出雲駅伝現地日記
2015.10.13
出雲駅伝中継のため、出雲へ行ってきました。
本番前日の10月11日に現地に入りましたが、
天気はあいにくどんよりとした曇り空。
今にも雨が降ってきそうな天気でした。
しかし、なにより現地について強く感じたのは、
風が強い!ということ。
非常に厳しいレースコンディションになる可能性も考えられました。
そして出雲駅伝本番当日の12日、
前日の予報では、雨が降り、風も強くなると言われていましたが、
突然強い雨が降ったかと思えばレース直前には晴れ間も差し、気温が上昇。
風もやんだかと思えば、吹いてくるなど、
不安定なコンディションの中でのレースとなりました。
レース中、各チームの監督は控え室に移動し、
モニターを見ながらレースを観戦。様々な表情が伺えました。
レース前から優勝に自信を見せていた青山学院大学・原監督や
駒沢大学・大八木監督らは、あまり席を立つことなく、
どっしり構えて選手の動向を見守っていました。
一方で動きが目立ったのは今年就任した早稲田大学の相楽監督。
こまめに携帯電話で連絡を取り、各地点の様子を確認していました。
また1区で大きく出遅れた東洋大学の酒井監督や、
6区に留学生が控え、逆転が期待できる山梨学院大学の上田監督も
上位校との差を気にしてか、時折連絡を取る姿が見られ、
各監督の表情が動きの違いとなってあらわれる印象深い控え室となりました。
序盤から駒沢大学と僅差の首位争いを繰り広げていた
青山学院大学の原監督にレースの途中でインタビューをさせていただきましたが、
「順調に来ている。予定通りの展開」とここまでの展開に満足げな様子でした。
筆者は初めて駅伝の中継現場に来たのですが、
老若男女関係なく、多くのファンが出雲ドームに詰めかけ
大学駅伝ファンの数の多さに驚かされました。
ゴール付近に応援に来ていた方々は
選手たちがゴールに近づくにつれ増えていき、
コースの左右に2重、3重の大きな人だかりができていました。
選手がゴールに飛び込んでくる直前には
簡単には身動きがとれないような状態になり、
選手がコースに現れるたびに大きな歓声があがっていました。
素晴らしいレースと、観客の熱気を感じ、
再びこの場所に戻ってきたいと、強く思わされる出雲駅伝でした。
※写真はゴール後、出雲ドーム内で行われた表彰式、
区間賞選手の表彰の様子です。