日本体育大学 服部翔大主将インタビュー
11月22日放送
松島アナ:最初に別府監督からキャプテン指名を言われたとき
どう思いました?
服部キャプテン:
口ではいけますって言いましたけど、
内心は少し不安はありましたね。
松島アナ:監督に言われる前に予想ってしてました?
服部キャプテン:
いや、まったく予想はしてなかったですね。
箱根駅伝が終わった時に話し合ってっていう感じに
決まりましたね。
松島アナ:まずはキャプテンになって
何をしようという事で手を付けていきました?
服部キャプテン:
口で自分は選手をまとめるっていうことは
少し苦手なので、ブレない走りをして
チームを引っ張っていこうというふうに思いました。
松島アナ:3年生ですから、4年生の先輩もいるわけですけども、
その辺りのやりにくさ、やりづらさってありませんでした?
服部キャプテン:
4年生が上にいることで少しやりにくい部分もありましたし、
先輩後輩っていう、関係上
色々とやらなきゃいけないこともありますから
やりにくいっていうところもありましたけど、
やはり4年生の先輩はしっかりしてくれているので
自分もスムーズにやらせてもらってますね。
松島アナ:そんなに口で言う方ではないという話をしてましたけど、
それでもやっぱりチームに対して
言わなければいけない時ってありますよね?
服部キャプテン:
チームのムードが悪かったり、
チームの目標が達成できなかった時は、
自分が言わなければいけない時もありますし、
そういう時は4年生や2年生や1年生や3年生など
関係なしに自分がしっかり言わなきゃというふうには
思ってます。
松島アナ:そういう時はびしっと決めていくわけですか?
服部キャプテン:
そうですね。
そこで遠慮がちのことを言っても
チームはついてきてくれないと思っているので、
そこはしっかり言っていますね。
松島アナ:箱根駅伝でのチームの目標、
服部選手個人としての目標は?
服部キャプテン:
今はやはり早稲田、明治、駒澤や東洋の4強とか、
いろいろと言われてるんですけど、
そこのチームを倒して優勝を目指しています。
松島アナ:服部選手は箱根駅伝どこを走って、
どういう走りをしたいですか?
服部キャプテン:
1区ですかねやはり。
1区でまた最後の勝負で区間新記録を出せるような
走りをしていきたいと思っています。
松島アナ:2区ではないんですか?
服部キャプテン:
2区も良いんですけど、
1区がやっぱり1番重要な流れを作るために
一番大切な部分だと思っているので。
松島アナ:服部選手は2区よりも1区で流れを
という考えなんですね?
服部キャプテン:
「1区で流れ」をっていう考えなんですけど、
簡単に言っちゃいますと1区が一斉スタートなので、
一番わかりやすいかなっていう。(笑)
勝ち負けが一番わかりやすいところなので、
1区がいいなと思ってます。
松島アナ:服部選手にとって「陸上とは」と聞かれたら、
なんて答えますか?
服部キャプテン:
自分を変えたものですかね。
松島アナ:変えたもの。
服部選手って陸上始めたのっていつなんですか?
服部キャプテン:
陸上始めたのは中学生の時なんですけど、
自分は小学生の時は長い距離が大っ嫌いで、
持久走大会とかに出ても泣きながら走ったりとか、
次の日に体調崩したりとか、長い距離が本当に苦手で。
でも小学校5年生ぐらいですかね。
母親とかにも「頑張ったら」とか、いろいろと言われて、
そこで頑張って初めて、マラソン大会でビリだったのが、
6位を取れてそこから走るのが面白く思えたので、
陸上の楽しさを知ったんで、自分を変えたものですかね。
松島アナ:じゃあ、今、陸上は好きですかと聞かれたら、どう答えますか?
服部キャプテン:
いや、微妙ですね。(笑)
なんでもそうなんですけど、
勝てれば好きですし負ければ好きじゃないって
いうふうに思えてきますし、
勝っても負けても好きっていうのは
本当は大切かもしれないんですけど。
やはり勝ち続けたいので、
勝てばずっと好きでいれるので、
これからも勝ち続けていきたいと思っています。
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