毎週火曜~金曜
「田辺晋太郎 あなたへバトンタッチ」内
20:40〜20:50放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2012年11月15日
青山学院大学 久保田和真選手インタビュー
11月14日放送
松 島アナ:およそひと月前になりますが出雲駅伝、
久保田選手の快走でトップになって、
そのままチームが優勝という事に成りましたが、
あの走りっていうのはどうでしたか?
久保田選手:1区、2区といい流れで来てくれたんで、
前もかなり差がなくて、トップに立てるなと思って、
後半の先輩たちに少しでも早く繋ごうという気持ちで
繋いで良い走りができたと思います。
松 島アナ:大学3大駅伝のデビュー戦という事になりましたが、
最高の結果になりましたね。
久保田選手:そうですね。駅伝で優勝することを目標にここに来たんで、
すごく嬉しかったです。
松 島アナ:高校ナンバー1と言われて青山学院大学に入ってきて、
ちょっと春先は怪我もありましたけど、
大学に入ってここまでどうやって過ごしてきたって
自分で思ってます?
久保田選手:最初は故障が長引いて腐った時期もあったんですけど、
色々な人に支えて貰って、やっと立ち直ることができてからは
その恩返しをしたいと思ってやってきました。
松 島アナ:箱根駅伝どこの区間を走りたいっていう思いはありますか?
久保田選手:2区を狙っていきたい、2区を走りたいって思います。
松島アナ:2区と言いますと大先輩の出岐先輩がいますけども?
久保田選手:そうですね。
出岐さんのいる2区っていうのを狙っていって、
その2区を走れる状態にあれば、
他の区間にまわっても大丈夫だと思うので、
やっぱり2区を狙っていこうっていうふうに思いました。
松 島アナ:高校ほぼトップで大学に入ってきましたけども、
他大学の同学年の選手って
いうのは気になりますか?
久保田選手:そうですね、やっぱり気になりますね。
特に明治大学の横手だったり、
東洋大学の服部勇馬だったりは
1番高校の時からずっとライバルだったので、
今もずっと僕もライバルだと思ってるので気にはなりますね。
松 島アナ:久保田和真選手にとって陸上は何ですかって聞かれたら、
なんて答えます?
久保田選手:陸上とは何かですか...、
本来の自分を出せる場所ですかね?フフフッ。
松 島アナ:本来の自分を出せる場所...、良い表現ですね。
久保田選手:ありがとうございます。
松 島アナ:じゃあ、やっぱり陸上っていうのは好きなんですね?
久保田選手:そうですね、好きですね。
箱根駅伝への道はPodcastでも配信中です!
2012年11月15日
青山学院大学 出岐雄大選手インタビュー
11月14日放送
松島アナ:チームとして3大駅伝初制覇、
あの出雲駅伝の優勝でチームって
大きく変わりましたか?
出岐選手:かなり自信になった大会になったと思います。
夏合宿後半からチームとして出雲駅伝を優勝するという目標を立てて、
実際にその目標を達成できたという事で
チーム全体としての雰囲気もいいですし、
今までだったら他の大学を見て、
ユニフォームを見たりして少し引くところが
あったかもしれないですけど、
出雲の結果を受けてチーム全体としての自信もついて、
これからしっかり上位で強豪校とも
勝負できるんじゃないかなと思っています。
松島アナ:出岐選手自身の6区の走りというのはいかがでした?
出岐選手:前半は、自分が思っていたように体が動いて
良い走りができるんじゃないかなと思っていたんですけど、
後半から少し失速というか、自分の体の中で重さとか、
足の感覚のちょっと悪さが出てきてしまって...。
ベストに近い走りとは、まだ、いきませんでした。
松島アナ:点数にすると何点ぐらいですか?
出岐選手:60点ぐらいだと思います。
松島アナ:だいぶ戻ってきているなというイメージは持っているんですけども、
シーズン前半苦しんだ部分というのが
まだ引きずられている感じですかね?
出岐選手:そうですね。今年久しぶりに怪我をしてしまって、
そういうところが引きずられていると思うんですけど、
これから箱根に向かって上げていかなければいけないので、
しっかり残り2か月で上げていきたいと思っています。
松島アナ:あまり思い出したくないことかもしれませんが、
シーズン前半を簡単に振り返っていただくと
何が不調の原因でした?
出岐選手:怪我をしてしまって、
そこから自分がどう立て直そうかっていうことを
考えていたんですけど、故障が久しぶりだったこともあって、
自分がキャプテンという立場もあったりして、
自分の中で焦りであったり、
どうやれば早く回復できるのかっていうのを
しっかり理解できずに結構長い間引きずってしまったことが
原因だったんじゃないかなと思います。
松島アナ:その時の経験って、逆に今、生きてるなって思います?
それとも、やっぱり辛かったなっていう思い出として残ってます?
出岐選手:もちろん辛かったんですけど、そういう経験をしたという事が
自分の経験値となって、これからの走りに
行きてくるんじゃないかなって思います。
松島アナ:箱根駅伝の今の時点での目標は、
どの辺に個人として置いてます?
出岐選手:個人としてはもちろん去年も2区で区間賞を獲っていますので、
そこでしっかり獲りたいっていうのはあるんですけど、
自分の走り、状態をしっかり戻して、
とにかくチームに勢いの付く走りをして貢献したいなと思っています。
松島アナ:今後は個人としては、もちろん箱根駅伝、その先もあります。
どういった選手になっていきたいと思っています?
出岐選手:これからに関しては箱根が1番大きな目標なので
そこまでしっかりやって、またこれから箱根が終わったあとに
何か見えてきて、その目標に向かって、
しっかり自分が頑張っていければいいのかなと思っています。
松島アナ:マラソンをもうすでに走って2時間10分台を出しましたけど、
早い時期にマラソンをやりたいなっていう思いはありますか?
出岐選手:はい、実業団に入ればマラソンメインで行くつもりなので、
2年後3年後には日本国内ではトップで走れるように、
世界も少しずつ見えてくるような走りをしていければいいかなと
思っています。
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2012年11月15日
全日本大学駅伝優勝 駒澤 油布郁人選手インタビュー
11月9日放送
全日本大学駅伝3年連続で3区を走り、3年連続で区間賞を獲得。
2大会前に自身がマークした区間記録も更新した
油布郁人選手のレース後インタビューです。
槙嶋アナ:おめでとうございます。この優勝はどんな喜びですか?
油布選手:ありがとうございます。2連覇できたっていうのもありますし、
出雲で大敗を喫してそれからしっかり立て直せて、
勝てたっていうのが大きかったと思います。
槙嶋アナ:出雲のあと、チームで一番何を考えましたか?
油布選手:本当に勝つということに向かって、チームの纏まりが
まだまだ足りなかったのかなというのがありました。
槙嶋アナ:油布選手自身では何を考えましたか?
油布選手:僕自身は、もう一度チームのために何ができるか考えて
練習に取り組みました。
槙嶋アナ:そのあたりを踏まえての3区の走りでしたが、
いかがでした?
油布選手:1年生の時の区間記録を更新するという目標を
しっかりクリアすることができて、
前との差も詰めることができたので、
まあよかったんじゃないかなと思います。
槙嶋アナ:タスキをもらった時は1番何を考えました?
油布選手:あまり慌てずに、でも積極的に
とにかく前を追って行こうと思いました。
槙嶋アナ:3区で良いタイムを出す要因というのは
どの辺りになるんでしょか?
油布選手:本当に勝ちたいという気持ちが強かったので、
絶対チームに貢献してやろうっていう気持ちが
大きかったんじゃないかと思います。
槙嶋アナ:そして、つないで繋いで良い形で窪田君に繋ぎましたね?
油布選手:そうですね。
本当はもう少しラクをさせてあげたかったんですけど、
30秒、40秒であげたかったんですけど、
途中区間も最低限走って繋いでくれたんで、
最後窪田がやってくれましたね。
槙嶋アナ:全日本勝ちましたので、次の箱根に向けて
どんな練習していきましょうか?
油布選手:今日の勝ちは今日だけ味わって、
明日からはしっかり箱根を見据えて
頑張っていきたいですね。
槙嶋アナ:自分自身はどんなところを磨いていきたいですか?
油布選手:もっともっと力も付けて、安定性も付けて
長い距離も思いっきり押していけるような選手になりたいですね。
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2012年11月15日
全日本大学駅伝優勝 駒澤 窪田忍選手インタビュー
11月9日放送
8区アンカー・窪田忍選手インタビュー
槙嶋アナ:おめでとうございます。
逆転劇、ご自身ではどのような手応えでしたか?
窪田選手:ありがとうございます。
差というかそういったことはあまり意識せずに、
監督からも言われたんですけど、
リラックスして自分の走りをしろ、
あまり力みすぎるなということを言われたので、
本当にリラックスして走れたかなと思います。
槙嶋アナ:徐々に差が縮まってくるときはどんな感じでした?
窪田選手:あまり一気に追い付こうとせずに、
ゴールするのが1番最初だったら優勝ということを考えて...、
そういうふうな感じでした。
槙嶋アナ:今日のコンディション、そしてタスキをもらった時、
ご自身でもいけると思ってましたか?
窪田選手:しっかり走れればいけない差ではないかなという感じでした。
槙嶋アナ:最後は抜いてゴールしましたが、
どんなお気持ちでしたか?
窪田選手:本当にすごくうれしかったです。
槙嶋アナ:去年は逆の立場でしたけれど、
その辺りというのは何か頭を過ったりましたか?
窪田選手:走っているときは去年のこととかは
思い浮かびませんでした。
槙嶋アナ:出雲でちょっと悔しい思いをして迎えた全日本、
窪田選手自身はどんな気持ちで臨んだんでしょうか?
窪田選手:出雲は本当に悔しかったので、
全日本と箱根こそは勝ってやるという気持ちで臨みました。
槙嶋アナ:窪田選手が今シーズン1番考えてきたことは何でしょうか?
窪田選手:監督からも言われるんですが、
速さより強さというふうな事を考えて、
自分がエースとしてしっかりチームを
引っ張っていこうという思いはすごく強くありました。
槙嶋アナ:監督からも強さという事をよく聞きますが、
窪田選手が考える強さというのは何だと思いますか?
窪田選手:ここ一番という勝負所で絶対に勝つというのが、
本当に強い選手なのかなと思います。
槙嶋アナ:駒澤のエース、歴代すごい選手がいますけれども、
その辺りっていうのは伝統で何か感じるところってありますか?
窪田選手:そうですね。藤田さんだったり、
宇賀地さんだったり、髙林さんだったり、
すごい先輩がいらっしゃるんですが、
そういった先輩方よりも強くなりたいっていう思いはあります。
槙嶋アナ:箱根まで時間ありますが、
どんなことを考えて過ごしていきたいですか?
窪田選手:去年はここから東洋に9分という大差を
つけられてしまったので、
今年はこれ勝ってもう一度気持ちを入れ直して、
箱根に向けてしっかり努力していきたいです。
槙嶋アナ:エースと言われることに対して、
プレッシャーみたいなものはないですか?
窪田選手:あまりないですね。はい。
槙嶋アナ:箱根もエースとしてどんな走りをしたいですか?
窪田選手:チームに貢献するっていうのが1番だと思います。
槙嶋アナ:去年とこの優勝の味っていうのは若干違いますか?
窪田選手:全然違いますね。
去年は追いつかれて追いつかれて、
ギリギリという感じだったので、今年は本当に嬉しいです。
槙嶋アナ:これをいい形で箱根につなげたいですね。
窪田選手:そうですね。
槙嶋アナ:最終的な箱根の目標を教えてください。
窪田選手:総合優勝です!
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2012年11月15日
全日本大学駅伝優勝 駒澤 村山謙太選手のインタビュー
11月8日放送
2区区間4位の走りでチームを3位に浮上させた
村山謙太選手にお話を伺いました
槙嶋アナ:おめでとうございます。この優勝の味はどうでしょうか?
村山選手:ありがとうございます。
今年出雲駅伝は結果も悪くて、
悔しい気持ちでいっぱいだったんですけど、
今回はまだまだうまくいい走りをできなかったけれど、
チームが優勝できて本当にとっても嬉しいです。
槙嶋アナ:今日は何を1番考えて走りましたか?
村山選手:東洋大学とどれぐらいの差で
次の走者に渡せるかっていう気持ちを持って、
なるべく差を広げられないように、
縮めていこうっていう気持ちで走ってました。
槙嶋アナ:その辺り出来ましたでしょうか?
村山選手:いやぁ、そうですね。
序盤抑え目に入ってたんで、
後半から一気に上げたんですけど、
序盤で差が広がった分縮めることができなかったです。
槙嶋アナ:出雲の後は、監督にどんな言葉を掛けられたんですか?
村山選手:このままじゃ全日本でも使わせてもらえないぞ
ということは言われていたので、
出雲終わって記録会で自己ベスト出して、
そこで気持ち的にもモチベーションも上がってきたので、
それに関してしっかりと思いっきり走れたかなって思います。
槙嶋アナ:今日の全日本の走りで
何か吹っ切れたというものはありますか?
村山選手:去年と比べて、だいぶ1人で走って押していく力が
あったのかなって思いますけど、
アンカーで走った窪田さんのような素晴らしい走りが
できていないので、
残りの箱根までの期間しっかり練習して
自信持って走っていきたいと思います。
槙嶋アナ:箱根まで時間がありますが、
どんなところを磨いていきたいですか?
村山選手:去年は足があんまり良くなくて、
思った以上に練習に関して踏み込めてなかったので、
まずは箱根まで怪我をしないことと風邪をひかないっていう、
当たり前のことなんですけど、
当たり前のことをしっかりやって最高のコンディションで
まとめていけたらなと思ってます。
箱根駅伝への道はPodcastでも配信中です!
2012年11月15日
全日本大学駅伝優勝、駒澤 撹上宏光主将インタビュー
11月8日放送
全日本大学駅伝レース直後、
1区を走った撹上宏光キャプテンに話を伺いました
槙嶋アナ:優勝おめでとうございます。
この優勝はどのように受け止めてますか?
撹上キャプテン:
ありがとうございます。
正直なところ、窪田に助けられたなという勝利です。
ただ、各選手それぞれが最低限の走りをしたということに関しては、
チーム全員で勝ち取った勝利なのかなと思っています。
槙嶋アナ:撹上キャプテンはどうでした?自分の走りは?
撹上キャプテン:
僕自身は満足いくような走りはできませんでしたし、
東洋大学の田口選手が飛び出たところで、
しっかりとついて行けなかったところが、
まだ自分の弱いところですし、そこでしっかりついて行って
ラストでも勝負出来るようにレースを進めていれば、
その先の区間の選手はもっとラクして走れたと思いますし、
窪田ももっとラクに走れたと思うので、
そういった部分に関してはまだまだ僕自身
課題が残るレースだったと思います。
槙嶋アナ:出雲駅伝後に監督から言葉っていうのはあったんですか?
撹上キャプテン:
そうですね。どうしても気負った部分が僕の中でもあって、
それを監督にも見透かされていたっていう部分があって、
「もっとお前は周りを頼れ、チームのことを考えるのもそうだけど、
自分のことをまず考えろ」といったようなことを言われて、
本当にそのとおりだなってと思って...。
チームのことばっかり考えてしまっていて、
自分のコンディションだったり、体調というものを
全然考えていなくって、その結果が出雲駅伝で出たと思うので、
そういった部分に関しては少し全日本では
自分のことを考えられたかなと思います。
槙嶋アナ:そうすると、背負っていたものが軽くなって
この大会に臨めたっていうところもあるんですか?
撹上キャプテン:
そうですね。それまでけっこう苦しかった部分が
あったんですけれど、
まわりの4年生だったり、下級生だったり、
駒澤大学陸上部のメンバーに支えられながら
やっているんだって改めて実感できたので、
そこは本当に良かったなと思います。
槙嶋アナ:全日本勝ちましたので、
次の箱根に向けてはどんな準備をしていきたいですか?
撹上キャプテン:
去年も全日本を勝つことができたんですけど、
前回と比べると、また違った優勝の意味合いを持っていると
僕自身感じていて、
前回は序盤から1位の方を走っていていたので
変な自信が自分にも選手の中にも
生まれていたと思うんですけれども、
今回は本当に窪田に助けられたという部分を
みんな感じていると思うので、
窪田に迷惑をかけないっていうような思いを持って
練習もできると思いますし、
自分自身がもっと頑張れば
もっといい結果が付いてくるなっていうことを
個人個人が感じたと思うので、
それを箱根駅伝に繫げられればなって思います。
槙嶋アナ:撹上キャプテン自身の1区への思いというのはいかがですか?
撹上キャプテン:
そうですね。
駒澤大学の1区を何回かやらせていただいているんですけど、
やっぱり1区というのは本当に大事な区間だなっていうことを
自分自身にも言い聞かせてやってますし、
流れを作ることに関しては
しっかりしなければいけないなって思っているので、
今年2回ともあまりいい流れを作れていないので...。
箱根では、まだ何区を走るかわかりませんが、
しっかりチームに勢いをつけられるような
走りをしたいと思っています。
槙嶋アナ:現時点での箱根への意気込みを聞かせてください。
撹上キャプテン:
この全日本の優勝を、本当にいい意味で、
箱根駅伝に繋げていって、
最後にみんなで笑って終わりたいなって思います。
箱根駅伝への道はPodcastでも配信中です!