中央浦田監督、順天堂仲村監督、出雲駅伝後インタビュー
10月12日放送
(中央・浦田春生監督)
槇嶋アナ:3位という結果、いかがですか?
浦田監督:久しぶりの、ベスト3に入れたっていうことで、
結果としては非常に満足してます。
槙嶋アナ:この結果を生み出した要因はどの辺りだったんでしょうか?
浦田監督:まずはやっぱり、1区の代田が、トップで、
繋いでくれたということがそれ以降の選手に、
いい流れを作ってくれたということだと思いますし、
実は、本人が全日本は1区をやらせてくれということで
1区起用ということもありましたので、
それなりに期するところは本人はあったと思います。
槇嶋アナ:大会前にちょっと今回ベストメンバーではないので、
5位、6位でもいいかなというお話もあったんですが、
3位という結果、これはいかがでしょう?
浦田監督:そうですね。順位的には先ほど言った通り満足してますし、
ただ他の大学が、少し取りこぼしがあったりっていうことで、
うちとしては助かった部分もあるんですけど、
それでもやっぱり順位を獲っていかなきゃいけないところで
しっかり獲れたっていうのは、
大きかったかなあというふうに思います。
槇嶋アナ:メンバーがまた戻ってきて、
今後の大会というのも楽しみになるかと思うんですが。
浦田監督:そうですね。どちらかというと10000の28分台を2人欠いた形で、
うちのチームとしてはまあ飛車角抜きでこの大会臨んだので、
逆に言えば外れた選手の気持ちを走った選手が、
しっかり受け止めて、粘り強く走ってくれたことが、
今日、3位に何とか食い込めたっていうところにも
繋がってきていると思います。
槇嶋アナ:全日本・箱根と、続きますけれども、
どのあたりこう目標を持って、練習されていきますか?
浦田監督:6月ぐらいまではなかなかチームとして
足並みが揃わなかったんですけども、
8月・9月でなんとかあの修正をしてやってきたことが、
少しずつ結果として出るようになってきているので、
まだまだですけども、しっかり先を見据えて、
気を引き締めながら、チームを作っていきたいとは思います。
(順天堂大学・仲村明監督)
槇嶋アナ:まずは今日の結果、いかがでしょうか?
仲村監督:順位的にはもうひとつくらい良ければ、
満点だとは思うんですけども、結果7番ですが、
レースの内容としては、非常に収穫があった大会かなあ
というふうには思います。
槇嶋アナ:特に1区、2区は非常にいい出だしになりましたよね?
仲村監督:そうですね。キャプテンの大池が、
すごい高い集中力を持って挑んでくれたので、
あれが全てだったかなあというふうには思います。
槇嶋アナ:そして田中秀幸選手も区間賞ですか。見事な走りでした。
仲村監督:そんなに調子は良くなかったんですけれども、
集中力がすごくある選手なので、
いい位置でタスキが来たことによって、
彼のポテンシャルを引き出すことができたのかなあ
というふうには思います。
槇嶋アナ:この1区、2区が4年生だったんですが、
今年の4年生というのは、チームにとってどんな存在ですか?
仲村監督:そうですね。非常に、才能豊かな、学生が集まった年なので、
彼らが4年の時に、何とかしなきゃいけない
っていうとこだったんですけども、
故障者ちょっと出してしまって
万全な状態で出雲は迎えられなかったんですけども、
箱根に向けてはきちっと怪我人直して、
万全の状態でスタートライン立ちたいなあというふうには思ってます。
槇嶋アナ:集大成の箱根に向けては、どんな目標を持って戦いますか?
仲村監督:前回の7位がまぐれだと言われないように、
今年も確実にシード権を獲って、
また翌年に繋げていきたいなあというふうに思います。
槇嶋アナ:シードを獲って、どチーム内の雰囲気っていうのは
変わりましたか?
仲村監督:そうですね。
やれるんだというふうにはなってきてると思いますので、
それを大事に、育てていきたいというふうに思います。
槇嶋アナ:順天堂大学ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
仲村監督:非常に心配をかけた3年、4年間だと思いますけれども、
新たな伝統築くために、学生たち一生懸命頑張っていますので、
今後ともご声援のほどよろしくお願い致します。