10月2日放送 青山学院 久保田和真選手インタビュー
松島アナ :青山学院大学のエース、2年生の久保田和真選手の
インタビューをお届けします。
熊本の九州学院時代は、世代ナンバー1の選手として、
鳴物入りで青山学院に入学。
学生駅伝デビュー戦となった前回の出雲駅伝では、
3区を任され、チームをトップに押し上げ、
青山学院初優勝に貢献しました。
箱根駅伝でも、3区を走り、チームの順位を4つ上げましたが、
まずは、その箱根駅伝の走りをふり返ってもらいました。
久保田選手:やっぱり後半が、体がバラバラになるというか、
全然、力のある走りができませんでした。
距離の踏みっていうのが甘かったなというふうには
感じました。
松島アナ :ただ、2年生になって前回の箱根駅伝の時とは
自分の持久力っていうのは違いますよね?
久保田選手:そうですね。少しは変わっているとは思うんですけど、
ハーフや20km以上の距離っていうのを
まだ試合でやっていないので、
少しまだ不安は残っていますね。
松島アナ :今年の夏、実業団の選手と一緒にアメリカで行った
合宿での様子や、そこで得たものは?
久保田選手:練習的にはそんなに突っ込んだわけではないんですが、
高地トレーニングで上がったことのない
2000m以上とかに上がらせていただいて、
そこでいい経験ができたかなと思います。
松島アナ :実際その高地トレーニングを経験してみて何を得ました?
久保田選手:あの高地の中でどれだけ追い込むのかっていうのが
求められていたんですが、
僕はあまり全力になると追い込めなかったりしてたので、
やっぱり実業団の選手ってすごいなって感じました。
松島アナ :普段の会話とかでも色々なものを吸収できましたか?
久保田選手:そうですね。生活面や考え方なども、
それぞれの選手がいろいろ考えてらっしゃったので
すごく勉強になりました。
松島アナ :合宿が終わって、合宿前なかったもので、
今、自分の中にあるものって何かありますか?
久保田選手:練習に対する気持ちというか、
試合一本に対する気持ちが全然違ってらっしゃったので、
そういうところは違うかなって思います。
松島アナ :すごく実のあるものだったと言えますかね?
久保田選手:はい。これを生かしていきたいと思います。
松島アナ :負けたくない選手、ライバルは誰ですか?
久保田選手:選手には誰にも負けたくはないんですけど、
やっぱり2年生の東洋大学の服部勇馬や、
明治大学の横手健、
最近調子がいい日体大の山中には、
負けたくはないですね。
高校時代からずっと戦ってきて、
勝つことができていた選手たちなので、
大学にきて負けるっていうのも癪なので、
負けたくないです。
松島アナ :久保田先輩から見て、1年生の一色選手は
どういう選手ですか?
久保田選手:すごく強くて故障も全然しないので、
僕とタイプが違うような選手なので、
先輩としては期待もできますし、
追い抜かれるのがすごく怖い選手でもあります。
松島アナ :後輩ですけど、もしかしたらライバルになってくるかも
しれませんかね?
久保田選手:負けないようにしっかりやりたいと思います。
松島アナ :今年の駅伝シーズンの目標を教えてください。
久保田選手:3つ今年全部走ることになると思うので、
主要区間でまとめていけたらいいなと思っています。
松島アナ :具体的な順位とか数字の目標はありますか?
久保田選手:出るからには区間賞と、チームとしては優勝を
目指してやっていきたいと思っています。
松島アナ :開催が決まった2020年の東京オリンピックについて
どう思いますか?
久保田選手:やっぱり、東京でオリンピックやるって決まってからは
オリンピックに出たいっていう気持ちが
さらに強くなったと思います。
松島アナ :何の種目で出たいですか?
久保田選手:7年後になるので、
やっぱりマラソンをやっていたいなと
思っています。
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