往路終了後、監督コメント
2015.01.02
レース後インタビュー
往路1位 青山学院大学 原晋監督
Q:本当におめでとうございます。
A:ありがとうございます。
Q:1区から5区まで簡単に振り返っていただけますか?
A:まず、1区の久保田が2区以降の選手に
元気と勇気を与える走りをしてくれました。
想定内の走りだったと思います。2区の一色は本当に抑えた走り、
我慢した走りだったと思います。ラスト3キロ頑張ってくれました。
Q:一色選手の2区起用の真意を教えてください。
A:やはり将来彼はマラソンで大成してほしい、
先輩の出岐も2年生の時から2区を走って活躍しましたけれど、
その後を追って欲しいというのと、
力は十分チーム内でありますので、
2区で大丈夫だと思い送り出しました。
Q:続いて3区ですね?
A:3区の渡邉利典のここが1番キーだったのですけど、
無難に乗り切ってくれました。
Q:起用の理由はどこにあったのですか?
A:実は昨年の3月の日本学生ハーフマラソンで快走をしているんですね。
15キロの青学記録保持者なので、3区の距離適性、
コース適正に十分対応できますし、
12月に入って調子も上がってきたので、
彼なら前後の差を守ってくれると思い起用しました。
Q:4区はルーキーでしたね。
A:ビックリしましたね(笑)。
前日の12時半に起用を決めたのですけど。
3年の山村、1年の中村、田村と3分の1でしたけど、
彼の潜在能力に賭けました。
Q:5区は監督の予言通りになりましたね!!
A:まさかですね、(1時間)17分半~18分ぐらいはあると思ったのですが、
まさか15分台も見える16分15秒ですか、もう素晴らしいですね。
Q:素晴らしい選手をみなさん育てましたね!!
A:明るく元気に爽やかにをモットーにやっています。
キーワードは自立なので、みんなが自立してやっております。
Q:2位の明治に4分59秒差をつける往路優勝です。
復路の優勝、総合優勝見えてきたのではないですか?
A:6区ですね。6区がいわゆるアクシデント。
雪が残っていますので、雪のトラブルがない限り、
明日またアップ中に路面凍結して故障がないように、
安全に気を付けて、スタートを切らしたいと思います。
Q:ハラハラドキドキだと思いますが、
5区間ワクワク大作戦成功じゃないですか?
A:ワクワク大作戦、メーター振り切れましたね(笑)。
Q:おめでとうございました。
A:ありがとうございました。
往路2位 明治大学 西弘美監督
Q:往路を振り返って、どのような感想でしょうか?
A:1区からハイペースになるのを想定していましたけど、
その通りにしっかり横手が対応していって、
5名が5名ともしっかりした走りができたというところですね。
Q:5区の文元選手はいかがでしたか?
A:彼は万全な体調ではなかったんですが、
そんな中でよく走ったと思います。
Q:往路は主力の選手が
それぞれ力を発揮したと考えてよろしいですか?
A:(今日の)往路の記録も明大記録ですので、
一人一人がしっかり走ってくれたというところですね。
Q:復路に向けて考えるところは、どのあたりですか?
A:トップの青学と5分ありますので、
5人でしっかり追いかけていきたいと思います。
Q:メンバー変更など、そのあたりはいかがでしょうか?
A:2区間変更して、臨みたいと思います。
Q:ポイントになる選手、区間というはどのあたりですか?
A:やはり6区ですね。
6・7・8区の3区間が大きなポイントになると思います。
Q:66年ぶりの優勝というのも懸かっていますが、
そのあたりはいかがでしょうか?
A:最後まで諦めずに、しっかり走っていきたいと思います。
往路3位 東洋大学 酒井俊幸監督
Q.往路3位の結果どうとらえますか?
A.往路3位ではありますが、想定よりもタイムが悪かったですね。
また、往路優勝した青山学院は非常に素晴らしい走りでした。
その差6分48秒というのを重く感じております。
A.2区の勇馬君非常に素晴らしい走りだったと思うのですが?
Q.やはり駒澤大学と往路優勝を考えたとき、
1区、2区を終えた段階でいい主導権を掴みたい。
特に、2区を終えた中でトップに立ちたいというのがありまして、
予定通りだったのですが、ほぼ駒澤大学さんと1秒差しかなかったこと。
あとやはり明治大学と青山学院との差をそこまで開けなかったことが
3区、4区に大きく影響でたと思います。
その3区、4区が優勝した青山学院さんは
非常に素晴らしい走りをしたと思いますし、
それが5区の神野君の区間新記録を導いていったと思います。
A.明日の復路に向けて選手たちにどんなことを?
Q.やはりこの往路記録については残念だが、
明日はどんなことが起こるのか最後まであきらめずに、
復路優勝と一つ一つやっていけば総合優勝も狙っていけると思います。
往路4位 駒沢大学 大八木弘明監督
Q:5区間を振り返ってみていかがでしたでしょうか?
A:最後の5区はあのような状況になったので、
復路は1チーム1チーム上に上がっていければいいなと思います。
Q:やっぱり寒すぎたという事ですかね?
A:うん、そうですね。最初は暖かくて汗かいて、
寒さが来てからだが動かなった。
そのあと脱水症状になって低体温になってという状況に
耐えきれなかったという事ですよね。
Q:ただ1区から4区まではとても良い流れだったのではないでしょうか?
A:そうですね。まぁまぁいい感じでは来たんですけど...
Q:その分明日への熱い思いをお願い致します。
A:明日は1つでも2つでも順位を上げて終わりたいなと思います。
往路6位 早稲田大学 渡辺康幸監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:3区までは予想通りというか頑張ってついて行ったのですが、
4区からプランが崩れまして流れが悪くなった感じです。
Q:具体的にはどの部分の4区のプランが変わったのですか?
A:4区の平君が故障上がりで、調子が上がったので使ったのですが、
レースの経験が夏以降なかったので、
レース感の部分でのマイナスですかね。
Q:キャプテンの山登りはいかがですか?
A:山本君に賭けていたのですが、
本人も力を出し切りなかったと言っていましたし、
タイムも(1時間)21分台なのでそれは受け止めて、
前は強かったですね。素直に受け入れています。
Q:監督にとって最後の箱根駅伝、
とりあえず区切りとなりますけど?
A:まだ終わっていないので、明日あと5区間ありますし、
まだ区間賞も1つも取っていないので、
せめてあと2つぐらい区間賞をとって、
一矢報いたいと思っています。
Q:取れそうな区間はどことどこですか?
A:6区と7~10区のどこかですかね(笑)
Q:まずは6区に期待をかけたいですね
A:はい。
往路7位 東海大学 両角速監督
Q:往路の結果をどのように評価されますか?
A:ほぼ想定していたタイムと変わらなかったので、
学生がいい走りをしてくれたと思います。
Q:その中でもどの選手の走りが良かったと思いますか?
A:全体的に大きく崩れる選手がいなかったので、
調子が良くなかった子もいたと思うんですけども、
上手く抑えてくれた。
何といっても2区・川端がしっかりと仕事をしてくれたという
印象を持っています。
Q:目標は5位という事なんですけれども、
5位・中央学院大学とのタイム差等を考えて
どのような対策をとっていきましょうか?
A:見えてる位置なので、
早めに追いついてそして粘りこんでいきたいなと思います。
Q:明日に向け、選手にはどのような事を言いたいですか?
A:強気に攻めていけ!と守りに入るな!という事を言いたいですね。
Q:復路はどのような区間がポイントになるとお考えですか?
A:やっぱり6区辺りは、見えている位置という感じなので、
その辺で離されていかないという事が大事なんだと思います。
往路10位 中央大学 浦田春生監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:ほぼ予定通りなんですけど、
もうちょっと順位を上で最終的にはゴールしたかったなという感じですね。
Q:そのあたりちょっと上手くいかなかったのは、
どんなところですか?
A:3区の選手(藤井寛之)が少し足を痛めて、
ちょっと後半うまく走れなかったですね。
Q:エースの2区新庄選手はいかがでしたか?
A:十分に2年前の2区の借りはしっかり返してくれたと思います。
非常に粘りの走りをやってくれたと思います。
Q:5区の山登りはいかがでしたでしょうか?
A:ほぼ予定通りのタイムで行けましたので、
最後に大東文化さんと競り負けたかたちになったんですけど、
復路に繋がる往路の走りはできたと思います。
Q:明日は区間エントリー変更も含めて、
どのあたりを考えていきますか?
A:目標としている6位に届くように、
残りの選手でメンバー変更も含めてやっていきたいす。
Q:ポイントとなる区間はどのあたりでしょうか?
A:復路の前半で流れに乗りたいので、
ちょっとでも順位的に少し上げた形で後半に繋げたいと思っています。
Q:まずは最低限シードを取って、
中大の復活を願うファンの皆さんも多いと思いますが?
A:(シード権のみではなく)6位も目指していきます。
往路11位 拓殖大学 岡田正裕監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:私がアドバイスしたことを完全に守ってくれたので、
まさしく予定していたタイムを走ってくれたので、
明日もそれでいけばシード権も見えてくるかなと思っていますけど。
Q:そのあたりで、往路で評価できる選手はいらっしゃいますか?
A:5区の尾上慎太郎のも去年の自分のタイムを切って上ってくれたし、
1区佐護啓輔は、ちゃんとキャプテンの働きをしてくれたので、
ある程度波に乗れたかなと思いますね。
Q:明日の復路は、どのあたりを考えて挑みますか?
A:シード圏内というのは選手たちが取りたいという
強い想いを持って臨む2日目ですので、
だいたい平均して(力のある選手を)揃えていますので、
よそのチームをどうこう言う余裕はありませんけど、
うちはしっかりと走ってくれれば、シード圏内に行けると思います。
Q:その中でポイントになりそうな区間はありますか?
A:やはりアンカー勝負というのは、
一つのポイントであると思いますね。
シード圏内のために、それなりの選手を配置していますので、
最後の最後まで楽しむことができるかなと思います。
Q:今日はまずまずの手応えということでよろしいでしょうか?
A:今日は5人とも褒めてやりたいです。
往路12位 日本大学 小川聡監督
Q:往路の12位という結果どのような評価をなさいますか?
A:いやちょっと...1桁でいきたかったですね。
全部ごちゃごちゃです。区間20番も出ちゃってるから...
Q:明日、復路一斉スタートということになりますが、
選手たちにはどのようなことを伝えますか?
A:いずれにせよ、シード権をとれる位置なので
最後まで諦めないでやることをさっき言ったんですけども。
Q:復路で一番期待している選手は誰ですか?
A:4年生ですね。大門・村越。明日で陸上が終わりなんですよ。
やらないですよ、だからラストランしっかりと走って欲しい。
往路14位 山梨学院大学 上田誠仁監督
Q:5区間を振り返って頂けますでしょうか?
A:年末の大みそかに、エノックが「
アキレスがおかしい」ということで、
非常に胃の痛い年末を迎えて1日の日に
「外していくぞ」と全体に言って、
復路に回すはずだった昨年の経験者・田代を
まさかのそこで使ってしまい、
駅伝とはいい難い2重苦・3重苦な状況になってしまった。
それでも、井上からシード権まで
2分ぐらいのところまでは行ったんですから。
最後は力尽きて3分ぐらいまで戻してしまいましたけど、
一時は5分半ぐらいあったもんですから。
何とか明日はこの3分の差を5区間でひっくり返して、
シード権内に突入するように頑張りたいと思います。
Q:笑顔でプルシアンブルーの襷を大手町に届けたいですね。
A:そうですね。それを1年間必死になってやってきたので、
こんな状況にへこたれずに頑張りたいと思います。
往路15位 神奈川大学 大後栄治監督
Q:自ら5区間を振り返って頂けるでしょうか?
A:上手く流れに乗れたんですけども、
やっぱちょっと1年生の3区は負担が大きかったかなという感じですかね。
本来の走りが出来なかった。
Q:3区だけが狂った部分ですか?
A:いやいや。あとちょっと山がね...後半フラフラになったもんですから。
強いて言えば5区だけですかね。
うん。まぁ3、4区は良しとしなきゃいけないと思います。
Q:チーム再建5か年計画の5年目に差し掛かっているところで
そのシード権も見えるような部分も所々でありましたよね?
A:そうですね。その前半の流れに乗るのは、
久しぶりにできたところなんですけども、
やっぱり上がってナンボなので、まだまだなんだと思います。
Q:残り復路5区間へのキーポイントとなるとどこになるのでしょうか?
A:やっぱりそつなく走ることだと思いますね。
それしかないので。それが出来て初めて少しチャンスが出てくるかなと。
うちが崩れればそこでお終いなので、
そのような気持ちでいきたいと思います。
Q:今年の箱根山地は寒すぎますね。
A:そうですね。気象条件とかね、
そのようなものとの戦いでもあるので、
しっかりと気を引き締めていきたいと思います。
往路16位 帝京大学 中野孝行監督
Q:本日の往路を振り返っていかがですか?
A:ものすごい出入りの激しいレースでした。
大変疲れたレースでした。
Q:監督のお気持ちが疲れたのですか?
A:はい、明日から振り出しに戻す形で、
またリセットして1つ1つ上を狙っていきます。
Q:財布の中にいっぱい貯めたお金はあったはずですが、
往路はどれくらい使えましたか?
A:まだ貯めたりなかったのが現状ですかね。
いっぱい貯めなければならないものがあったと感じております。
Q:具体的にはどの部分ですか?
A:全てですけど、細かく言ったらキリがなくなってしまいます。
やはり全体的なパワーアップが必要になってくると思います。