿を乗り切った模様。
原監督曰く「ナルシスト」な田村、今年も襷をかけた自分に陶酔してもらいましょう。
ちなみに「わくわく大作戦」「ハッピー大作戦」で話題を呼んだ
気になる作戦名は...今年も12月10日に発表予定!とのこと。
昨年は12月8日の入浴中に閃いたんだそうです!笑
「青学らしく爽やかでみている人が釘付けになるようなレースをしたい」
と話してくれた原監督。まずは出雲駅伝で
日本中を魅了する青山学院大学の大作戦2016‐17が動き始めます。