帝京大学 蛯名聡勝選手インタビュー
11月23日放送
長谷川アナ:2年生の時、箱根を走ることができなかった理由は?
蛯名選手 :箱根の調整合宿中だったんですけど急に走れなくなって、
それで検査してみたら数値がかなり低くて、
それで貧血だという結果が出ました。
長谷川アナ:それから貧血との闘いというのが始まったわけですよね。
蛯名選手 :そうですね。食事もちょっと鉄分が多くはいっているものを
監督に勧められたり、あとはサプリメント等を取って自分なりに、
あとは病院の方からいただいた鉄剤を飲んだりして、
自分でも早く回復できるように気を付けていたんですけど、
箱根にはちょっと間に合いませんでした。
長谷川アナ:箱根駅伝はどこで見ていたんですか?
蛯名選手 :3区の選手のサポート係をやってました。
長谷川アナ:走りたかったなあというふうな思いは
あったんじゃないかと思いますけど、
どんな思いで3区のサポートをしていたんですか?
蛯名選手 :1区ちょっと出遅れてしまって、
それで2区の選手がけっこうキツイ思いして走ってたのを見て、
自分がもし貧血じゃなければ、その時のオーダーも
ちょっと変わってたんじゃないかなという思いがあったので
すごい悔しくて...。
ただ、今回はサポートをやるしかないっていう思いがあったので、
そこはサポートに集中しました。
長谷川アナ:箱根駅伝の沿道のあの雰囲気というのは、
改めて思い出してみるとどうですか?
蛯名選手 :1年の時、箱根駅伝経験しているのですけど、
応援がすごくて感動したので、
2年の時、走れなかった時はすごい悔しかったです。
長谷川アナ:その悔しい経験を経て、
個人で4位に入った10月の箱根駅伝予選会、
自分の走りをふり返ると?
蛯名選手 :スタート前、個人の順位とかタイムとかあまり気にせず、
しっかり自分の走りができれば、
結果もおのずとついてくるんじゃないかな
という気持ちでレースに臨みました。
去年の予選会よりタイムが40秒くらい良くて、
個人順位も去年よりも良くて、
チームに貢献できたんじゃないかなと思いました。
長谷川アナ:箱根駅伝という最高の舞台が待っているわけですけども、
どのような形で迎えられそうですか?
蛯名選手 :今、皆調子いいので、このまま調子いい状態で試合に臨めれば、
たぶんいい結果が出ると思うんですけど...。
やっぱり、予選会でもそうだったんですけが、
後半のペースの落ちがみんなあったので、
箱根駅伝は予選会より2キロ、3キロ長いので、
またその分走れるようなスタミナをもっとつけないと、
いくら調子よくても戦えないと思うので、
まだ期間はあるので、そこでもう一度、
自分も含めてみんなで鍛えていきたいなと思っています。
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