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学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2013年10月 4日

10月2日放送 青山学院 久保田和真選手インタビュー

松島アナ :青山学院大学のエース、2年生の久保田和真選手の
        インタビューをお届けします。
        熊本の九州学院時代は、世代ナンバー1の選手として、
        鳴物入りで青山学院に入学。
        学生駅伝デビュー戦となった前回の出雲駅伝では、
        3区を任され、チームをトップに押し上げ、
        青山学院初優勝に貢献しました。
        箱根駅伝でも、3区を走り、チームの順位を4つ上げましたが、
        まずは、その箱根駅伝の走りをふり返ってもらいました。

久保田選手:やっぱり後半が、体がバラバラになるというか、
        全然、力のある走りができませんでした。
        距離の踏みっていうのが甘かったなというふうには
        感じました。

松島アナ :ただ、2年生になって前回の箱根駅伝の時とは
        自分の持久力っていうのは違いますよね?
        久保田選手:そうですね。少しは変わっているとは思うんですけど、
        ハーフや20km以上の距離っていうのを
        まだ試合でやっていないので、
        少しまだ不安は残っていますね。

松島アナ :今年の夏、実業団の選手と一緒にアメリカで行った
        合宿での様子や、そこで得たものは?

久保田選手:練習的にはそんなに突っ込んだわけではないんですが、
        高地トレーニングで上がったことのない
        2000m以上とかに上がらせていただいて、
        そこでいい経験ができたかなと思います。

松島アナ :実際その高地トレーニングを経験してみて何を得ました?

久保田選手:あの高地の中でどれだけ追い込むのかっていうのが
        求められていたんですが、
        僕はあまり全力になると追い込めなかったりしてたので、
        やっぱり実業団の選手ってすごいなって感じました。

松島アナ :普段の会話とかでも色々なものを吸収できましたか?

久保田選手:そうですね。生活面や考え方なども、
        それぞれの選手がいろいろ考えてらっしゃったので
        すごく勉強になりました。

松島アナ :合宿が終わって、合宿前なかったもので、
        今、自分の中にあるものって何かありますか?
        久保田選手:練習に対する気持ちというか、
        試合一本に対する気持ちが全然違ってらっしゃったので、
        そういうところは違うかなって思います。

松島アナ :すごく実のあるものだったと言えますかね?

久保田選手:はい。これを生かしていきたいと思います。

松島アナ :負けたくない選手、ライバルは誰ですか?

久保田選手:選手には誰にも負けたくはないんですけど、
        やっぱり2年生の東洋大学の服部勇馬や、
        明治大学の横手健、
        最近調子がいい日体大の山中には、
        負けたくはないですね。
        高校時代からずっと戦ってきて、
        勝つことができていた選手たちなので、
        大学にきて負けるっていうのも癪なので、
        負けたくないです。

松島アナ :久保田先輩から見て、1年生の一色選手は
        どういう選手ですか?

久保田選手:すごく強くて故障も全然しないので、
        僕とタイプが違うような選手なので、
        先輩としては期待もできますし、
        追い抜かれるのがすごく怖い選手でもあります。

松島アナ :後輩ですけど、もしかしたらライバルになってくるかも
        しれませんかね?

久保田選手:負けないようにしっかりやりたいと思います。

松島アナ :今年の駅伝シーズンの目標を教えてください。

久保田選手:3つ今年全部走ることになると思うので、
        主要区間でまとめていけたらいいなと思っています。


松島アナ :具体的な順位とか数字の目標はありますか?

久保田選手:出るからには区間賞と、チームとしては優勝を
        目指してやっていきたいと思っています。

松島アナ :開催が決まった2020年の東京オリンピックについて
        どう思いますか?

久保田選手:やっぱり、東京でオリンピックやるって決まってからは
        オリンピックに出たいっていう気持ちが
        さらに強くなったと思います。

松島アナ :何の種目で出たいですか?

久保田選手:7年後になるので、
        やっぱりマラソンをやっていたいなと
        思っています。

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