山梨学院大学 上田誠仁監督インタビュー
10月16日放送
松島アナ:今のチーム状態は、いかがですか?
上田監督:よく育ってきてるなっていう感じがしますね。
色んなことをこう吸収して力に変える、
そういうパワーを秘めたチームに
成長してきたっていうふうに見てます。
松島アナ:そのあたりというのは、
昨シーズンまでのチーム以上と考えていいですか?
上田監督:そうですねタイム的にはそんなには変わらないんですけれども、
やはりそういう潜在的にこう蓄えてきた力という部分では、
今年はある程度持っているんではないかなと思われますね。
松島アナ:まあそんな中で力を蓄えてきた選手の
代表格といいますと誰になりましょう?
上田監督:そうですね2年生の井上というのが非常に元気で、
春先の、関東インカレのハーフで2位、
夏合宿明けた全日本インカレでも、10000mで5位。
トラックとロード両方で
強豪校のエース区間を走る選手たち相手に、
しっかりと戦い抜いてますので、
彼が非常に成長著しいと言えますね。
松島アナ:その成長した一番の理由ってのはどの辺りですか?
上田監督:練習をきちっとこなしてきたってこともあるんですけれども、
練習の中に、今年は、体幹の強化、それで深層筋。
深いところにある姿勢の維持に有効な筋力っていうのを
きちっと付けていこうっていう。
これは急に付くものではなくて、
ほんとにこう1年とか半年っていうスパンをかけて、
改善されるもんなんで、ちょうど1年いま、
去年から取り組んで、その、効果を少しずつ、
形に、井上が発揮してくれたなあと思います。
全然スピードのなかった選手なんですけれども、
全カレでは、ラストスパートをきかして
入賞ラインまでこぎつけたっていうのは、
私も、あれ?こんなスピードあったっけ?
って思ったとこもあったんで、
少しずつそういう効果出てきてんだなあっていう感じがしてますね。