総合優勝 青山学院大学 原晋監督インタビュー
2017.01.03
Q:箱根駅伝3連覇で大学駅伝3冠は史上初、ものすごい記録を打ち立てましたね?
A:13年前強化がスタートして、青山学院を、原を信じて学生を送ってくれた学校の先生に
先ずもって感謝申し上げたいと思います。
それと各年代の4年生が毎年毎年、青山学院の歴史を作ってくれました。
本当に感謝します。
Q:2位のプレッシャーもあるなか、どの辺りで総合優勝を確信されましたか?
A:田村和希が10キロを通過したあたりで「もう楽だなー」と思っていたんですけど、
箱根のあっと驚くまさかがありましてヒヤヒヤしたんですけども。
8区下田の圧巻の走り、後ろから見て惚れ惚れしましたね。
素晴らしい走り、そこである程度目途がつきましたね。
Q:まだ気は早いかもしれませんが、改めて今後に向けて目標いただけますか?
A:箱根駅伝の舞台だけではなく東京オリンピックが3年後には控えていますので、
青山学院軍団から誰か1人でも東京オリンピックを目指せるランナーの育成を
これからは考えていきたいと思います。
サンキュー大作戦、大成功といったところでしょうか。
9区区間賞インタビュー(東洋大学・野村峻哉選手)
2017.01.03
Q:初めての箱根で逆転の走り、走り終わっていかがですか?
A:前が1分という差だったのでしっかり1秒1秒前を追っていこうと思って、
その結果しっかり逆転できたんじゃないかなと思います。
Q:野村選手は人生で初めての区間賞ですよね?
A:素直にうれしいですけど目標としては総合優勝が一番の目標だったので、
まだまだこれから小早川が走るのでしっかり期待したいと思います。
Q:野村選手はこれからのエースになると宣言もされていますが、
今後の目標をお願いします。
A:今回、2区に2年生の山本修二が走ったんですけど、本来3年生、
上級生が走らないといけないところに下級生が走ったという状況だったので、
来年はしっかり自分が2区で区間賞を獲れるような力を付けていきたいと思います。
8区区間賞インタビュー(青山学院大学・下田裕太選手)
2017.01.03
Q:2年連続8区間賞となりました、下田裕太選手です。早稲田との差も広げました。
走ってみていかがでしたか?
A:「最初ゆっくり行け」と監督からは言われていたんですけど、区間新という所が
頭の中にあって、少し早いペースで入りすぎてしまった。
最初からずっと弱い風が吹いていて、調子が良かったところでは
気にならなかったんですけど、遊行寺を登ってからは足にきているのと、
その風が気になり始めてかなりのペースダウンをしてしまいました。
Q:ただ、8区への区間記録、その思いはどうだったんでしょうか?
A:15キロまで攻めることが出来てラスト動かないというのは、完全に力不足だったと
本当に感じましたので、また次につながるかなと思います。
Q:田村選手の失速を見事にカバーしましたね。
A:田村は3年間一緒にやってきて、ああいう暑い展開は苦手で、
もしかしたらというのは考えていたので。
あの状態になってからよく粘ってタスキを繋いでくれたという感じで、
その分自分が取り返してやるというつもりで走り始めました。
Q:少し気が早いかもしれませんが、まだ下田さんは来年も箱根駅伝があります。
どんな箱根にしたいですか?
A:今年は下級生に往路を任せてしまって自分が走りやすい区間を走る形に
なってしまったので、来年は一色さん、秋山さんとか強い4年生がいなくなるので
自分が往路を走れればと思います。
7区区間賞インタビュー(東海大学・石橋安孝選手)
2017.01.03
Q:順位を4つ押し上げる走りでした。振り返っていかがですか?
A:往路あまり良くなくて、シードとの差が2分ぐらいあると聞いたんですが、
後半は上級生がいるのでそこは詰められるという事で。
1人30秒以内で詰めていけば追いつけるという事で、それを意識して頑張りました。
Q:7区の区間賞、佐藤悠基さん以来です。
A:すごい喜ばしいことですね、佐藤悠基さんは偉大な先輩なので。
タイムがまだまだ追い付けていないので、そこは力の差かなと思いました。
Q:石橋さんの走りでシード権に向けてもいい位置まで来ています。
この後のランナーに向けてメッセージをお願いします。
A:この後は頼れる上級生なので、しっかり詰めて上位まで行ってくれると思うので
信じて大手町で待ちたいと思います。
6区区間賞インタビュー(日本体育大学・秋山清仁選手)
2017.01.03
Q:見事な区間新記録、秋山選手おめでとうございます。
A:ありがとうございました。
Q:すごい走りでした。
A:去年の自分を超えないといけないという走りを積極的に前半から行きたいなと感じて
走っていました。
Q:宣言通りですね。
A:スタート前からずっと緊張していたんですけど、無事に走り切れて
とても安心しています。
Q:走っている時の感覚というのはどうだったんですか?
A:走っている時は、去年より若干遅いんじゃないかという感覚で、
ちょっと途中焦りもあったんですけど。
箱根湯本から沿道だったり、監督から区間新ペースで行っていると
教えていただいたので、ラスト3キロは自信を持って走ることが出来ました。
Q:4年生、最後の箱根そんな思いもありましたか?
A:そうですね。ここでシード権を後輩に残せないと、4年生で、下って、
ここまでやってきた意味がないと思っていたので。
復路、自分がいいスタートを切るという事を考えて走りました。
Q:秋山選手がシード権内に押し上げました。残りのランナーにエールをお願いします。
A:後半区間、日体大は今年、走力のある選手も残っていますのでシード権獲得と、
まだまだ前を追いかけていける距離なのでさらに順位を上げて大手町でゴールして
欲しいと思います。