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学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2012年12月 2日

大東文化大学 奈良修監督

11月29日放送

 

松島アナ:3年ぶりの箱根駅伝本戦出場という事で、

少々時間が経ちましたけど、

あの予選通過が決まった瞬間っていうのは

どういう思いになりました?

奈良監督:内容がよかったので、本当に学生が良く頑張ったなと思いますし、

本音で言えばホッとして1週間ぐらい休みたいくらいで、

本当に良かったなと思っています。

 

松島アナ:2回箱根駅伝に出場することができませんでしたけども、

この期間っていうのは本当に辛かったですか?

奈良監督:辛かったのは本当に辛かったと思うんですけど、

僕よりも、2年間走らないで卒業した子等が僕としては、

指導者やっている中で、本当に申し訳ないなと思ってますし、

ただこの2年間によって学生もそうですけど、

監督としても良い勉強というか、

強くなったなと思っていますので、

辛かったですけど本当に良かった2年間だと思います。

 

松島アナ:その一番強くなった部分というのはどの辺りですか?

奈良監督:学生が競技に対する考え方もそうなんですけど、

純粋に競技に取り組むことも含めて、

色んな意味で我慢もしたと思いますし、

各大学もしてると思うんですけど、

色んなプレッシャーの中でも予選会で見事に走ったことが

非常に強くなったんじゃないかなと思います。

 

松島アナ:先ほど予選会の内容も良かったという話がありましたが、

10人の選手が全て二桁順位に入りましたよね?

奈良監督:自分たちの時代はチーム数も少なかったので、

監督としては6番以内で思っていましたし、

その中で100番以内もそうなんですけど、

ラップ見ても最後の5キロもしっかり走ってますので、

20キロのレースをしっかりしたっていうことが、

非常に良い結果が出たんだと思います。

(監督が現役の1990~93年は本戦出場15校:シード9校、

予選会通過校6校というシステムだった)

 

松島アナ:市田兄弟以外で、注目選手は?

奈良監督:3年生の片川選手、、

そして、2年生の市田兄弟の継ぐ力のある

池田あたりが非常に面白いんじゃないかと思います。

 

松島アナ:まず3年生の片川選手は、

どういった特徴を持った選手ですか?

奈良監督:それほどスピードがあるわけじゃないんですけど、

非常に真面目ですね。

明るいよく喋る子なんですけど、

競技に対する集中力がすごいありますので、

僕は将来期待している選手です。

 

松島アナ:2年生の池田選手はどういった選手でしょう?

奈良監督:夏から非常に色んな意味で成長している選手なので、

まだ予選会ともうひとつ、大きな大会しか走ってないですけど、

この箱根駅伝でしっかり走れれば3年生になったときも面白い。

長身で迫力がある選手なので非常に楽しみにしています。

 

松島アナ:今回の箱根駅伝の目標は。

奈良監督:来年、3大駅伝を絶対に学生に経験してもらいたいので、

最低でもシード権を獲って、

まず出雲の切符を獲って終えたいと思います。

 

松島アナ:そのシード権を獲るために大東文化の色を

一番濃く出せる区間はどこになりましょうか?

奈良監督:今まで先輩たちが築いた中でも優勝した中でも

山が重要なので、

山もしっかり考えて、山の大東復活って

言えるようにしていきたいと思います。

 

松島アナ:監督ご自身がその偉大な先輩の1人だと思うんですけども、

山の自信っていうのは今の段階でありますか?

奈良監督:予選会の前に準備をしたわけじゃないですけど、

ずっと考えたなかで走ってもらいたい選手の中で

やりたいっていう声が出てますので、

その選手がしっかりあと1か月やっていけば、

しっかり走ってくれると思います。

 

松島アナ:エース区間2区ですが、2区の選手って大体固まってますか?

それともまだこれからですか?

奈良監督:大体固まってます。

2区だけじゃなくて、10区間もう監督の中では正直決めてます。

ただ、この1か月の中で体調とかありますので、

そういうことがなければ、監督が思った10人で駒が並べれば、

しっかり獲れると思います。

 

松島アナ:かなり迷った区間、悩んだ区間ってありました?

奈良監督:ありません。

 

松島アナ:すんなりはまったわけですね?

奈良監督:そうですね。

ただ監督の理想ですから、これからどういうふうに学生たちが

それを崩さずやっていくのかなと思います。

 

松島アナ:今シーズンの大東文化大学のチームの特徴、

そしてこういう走りを大東文化として見せたいというのを

教えていただけますか?

奈良監督:稲田を中心に良いチーム、チームワークがいいので、

しっかりそれをあと1か月続けて、

山の大東復活になるように、

山で良い場面が見せられればいいなと思います。

 

箱根駅伝への道はPodcastでも配信中です!

2012年12月 2日

上武大学 倉田翔平選手インタビュー

11月28日放送

 

松島アナ:まずは全日本大学駅伝の1区ですけども、

なかなか良い走りをしたんじゃないですか?

倉田選手:そうですね。僕としても初めて合格点が出せるというか、

満足のいく結果でした。

 

松島アナ:走る前っていうのは、緊張感ってありました?

倉田選手:1区だったんで「流れを作らないと」と思って、

いつもよりも緊張しながらも、ちょっと楽しみではありました。

 

松島アナ:全日本でああやって1つ結果が出ると、

自分の中でも自信になりませんか?

倉田選手:全日本で結果が出たことでモチベーションも上がりましたし、

箱根もすごく緊張と楽しみが良い感じで半分半分って感じですね。

 

松島アナ:その箱根駅伝ですが、

自分の中で「この区間を走るだろうな」とか

今の時点でのイメージってありますか?

倉田選手:僕は1区か2区っていうのを

多分行くと思うんですけど、そこをイメージしていて、

1区だったらしっかり先頭と離されずに

あるいは区間賞を狙っていくような走りで、

2区は力のある人がたくさん来るので、

流れに乗っていけるような走りをイメージはしています。

 

松島アナ:どちらを走るか選んで良いと言われたら、

どっちを今走りたいですか?

倉田選手:若干ですけど2区の方が走りたいですかね。

 

松島アナ:それはどうしてですか?

倉田選手:2区の方が強い人が集まる区間なので

ちょっと試したいっていうのもありますし。

 

松島アナ:監督もよく上武大学4人の柱がいると言ってまして、

その中の1人に倉田選手も入っているわけですけど、

これに関してどう感じてます?

倉田選手:4つの柱なんですけど、

しっかり僕が力をつけていって、

もうワンランク上の大黒柱というか、

1本の強い柱があるって言われるような

選手になりたいと思っています。

 

松島アナ:同級生のライバル佐藤舜選手はどんな存在ですか。

倉田選手:1年から舜が結果を出していて、

本当に悔しいというか、

そういう気持ちで練習とかもやっていたんですけど、

そういうライバルがいてくれることによって、

僕の力も上がっていくと思いますし、

すごく有難いというか大きな存在です。

 

松島アナ:彼の素晴らしなと思う点はどの辺りですか?

倉田選手:僕にない試合でしっかり結果を出すというのが、

1年から、自分の力を出すというのが、彼はできていたので、

そこはすごいところかなと思います。

 

松島アナ:逆にここは負けてないぞというのはどの辺りですか?

倉田選手:スピードですね。

練習とかでもラストとかでは負けたこと無いと思いますし、

絶対負けないと思っています。

 

松島アナ:箱根に向けて、まずは個人の目標からお願いします。

倉田選手:しっかり任された区間を自分の力を出し切って、

区間、前半、5位以内、3位以内っていう、

しっかり責任を持って走りたいです。

 

松島アナ:チームの柱として、チームとしての目標をお願いします。

倉田選手:全日本ですごく力を出し切った中で7位という、

すごく悔しくて、でもああいう悔しい思いをしたくないので

箱根では目標としている5番以内、

悪くてもシード権を獲って、群馬に帰ってきたいですね。

 

箱根駅伝への道はPodcastでも配信中です!

2012年12月 2日

上武大学 佐藤舜選手インタビュー

11月28日放送

 

松島アナ:2区、区間12位に終わった全日本大学駅伝を振り返って、

どんなレースでしたか。

佐藤選手:僕が失敗しなければ、シード獲れたんじゃないかなと、

あの時はすごい思いましたね。

全日本で心もだいぶ落ち込んだので、

そこから今はしっかり元通りにして

リベンジっていう気持ちが本当に今は強いので、

練習でも結構気持ちが入ってるかなと思いますね。

 

松島アナ:その全日本大学駅伝の結果を受けて、

箱根駅伝では、どのような走りをしたいと思っていますか。

佐藤選手:全日本の2区で失敗してしまって、

やっぱりリベンジしたいっていう気持ちもありますし、

その失敗してしまった気持ちを失くすためには、

どんな駅伝でも2区で成功しなければ消えないと思うので、

できれば2区でもう一回リベンジしたいですね。

 

松島アナ:箱根で2区を走るっていうのは

どういうことだっていうふうに思います?

佐藤選手:毎年僕たちは2区で失敗して、

シード権目指してるっていうんですけど、

10番にいるチームとも

レースっていうのをできていないっていう状態なので...。

やっぱり2区がしっかり走れれば、

僕たちの新たな道っていうのも拓いてくると思うので、

そういう上ではチームの運命を

一番背負っている区間なのかなとは思いますね。

 

松島アナ:同級生の倉田選手をどのような存在ですか。

佐藤選手:練習もできるし、試合でも安定して走れているので、

上武大学は誰かが道を切り拓けば

皆すぐその道を渡れると思うので、

そういう部分では道を切り拓いていく

人間なのかなとは思いますね。

 

松島アナ:逆にここは負けてないぞというところはあります?

佐藤選手:まだ20キロは勝っているので、

そういう距離ではまだ勝ってるかなとは思いますね。

 

松島アナ:ということは、長い距離に対する自信っていうのは、

だいぶ佐藤選手ありますね?

佐藤選手:短い距離だとやっぱり彼には勝てないので、

そうなったら長い距離で負けてしまうと

自分の持ち味っていうのもなくなってしまうので...。

やっぱり同学年なので負けたくはないので、

そこでは負けたくはないですね。

 

松島アナ:箱根駅伝に向けて個人の目標を改めてお願いします。

佐藤選手:初めての駅伝の失敗っていうのは以前経験したので、

次は何としても区間6番、5番、

とりあえず何としてもシード権内での順位っていうので

しっかり繋げられたらと思います。

 

松島アナ:チームとしての目標をお願いします

佐藤選手:今年は1月あたりから、

新チームは箱根で5位を目指すって言われてたので、

出来れば5位を獲って来年再来年につなげていけたらと思います。

 

松島アナ:佐藤選手にとって陸上とはなんですかと聞かれたら

何と答えます?

佐藤選手:今はいつも陸上のことを考えているので、

生きがいですかね。

 

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2012年12月 2日

上武大学 渡辺力将キャプテンインタビュー

11月27日放送

 

松島アナ:最終学年の渡辺キャプテンですが、

この4年間で最も印象に残っていることは何ですか。

渡辺主将:2年の最後の2月の合宿の時に、

本当に辞めようかなと思った時期もあったんです。

けど、そこで色々と監督に言われた時に、

もうやるしかないと思った時に、しっかりと3年生になって、

それがあって伸びたのかなっていうふうに、

それが1番印象的には多いですね。

 

松島アナ:辞めようと思った1番の理由っていうのは、

何だったんですか?

渡辺主将:試合も走れないですし、結果も出せなかったですし、

練習では、そこそこできてはいるんですけど、

大事な練習ではあんまり走れなかったっていうのが続いてて、

実際逃げようとしたのかなっていうふうに今は思ってて、

それが一番大きい理由ですかね。

 

松島アナ:その時、花田監督に言われた言葉っていうのは、

今でもしっかり覚えてますか?

渡辺主将:あんまり監督は怒るっていうことをされないんですけど、

その時初めて練習が駄目で怒られたのかなっていうふうに思って、

それが1番自分の心には響いてたのかなって思います。

 

松島アナ:そんなのを乗り越えて。

花田監督に聞きますと、逆に今は渡辺キャプテンの方から

チームにもっと厳しくしてくださいよ

っていうふうに言われるんですと笑って言ってますけどね。

渡辺主将:だいぶそこからは自分も走り出してきて、

今年キャプテンになったという事もあって、

自分も求めるものは

もう少し高い方がいいんじゃないかなっていう部分もあって、

監督に対してでも「もう少し強気にやってほしい」だとか

思ったことは常に言うようには思っています。

 

渡辺主将:そんな花田監督、渡辺キャプテンから見てどういう監督ですか?

花田監督:オリンピックを経験されて本当に世界を知ってる監督ですし、

箱根駅伝でもしっかり結果を残して、

大学であったり、社会人になっても

しっかりと結果を残してきた選手なので、

言っていること11つをしっかりと自分に吸収できる、

本当に尊敬できる方なのかなと思います。

 

松島アナ:今回はどういう走りをしたいと思っていますか?

渡辺主将:任された区間どこでもしっかりと走って、

区間賞あるいは区間3番以内っていうものは

最低でもクリアしてチームに貢献しないといけないとは思うんです。

けど、しっかりと自分の力を出せばそれはできると思っているので、

あまり神経質にならずにしっかりと楽しんでいきたいなと

思っています。

 

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