9月29日放送 箱根駅伝への道
2015.09.30
学生三大駅伝の開幕戦、出雲駅伝まであと13日となりました。
三大駅伝のクライマックス、箱根駅伝にむけて奮闘するチームを応援、
紹介する番組「箱根駅伝への道」。
今シーズンは今日からスタートです。
こんばんは、ナビゲーターの松島茂です。
きょうから4日間、この「箱根駅伝の道」は、
豪華な監督対談をお届けします。
早速、主役のふたりをご紹介しましょう。
前回の箱根駅伝、驚異的な新記録をマークして優勝。
フレッシュグリーン旋風を巻き起こした青山学院大学 原晋監督です。
こんばんは。
原監督:
こんばんは、よろしくお願いします。
松島アナ:
そして、原監督と対談していただくのは、
2004年から今年3月まで早稲田大学競走部を率い、
2010年シーズン、史上3校目の学生駅伝三冠を達成。
現在、住友電工陸上競技部の渡辺康幸監督です。
こんばんは。
渡辺監督:
こんばんは、よろしくお願いします。
松島アナ:
おふたりが会うのは?
ふたり:
けっこう、ひさしぶりですね。
渡辺監督:
ただ、大学のころは、よく会っていました、と言うか、
一緒に練習していました。菅平で。
原監督:
はいはい。
松島アナ:
そのとき、いろんな話をされましたか?
渡辺監督:
しましたね。
ただ、当時、陸上界のメタボツートップと言われた我々も
原監督が、痩せられまして。
もうタレントなんで(笑)
松島アナ:
原監督は、やはり箱根駅伝優勝して、
ご自身が映るというのも、かなり意識されています?
原監督:
少しこ洒落てきましたね(笑)
松島アナ:
そもそも、ふたりの最初の出会いっていうのは?
原監督:
12年前の菅平の合宿ですね。
渡辺監督:
そうですね。
青山学院さんが、まだ箱根駅伝に出るか、出ないの頃、
早稲田が強くなりかけた頃、一緒に練習していました。
松島アナ:
その時は、原監督からすると、
早稲田大学の渡辺康幸監督というのは?
原監督:
そうですね。その頃、青山学院大学というのは、
強化を始めたばかりで、
私も指導者としては、1年目。
一方、渡辺監督と言えば、箱根のスター選手。
憧れの的でしたね。
そして、チームとしても弱小軍団だったんですね。
その弱小軍団に、よく練習に付き合っていただいたな、と、
今でも、感謝しているんですよ。
渡辺監督:
ありがとうございます(笑)
原さんは、非常に勉強熱心でして、
この練習は何のためにやるの?とか、
この練習の意味だとか、
本当によく聞いてきましたね。
ただ、ひとつのやり方だけでなくて、
良いものも取り入れながら、
持論もしっかり持っていて、ブレない。
松島アナ
渡辺監督は、青山学院が強くなってくるこの過程を
どう見てきましたか?
渡辺監督:
基本的に強い大学は、良い選手を取ってきてます。
それプラス、指導、教育、育成とか、
チームマネージメントがあって、
10時間50分とかいうタイムが出るんですよ。
そして、強くなれば批判もでますよ。
そしたら、原さんは、ジャイアンツの原監督に、
「強くなれば批判は当たり前だ。それを楽しまなきゃ」って言われて、
それを楽しんでいるじゃないですか(笑)
原監督:
宮崎で、原原対談させてもらって、
アドバイスもらいました(笑)。
原辰徳監督から、
「引退するまで見られるんだから、楽しまないと」
というアドバイスをもらいましたね。
松島アナ:
原辰徳監督のことばだと重いですね。
原監督:
重いですし、オーラがありましたね。
自信とオーラがありました。
松島アナ:
監督として、お互いの指導方法って気になりますか?
原監督:
そうですね。
でも、それぞれ持論がありますんで、
最近では、参考程度と言いますか、このようなやり方もあるんだな、
という程度になりましたが、
最初のころは、かなり踏み込んで、お聞きしたこともありました。
非常に勉強になりましたね。
松島アナ:
分かりました。
きょうから4日間、おふたりに時間の許す限り、
語り合っていただきたいと思っていますが、
原・渡辺監督対談、明日からはひとつのテーマについて
深く掘り下げて、語り合っていただきたいと思っています。
箱根駅伝への道でした。