日本大学 堀込隆コーチコメント
昨年は出雲、全日本を制し、三冠を目指した日本大学でしたが、箱根では15位と失速。
シード権を獲得することが出来ませんでした。
今年の出雲では主力を温存し、予選会に主力をつぎ込んだものの、
アドバンテージポイントを併用して7位で予選通過となった
日本大学 堀込隆コーチにお話を伺いました。
堀込隆コーチ:『予選会のムードはビデオやDVDで確認していた。
異様なムードだと思い、飲まれないようにしていたが・・・。
予選を通過して、ホッとしているのが正直なところですが、インカレポイントに頼る順位になったのは失敗。
インカレポイント使わずにトップ通過が目標だった。
とにかく今回の予選会は、選手も指導者も分からない事ばかり。
緊張より不安が大きかった。
チームの1位から3位まではともかく、中位から下位の選手が思ったより走れず、本選でどんな走りができるか。
予選会はこりごり、受験と一緒。
予選会を経験したくないので、来年の本選では5位以内でいきたい。
選手が力を出し切れたかは不十分、
メンタル含めタフにならないといけない。不足しているところを検証したい。
全日本は、今日のメンバーと違った選手になる。
選手にはこれから全日本のメンバーを伝える。
ベンジャミン、堂本、田村は軸として主要区間におく。
故障の選手がどこまでいけるか。
出雲は失礼な結果だったので、全日本はしっかり組み立てたい。
Qベンジャミンについて
10キロで抜け出したが後半遅れた。
個人レースではないが、トップで行くのを期待していた。
本人も狙っていたが落胆していた。価値ある2番になるかはこれから次第。
Q堂本について
堂本は、お腹を痛めて苦しんだ時期があったが、上級生の意地。
走りきれたことを糧にしてほしい。本選では、去年おととしを上回る走りをしてほしい。
Q田村について
見えない緊張感があったと思うが、本番でいくのではないか。
彼の存在は大きい。日本人トップ目標にしていたが。
いい勉強になったのではないか。
本番で20キロは大学では初。
やはり1年なので見えない緊張があったと思う。
ただ存在感はあったし、戦力として大変大きなものがあった。