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学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2012年12月 7日

法政大学 西池和人選手インタビュー

12月5放送 

 

松島アナ:入学前から痛めていた両太腿のために

満足に走れなかった1年半っってのは、

今振り返ってみていかがですか?

西池選手:もちろん、自分はレースに出ていないっていうのは、

本当にもどかしく思ったんですけど、

それ以上に、故障してこなかった自分が

少し前まで故障していて、

しっかりその中でできることっていうのを

やろうっていうふうに初めて思えたのが

良かったのではないかなと思っています。

またその中で色んないい経験をしましたし、

色んな方の話を聞いたりして、

自分自身また生まれ変わってというか、

もっと強くなって帰ってきたかなって思っています。

 

松島アナ:故障も治り夏合宿から本格的練習を再開し、

箱根予選会でチームトップの個人18位でゴールし、

法政大学の3年ぶりの箱根駅伝復活に貢献しました。

このレースを振り返って、自分の走りの出来は?

西池選手:昨年は29秒差で箱根駅伝に出れず、

そこで10番手になってしまったのが自分であったので、

やはり今年は箱根駅伝の予選会の借りを

しっかり箱根駅伝の予選会で返す

というような思いを持って挑みました。

 

松島アナ:自分の中で点数をつけると

何点ぐらいの出来だったですか?

西池選手:点数をつけるのは難しいんですけど、

まずは自分自身のしっかりとした自信を持てたレースだったので、

合格点とだけは言っておきたいなと思います。

 

松島アナ:特に自分の中で自信を得られたところっていうのは

どの辺りですか?

西池選手:やはり20キロという距離を

しっかり対応できて走れたっていうところが

一番だったと思います。

松島アナ:20キロに関しては

少しまだ自分のなかで不安というのは

あったんですか?走る前は。

西池選手:昨年失敗してしまって、

誤魔化しがきかない距離だとは

自分の中で分かっていたので、

その面しっかり練習を積めてきたので

安心感もあったんですけど、

やはり少し不安はあったので、

その辺を20キロのレース、

予選会でしっかり取り払えたのが

良かったかなと思っています。

 

松島アナ:箱根駅伝はどういう存在か。

西池選手:ずっと高校の時から、

世界で勝負するっていうような目標を

持ってやってきているんですけど、

そのなかでチームとして色んなことを乗り越えて、

また自分自身を成長させてくれるのが

箱根駅伝だと思っているので、

大学にきてチームとしてやる箱根駅伝っていうのは

欠かせない存在だなと思っています。

 

松島アナ:どの区間を走りたいっていう思いは今の時点でありますか?

西池選手:やはり今年はしっかり1区を走って、

法政大学のタスキっていうのを1秒でも

早く次の走者に1番で渡したいなと思っています。

 

松島アナ:1区っていうのは走りやすいんですか?

西池選手:走りやすいですね。

人がいるので力を使って走るっていうのもそうですけど、

自分自身の走りができれば

本当にいい結果につながってくると思うので、

それを楽しみにできる区間ではないかなって思っています。

 

松島アナ:ライバルとして意識する選手は?

西池選手:同じ学年だと大東文化大学の市田孝であったり、

中央大学の新庄翔太で、

1つ上の学年だと早稲田大学の大迫傑さんですね。

活躍しているのが自分の中で、

もちろん情報はたくさん入ってくるので、

それを刺激にしてずっとやってきたかなっていうふうに

感じています。

 

松島アナ:大迫先輩は、日本のトップでやってますけど、

どういう方ですか?

西池選手:本当に良い方ですし、

自分も高校時代からずっとお世話になっていて、

負けず嫌いっていう印象を1番に覚えました。

 

松島アナ:高校時代から活躍を続けてきて、

挫折を味わったことはありますか。

西池選手:覚えてないですね。

挫折というものを味わってはいるとは思うんですけど、

それを全部力に変えて今があるので、

特にこれといったものはあまり覚えてないです。

 

松島アナ:という事は大学に入る前にした故障も、

その後の苦しんだ時期も挫折とは捉えてないんですね?

西池選手:そうですね。それがあって今の自分があるわけですし、

高校時代怪我なく3年間やって来れて、

少し休憩って言ったら何ですけど、

そんな形になったのかなって捉えてます。

 

松島アナ:こうやってお話を聞いていくと、

西池選手ってすごいプラス思考というか前向きですよね?

西池選手:そうですね。それだけが取り柄かなと思うので。

自分の考えとして、競技をやっていくなかで、

マイナスになることっていうのは

考えたくないっていうのはあるので、

それだけは自分の取り柄にしていこうと思っています。

 

松島アナ:今後どういう選手になっていきたと考えていますか。

西池選手:日本の長距離がアフリカ勢という

強い壁に阻まれているっていう現状があるので、

それを打破していくような選手に、

それの第一人者になれれば良いかなというふうに感じています。

 

松島アナ:そこを打破するために必要なものって

何だと考えてますか?

西池選手:もちろん日々のトレーニングもそうですし、

これからの生活など色々あると思うんですけど、

とにかく勝ちたいという気持ちを持つことではないかなと

思っています。

 

松島アナ:最後に、西池選手にとって陸上とは聞かれたら何と答えます?

西池選手:自分の人生の全てだと、強く言いたいと思います。

 

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