毎週火曜~金曜
「文化放送スポーツスクエア SET UP!」内
18:15~18:25放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2010年11月 4日
全日本大学駅伝に向けて 城西大学 櫛部静二監督コメント
11月4日(木) 晴れ 15℃
抜ける様な青空、
天高い秋の空、
そんな中を10分ほど歩くと目指す城西大学、
校門をくぐると中は学園祭の真っ最中!
校内を突っ切って陸上トラックに到着すると、
そこには学園祭とは一線を画し、
全日本に向けて真剣な眼差しで調整を行う選手達の姿がありました。
大学の同級生でもある城西大学の櫛部静二監督に全日本への意気込みを聞いてきました。
櫛部静二監督:
『3大駅伝すべて出る事は、嬉しいのと忙しいのと両方ですね。
これをこなすには、部の中の競争で、15人くらい質の高い選手が必要です。
東洋や駒澤のように交代要員もそこそこ強くないとダメ。
あと、出場した大会が多かったので、あまり記録会に出ないでここまで来ています。
今回、全日本の目標ラインは、「シード権」の獲得。
1区、2区で流れを作れれば、いけると思いますが、
ここに起用された者が、役目を果たさないとレースにならないと思います。
箱根に向けては、全日本で名前が挙がっている以外の選手をどれだけ底上げ出来るか。
山で勝負ありのここ数年の箱根。ここの整備が大きなカギ。
11月はメニュー的にも、少し余裕持たせての強化・調整を進めていきたいと思っています。』
取材をスタートした時には陽射しと暖かさにあふれていましたが、
帰り道は陽も傾き、ぐっと冷え込んでいました。
思えばトラック脇の木々の紅葉も進んでいました。
美しい赤に黄色。
思えば城西は美しい紅葉カラーのユニフォームとたすきですね。
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
2010年11月 4日
全日本大学駅伝に向けて 駒澤大学 大八木弘明監督コメント
11月1日(月) 晴れ 18℃
晴れ間が覗き、気温も上がった午後、駒澤大学に行き、
大八木弘明監督に全日本への意気込みを伺ってきました。
大八木弘明監督:
『今年は若いチームですからね。
是が非でもトップを狙うというより3番狙いです。
確実に3位にははいりたいですね。
大エースの宇賀地(今回の中継ゲスト)や
高林といった強い選手がごっそり卒業しましたからね。
あれだけの4年生がぬけたからそりゃあ大変なんですよ。
今は、選手育成の時期。来年勝負かけるために確実に育成に力を注がなくてはなりません。
だからといって成績がよくなくていいというわけではないんです。
負けてもいいというわけではない。逆に最低3位以内にはいれないと、育成にならないんです。
やってきた練習が正しかった、結果が出た。そこではじめて選手は伸びてくるんでね。
今年のチームは飛びぬけて強い選手はいません。
これまでの駒沢はメンバーを見れば、だいたい区間配置が予想できたでしょ。
でも今年は誰がどこを走るのかわからないでしょ。
とりあえず課題は1区。
ビシッと走れる選手がでてこないと・・・
前半で流れをつかまないと・・・
前半から先頭にくらいついて粘って粘って3位以内というレースがしたい。
強いのは早稲田と東洋、その下に日体大、明治と駒沢かな。
ウチは強いところを後から追いかけて、あわや・・・というシーンはつくりたいですね。』
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
さて、監督室には数々のトロフィーとならんで、
ファンの方が送ってくれたという大八木監督のイラストマンガが飾られていました。
監督が、監督車から体を乗り出し屋根をたたきなから
大声で選手に指示を与えるおなじみの姿が・・・・
・ああいう時選手にどんなことを?
大八木弘明監督:
『いや、選手が、ダメかなあ。なんて弱気になったときに、
気合をいれるといいますかね。』
・何をいっているのかですか?
そうですねえ。
「こらああああ、お前、あとでどうなるかわかってるのかあああああああ!!!」
というようなね。短いことばですよ。』
駒澤の強さが判った瞬間でした(笑)