青山学院大学 原晋監督インタビュー
11月15日放送
松島アナ:出雲駅伝を制してチームに変化はありますか、
そして箱根に向けて現在のチームの状態は?
原監督 :明るさと自信の2つがより増してきた、そんな状況ですかね。
失敗は成功のもととも言いますけど、
それよりも1度の大きな成功の方がより自信になるでしょうね。
松島アナ:それを経て、箱根に向けてチームの状況というのは
いかがですか?
原監督 :10月の末から11月の初旬にかけて、
そして、11月の中旬から合宿に入りました。
この11月18日までの合宿、
ここまでを1つの区切りとしまして強化を進めているんですけど、
これがポイントでしょうね。
ここで故障者が出なければ、チームは強くなっていくと思います。
松島アナ:出雲は6人という布陣でしたけど、これが箱根10人になります。
この辺りの層の厚さっていうのは現状いかがですか?
原監督 :以前の青山学院、その層の薄さというところが
弱点だったわけなんですけども、
おかげ様でそのところは克服できまして、
10区間のうち22名程度がレギュラーを
争っているといったチーム状態ですね。
松島アナ:その中でもチームの中で注目の1年生は?
原監督 :ぜひレギュラーになってほしいなあと思う選手は
橋本君ですね。
橋本が4月当初から非常にチームいちの練習量を
真面目に取り組んでいます。
人一倍走るのが好きな子で、
彼が力付けてくれてますので、
彼あたりがレギュラーになれば、
やったことが成果として結果として出てくるという事で
よりチーム力が増すのかなと思っています。
松島アナ:全日本をご覧になって強いと感じた大学、
そして、箱根駅伝の夢のオーダーは?
原監督 :やっぱり優勝した駒澤大学は地力あるなあと思いますが、
ただ駒澤よりも2番に入った東洋大学ですね。
各区間で区間2、3番でまとめていると思うんですけども、
8人以外も非常に選手層があるんですね。
東洋大学が1番怖いなあという印象を受けましたね。
松島アナ:東洋大学1番怖いという言葉が出るという事は、
もちろん青山学院は優勝を狙っていると考えていいですか?
原監督 :そうですね。ようやく優勝できる可能性は
あるのではないかなというのが、
何となく夢にも出てくるようになりましたので、
チャンスはゼロじゃないなというのが印象あります。
松島アナ:夢はどういうシーンが出てくるんですか?
原監督 :あのですね、7区あたり8区あたりで先頭に立ちまして、
9区でグッと追い上げられるんですけども、
10区で並びながら最後ゴールテープを切るという
具体的なのが何となく出てきましたね。(笑)
松島アナ:7区、8区、9区、10区の選手っていうのは、
監督が想定している選手が実際に走っているんですか?
原監督 :理想のオーダーですね。
9区、10区に久保田、出岐を持っていけれたら、
面白いですね。
松島アナ:それは夢のオーダーですね。
原監督 :夢なんでしょうね、これは。(笑)
松島アナ:夢の中では、久保田選手、出岐選手あたりが、
9区、10区あたりを走っていると。
原監督 :そうなんです。夢なんです。はい。(笑)
松島アナ:明らかに昨シーズンのこの時期と比べて
チームの力っていうのは上がっていると
間違いなく思っていますか?
原監督 :楽しみですね。力は十分あると思います。
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