全日本大学駅伝前日監督談話
2015.10.31
青山学院大学・原監督
あっぱれ大爆走作戦!! 風向き次第ではありますが、大会記録は出せます。
うちとしては1区からハイペースになるほうが嬉しいので、
駒澤の中谷選手、東洋の服部勇馬選手は大歓迎です。
駒澤大学・大八木監督
1区にみんな来ました。東洋も1・2区で速いのが来た。
1区で遅れるレース展開だときつい。中谷が区間賞を獲ってくれたら最高です。
青学に簡単に勝たせたくありません。
東洋大学・酒井監督
勇馬から弾馬へ繋ぐ1・2区はゲン担ぎです。
8人中、全日本経験者が3人だけというのがネックになります。
設楽兄弟が抜けて、今後の東洋を占う大事なレースです。
山梨学院大学・上田監督
出雲で2位に入ったことで意識は高くなってきています。
今回の目標は3位以内。
アンカーのニャイロは追い込んだ走りができるので、20キロでも不安はありません。
早稲田大学・相楽監督
3位以内を目標にしています。
凸凹のないチームなので、全区間がポイントになります。
5・6区の繋ぎの区間では、他校を上回るくらいの走りを期待しています。
明治大学・西監督
1区がすごいですね。速いペースになるのではないでしょうか。
1区に起用した1年生の坂口は勝負勘があります。今後エースにのし上がってほしいです。
追う立場よりも追われる立場になりたいです。
東海大学・両角監督
ポイントは1・2区です。1区の川端は、出雲の時は調子を落としていて
期待通りになりませんでしたが、今は良いです。
昨年は棚ぼたのシード。今年は実力でシードを勝ち取ります。
取材日記 青山学院大学
2015.10.28
10月28日 水曜日 晴れ(真夏日)⇒小雨
全日本大学駅伝も目前に迫り、
きょうは、三冠を目標に今シーズン挑み、
その初戦、出雲駅伝を見事に制した
青山学院大学に行ってきました。
町田の寮で、原晋監督、
春からケガで苦しみ、
出雲駅伝を欠場した神野大地主将。
同じく春からケガで苦しんでいたものの、
神野主将より一足早く復帰し、出雲駅伝優勝に貢献。
原監督曰く、出雲のMVPと言わせた久保田和真選手。
そして、3年生まで箱根を目指し、
陸上に取り組んでいましたが、
今年の箱根駅伝初優勝後、
チームのため、自分のために、
マネージャーに転向した内村亮主務にお話を伺ってきました。
原監督、神野主将、久保田選手の
全日本への意気込みは、今週金曜日30日の
「箱根駅伝への道」でお届けします。
そして、内村亮主務をはじめ、
各大学の主務の取材も進んでおり、
今後の「箱根駅伝の道」の中で
お伝えできればと考えています!
取材日記 日本大学 少しだけ明治
2015.10.27
10月27日 火曜日 晴れ
きょうは、全日本大学駅伝関東選考会を2位通過、
10日前に行われた箱根駅伝予選会でトップ通過を果たした
日大の取材に行ってきました。
閑静な住宅街の中にある日大の寮と体育館。
その体育館の1室で武者由幸コーチにお話を伺うと、
今年の夏合宿は、去年3週間だった日程を
4週間に延ばして、余裕をもって取り組みました。
クロカンを練習に多めに取り入れ、
ゆっくり、長く、確実に走ることができるように、
また、箱根予選会、全日本と続くので、
ケガをしないように、強化してきました。
その効果が出たのか、以前、ケガが多かった選手も、
ケガすることなく。継続的に練習を積むことができて、
箱根予選会も、設定していたタイムより良かったそうです。
また、キトニーとワンブィ、ふたりの留学生はともに調子が良く、
どちらを使うか、起用法については、まだ迷っている。
とのことでした。
そして、全日本の目標はシード権を獲得。
ひとつでも上位校を破りたいですね。
と抱負を語ってくれました。
取材が終わり、駅に向かって歩いていると、
明治大学の西弘美監督に遭遇。
日大と明治の寮はお隣さんなので、西監督いるかな?
などと話していたところで西監督にお会いし、びっくりしました。
用事先からのお帰りということで、
チームの状態を詳しく聞くこともせず、
名古屋でもよろしくお願いします。
と挨拶をして、再び駅に向かいました。
果たして、日大、明治のシード権獲得はあるのか?
11月1日(日)
JAバンク スポーツスペシャル
第47回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継
でお楽しみください!
取材日記 東洋大学
2015.10.23
10月22日 木曜日 晴れ
今日は、出雲駅伝4位の東洋大学の取材。
まだまだ新しい陸上部の寮の隣には、
主にマネージャーたちが世話をしているという
ガーデニングがお出迎え。
春になると、綺麗な花が咲き乱れ、
練習で疲れた選手たちの心を癒してくれるそうです。
まずは、服部弾馬選手にお話を伺いました。
先頭との差を22秒縮めた出雲3区の好走も、
「区間賞を狙っていて、青山学院の久保田和真選手に
2秒及ばなかったのは、悔いが残ります。
東洋のスローガンである1秒をけずりだす走りが出来なかった。
全日本では、任された区間で絶対区間賞を狙っていきたいです」
と、話してくれました。
弾馬選手の後、4区で区間賞を獲得した口町亮選手が登場。
個性的なTシャツを着ていたので、
まずは、Tシャツについて聞いてみると、
大好きな声優さんが、ラジオパーソナリティを務める
文化放送の番組のオリジナルTシャツだそうで、
文化放送の取材ということで、
わざわざ着てきてくれたそうです。
ありがとうございました。
出雲駅伝の走りをふり返ってもらうと
「区間賞はうれしかった。
ただ、弾馬が良い位置でタスキを持ってきてくれました。
ホクレンで13分台を出せたのが自信になっています。
全日本は、1区とアンカーでなければ、いいです。」
と控えめに抱負を語ってくれました。
そして、酒井監督に出雲駅伝をふり返ってもらうと、
「1区の出遅れからよく追い上げた。
高橋は、4年生ということで気負いすぎて、
あのようなかたちになってしまいましたが、
終盤落ちなかった区間が多かったのは収穫」
そして、全日本大学駅伝の目標を伺うと、
「優勝。青山学院の三冠、駒澤の5連覇を阻止したいですね」
と話してくれましたが、
もうひと大学、マークしているチームがいました。
果たしてその大学はどこなのか?
取材の詳しい話は、11月1日 日曜日 午前8時からの
第47回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継の中でお伝えします!
取材日記 東海大学
2015.10.22
10月21日 水曜日 晴れ
きょうは、昨シーズンの全日本、箱根で6位に入り、シード権を獲得。
今シーズンに入っても、春のトラックシーズンで、結果を残し、
そして挑んだ三大駅伝初戦の出雲で、4位の東海大学に行ってきました。
4年生がひとりも出場しなかった出雲駅伝について
西出コーチに真相を伺うと、
去年までだったら、少し調子が悪くても使っていたが、
下級生も伸びてきたので、無理して使う必要もありませんでした。
上級生も危機感を持って、今やっています。
と徐々にチームの層の厚さが増し、
チームで調子のいい選手を使った結果だったそうです。
全日本大学駅伝の目標を伺うと、
選手たちは目標は3位と言っているので、
3位争いをして、結果的にシードが獲れれば。
5強と言われる大学をひとつでも破って、5強を崩していきたい。
と話してくれました。
出雲を走った6選手以外にも調子を上げている選手がおり、
日本選手権1500mで優勝した荒井七海選手は、
夏は積極的に長い距離に取り組んでおり、
スピードを生かした区間で使いたいと、
大学駅伝デビューもあるかもしれません。
全日本大学駅伝で、東海大学がどのようなレースを見せるのか、
11月1日は、文化放送の中継でお楽しみください!
取材日記 駒澤大学
2015.10.20
10月20日 火曜日 晴れ
きょう、取材スタッフは、お洒落な二子玉川駅前で待ち合わせ。
史上初の全日本大学駅伝5連覇、
そして、三大駅伝最多23勝目がかかる駒澤大学の選手寮
「道環寮」に行ってきました。
まずは、大八木監督に出雲駅伝をふり返ってもらうと、
「選手たちは、予定していたくらいの走りはしてくれた。
ただ、3区が、初めての主力区間で緊張してしまい、
少し硬くなってしまった。あそこで青山学院と10秒くらい差を広げ、
4区、5区といければ、アンカーで30秒差くらいあれば、勝てたかな」
とのこと。
その経験を踏まえ、全日本の戦い方を伺うと、
「前半勝負で、アンカーまでに差ができていれば、抜かれることはない。
青山を苦しめたい」
と話してくれました。
その後、3年生の西山雄介選手にも話を聞きました。
区間賞を獲得した出雲駅伝5区の走りをふり返ってもらうと、
「区間賞は取れましたが、青山学院を離すことができず、
悔しい気持ちの方が強いです。出雲は優勝を狙っていたので、
3番で悔しい、全日本では優勝したい」
と話してくれました。
また、神奈川大学の兄・凌平選手とは、
全日本、箱根のどちらか、残り2回しかチャンスがないので、
同じ区間で対戦してみたい。
と兄弟対決を希望していました。
取材の詳しい話は、11月1日 日曜日 午前8時からの
第47回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継の中でお伝えします!