毎週火曜~金曜
「文化放送スポーツスクエア SET UP!」内
18:15~18:25放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2010年11月 6日
全日本大学駅伝直前、各校監督取材メモ
早稲田大学 渡辺康幸監督
・4区佐々木で抜け出せるかがポイント。
・選手について
現時点でのベストメンバー。
大迫:2区でほかの競合と戦ってほしい。
八木:一昨年3区で好成績を収めたイメージを重視して3区で起用した。
平賀:8区で村沢・ベンジャミンとも対抗できる。
日本体育大学 別府健至監督
・レースプランについて
3区終了時で45秒以内につけ、4区の野口に良い形でつなぎたい。
・選手について
優勝を狙うオーダー。
1区の筱嵜:集団の中で積極性を見せてほしい。
8区の服部:出雲で力は把握した。自分の力を知っていて大崩れしない選手。
駒沢大学 大八木弘明監督
・優勝タイム5時間18分を目指す。
・レースプランについて
1区:日本人トップから30秒以内
2区:柏原と30秒以内
3区:競っている中スピードで勝負。
4区:早大・東洋大と競る展開にする。
後半に控える上級生がうまく まとめてくれれば良い。
7区でタイムを稼いでアンカーが勝負。
東洋大学 酒井俊幸監督
・未経験者4人の走りがポイント。
・レースプランについて
4区までに前につけて5区から7区で抜け出したい。コツコツと差を広げたい。
・選手について
2区の柏原:自信を持って起用した。タイムを稼いでほしい。
3区の本田:状態がよく3日前に起用を決めた。今年で引退なのでしっかり走ってほしい。
山梨学院大学 上田誠仁監督
・選手について
2区のコスマス:モグスのような破壊力はないが確実に力をつけている。
8区の高瀬:スピードの感覚が近かったからか、コスマスと走るようになって一気に伸びた。
中央大学 浦田春生監督
・出雲を振り返って
3区で失敗した。もっと良い結果が欲しかった。
・最低6位以内でシード権を確保するのが目標。
・初出場組の走りがポイント。
・選手について
1区の大石がキーマン。流れを作るような走りを期待する。
明治大学 西弘美監督
・勝つために、日大・ベンジャミンとは2分、早大・平賀とは1分のタイム差が欲しい。
・選手について
鎧坂:柏原の2区で走りたいと志願した。
北:今回楽しみな選手。短い距離は走れるので、今後を考えて3区で起用した。
城西大学 櫛部静二監督
・田中・中原のエースクラス2人がいないが、出雲のときよりも雰囲気が良くなっている。
・選手について
出雲で唯一期待に応えてくれたので、6区の吉元には今回も期待している。
日本大学 小山裕三監督
・とにかくシード権の確保が目標。(冗談めかして)しかしこれを目指すと落ちてしまうので5位狙いの6位で。
・選手について
1区の田村:へこたれず、誰にでも好かれる。
4区の和田:マネージャーを兼業している。箱根の敗戦後 自ら買って出てくれた。
8区のベンジャミン:シード権確保のために8区にした。
東海大学 新居利広監督
・上位・シード権が目標。
・選手について
1区の早川:粘り強さが武器。
8区の村澤:試合への調整力は絶大。
国士舘大学 五十嵐克三監督
・箱根予選落ちは非常にショック。全日本予選通過で気持ちの面で甘さが出た。全日本が新たなスタート。
・レースプランについて
1・2区でくらいつくレースをしたい。
・選手について
1区の藤本は、箱根予選に出られなかった悔しさをぶつけて欲しい。
帝京大学 中野孝行監督
・手ごたえあり。今年は練習の消化率が100パーセントに近くなった。最後まで粘る選手を育ててきた。
・ゲームプランについて
とにかく遅れていかないようにする。前半勝負。
・選手について
5区の土久岡は地を這うような走りをする。
第一工業大学 岩元慎一監督
・8位前後が目標。去年より上にはいきたい。
・選手について
4区の飛松がポイント。がむしゃらに走り、ちゃんとまとめてくれる。
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
2010年11月 4日
全日本大学駅伝に向けて 城西大学 櫛部静二監督コメント
11月4日(木) 晴れ 15℃
抜ける様な青空、
天高い秋の空、
そんな中を10分ほど歩くと目指す城西大学、
校門をくぐると中は学園祭の真っ最中!
校内を突っ切って陸上トラックに到着すると、
そこには学園祭とは一線を画し、
全日本に向けて真剣な眼差しで調整を行う選手達の姿がありました。
大学の同級生でもある城西大学の櫛部静二監督に全日本への意気込みを聞いてきました。
櫛部静二監督:
『3大駅伝すべて出る事は、嬉しいのと忙しいのと両方ですね。
これをこなすには、部の中の競争で、15人くらい質の高い選手が必要です。
東洋や駒澤のように交代要員もそこそこ強くないとダメ。
あと、出場した大会が多かったので、あまり記録会に出ないでここまで来ています。
今回、全日本の目標ラインは、「シード権」の獲得。
1区、2区で流れを作れれば、いけると思いますが、
ここに起用された者が、役目を果たさないとレースにならないと思います。
箱根に向けては、全日本で名前が挙がっている以外の選手をどれだけ底上げ出来るか。
山で勝負ありのここ数年の箱根。ここの整備が大きなカギ。
11月はメニュー的にも、少し余裕持たせての強化・調整を進めていきたいと思っています。』
取材をスタートした時には陽射しと暖かさにあふれていましたが、
帰り道は陽も傾き、ぐっと冷え込んでいました。
思えばトラック脇の木々の紅葉も進んでいました。
美しい赤に黄色。
思えば城西は美しい紅葉カラーのユニフォームとたすきですね。
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
2010年11月 4日
全日本大学駅伝に向けて 駒澤大学 大八木弘明監督コメント
11月1日(月) 晴れ 18℃
晴れ間が覗き、気温も上がった午後、駒澤大学に行き、
大八木弘明監督に全日本への意気込みを伺ってきました。
大八木弘明監督:
『今年は若いチームですからね。
是が非でもトップを狙うというより3番狙いです。
確実に3位にははいりたいですね。
大エースの宇賀地(今回の中継ゲスト)や
高林といった強い選手がごっそり卒業しましたからね。
あれだけの4年生がぬけたからそりゃあ大変なんですよ。
今は、選手育成の時期。来年勝負かけるために確実に育成に力を注がなくてはなりません。
だからといって成績がよくなくていいというわけではないんです。
負けてもいいというわけではない。逆に最低3位以内にはいれないと、育成にならないんです。
やってきた練習が正しかった、結果が出た。そこではじめて選手は伸びてくるんでね。
今年のチームは飛びぬけて強い選手はいません。
これまでの駒沢はメンバーを見れば、だいたい区間配置が予想できたでしょ。
でも今年は誰がどこを走るのかわからないでしょ。
とりあえず課題は1区。
ビシッと走れる選手がでてこないと・・・
前半で流れをつかまないと・・・
前半から先頭にくらいついて粘って粘って3位以内というレースがしたい。
強いのは早稲田と東洋、その下に日体大、明治と駒沢かな。
ウチは強いところを後から追いかけて、あわや・・・というシーンはつくりたいですね。』
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
さて、監督室には数々のトロフィーとならんで、
ファンの方が送ってくれたという大八木監督のイラストマンガが飾られていました。
監督が、監督車から体を乗り出し屋根をたたきなから
大声で選手に指示を与えるおなじみの姿が・・・・
・ああいう時選手にどんなことを?
大八木弘明監督:
『いや、選手が、ダメかなあ。なんて弱気になったときに、
気合をいれるといいますかね。』
・何をいっているのかですか?
そうですねえ。
「こらああああ、お前、あとでどうなるかわかってるのかあああああああ!!!」
というようなね。短いことばですよ。』
駒澤の強さが判った瞬間でした(笑)
2010年11月 1日
全日本大学駅伝に向けて 帝京大学 中野孝行監督コメント
11月1日(月) 晴れ 18℃
電車で新宿を出る頃には雨は上がり、
聖蹟桜ヶ丘駅を降りると雨上がりの暖かい日差しと空気に包まれ、
高台にある帝京大学へと向かい、
全日本大学駅伝には、2年ぶり、4回目の出場となる
帝京大学 中野孝行監督にお話を伺いました。
・箱根予選会(3位)の結果は?
中野孝行監督:
『確実に権利を獲るだけでなく、速いペースで攻めるレースを指示しました。
最後は、暑さや速い入りもあって、バテた選手もいましたが、
攻めての失敗、やっての失敗は修正可能だと思います。
それだけこれまでの練習や調整過程に良い感触を得ています。』
・今回のチームの特徴は?
中野孝行監督:
『彼らが高校3年生の時、箱根に出場していなかったにも拘らず
帝京に入って来てくれた今の4年生達は、
箱根本戦出場を勝ち取り、箱根シードも勝ち取り、
また逆に、主力が予選に出られずに、全日本出場を逃したりと、
様々な経験を自分達でして来た学年です。
職人タイプが多く、言葉少なくも皆自分を持っています。
粘ってコツコツここまで来た4年生中心のチームです。
・全日本のレースプランは?
中野孝行監督:
『1区、2区で遅れると挽回がきかない駅伝。
やはり前半勝負になると思います。
アンカーになるか、前の主要区間になるのかまだ未定ですが、
地を這う様に走る土久岡がポイントであり、楽しみです。
また、国士舘大学の先輩伊藤監督の率いる京産大、
母校の国士舘大学には負けたくないですね。
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
PS:
帰り道、1人の女学生さんにバス停までの道を尋ねると、
丁寧に教えて下さった上に!
分かりにくいだろうと後ろから追いかけて来てくれて、
更に丁寧に教えて下さいました!
心が温まりました。 感謝です。