法政大学 成田道彦監督、予選会後インタビュー
10月23日放送
長谷川アナ:順位を聞いた時の最初の感想はいかがですか?
成田監督 :ええ。ほんとにほっとしました。
ここ2年間プレッシャーが大きかったんで。はい。
長谷川アナ:ここ2年間、ほんとに昨年なんかは
20数秒だったというふうに思うんですけど。
成田監督:落ちる時ずーっと次点でしたんで、
なかなか悔しい思いしてました。
長谷川アナ:そういう意味では今年はチームは変わってきましたか?
成田監督 :夏合宿を見てても、しっかり鍛えられてましたんで、
ある程度自信持って、一通り走れれば、
予選通るだろうという頭はあったんですけど、
ただちょっと今回はレベル高過ぎでですね、
ちょっと危なく、見誤るとこでしたけど。
長谷川アナ:各個人個人の今日の走りをご覧になっていかがですか?
成田監督 :去年までは設定よりも
だいぶ悪いのばっかりでしたんで、
今回はしっかり設定通り以上に走りしてくれました。
長谷川アナ:注目の西池選手ですが、
今日の走りいかがですか?
成田監督 :61分の設定で、余裕あったら最後だけ行きなさい
という話だったんで、その通りに15キロまでは
非常に我慢したんじゃないかと思います。
ほんとは、行きたいんだろうなと思ってましたけど、
1年半のブランクなんで、それやってしまって潰れたら
チームのためになりませんのでね。
長谷川アナ:去年までと今年と一番チーム何が変わってきた、
というところありますか?
成田監督 :多少層も厚くなりましたんで、まだ少ないんですけどね。
ただこれに田子が入ってきますので、
エースが今日走ってませんので。
あとは4年生の大森もいます。
長谷川アナ:そういう意味では、ちょっとまた箱根本選に向けては
上積みは期待できそうなところでしょうか?
成田監督 :そうですが、箱根駅伝走ったことのない連中ばっかりなんで、
どうやって作っていくのかをやらないと、
一人で走れるのかどうかもまだわかりませんので。
長谷川アナ:予選落ちを2年間で止めたとういうのは?
成田監督 :そうですね。大体1年間で収まってたんですけど、
久しぶり、というかもう何十年ぶりに2回連続でしたんで、
まあ今回落としたらほんとに長距離崩壊するかな
と思いながらちょっと危機感がありましたけど。
長谷川アナ:本選に向けての抱負・目標、いかがですか?
成田監督 :目標は、みんな簡単にシード権って言ってますが、
そう簡単にはいかないとは思うんですけども、
やっぱし、やるからにはシード権が欲しいのと、
それでこの選手たちが今年走ってどれだけ、
次に繋げられるのかそういうのを見たいと思ってます。