2月29日放送 駒澤 撹上宏光新主将インタビュー
松島アナ:常勝駒澤大学の新キャプテンに就任して、今の心境は?
撹上主将:初めて主将というものを務めることになったのが、
駒澤大学陸上部というものだったので、
すごいプレッシャーを感じていますが、
このチームをしっかりと優勝に導けるような
しっかりとした主将になりたいという気持ちもあるので、
これから楽しみな1年になるのかなと思っております。
松島アナ:プレッシャーと楽しみ、どちらの気持ちが強いですか?
撹上主将:正直なところを言うと、プレッシャーの方が大きいんですけれども
それを重荷に感じすぎずに、ひとりでそういうものを抱えこまずに、
まわりにいるメンバーとか、仲間と一緒に向上していくんだという気持ちで、
個人の記録や結果を残していきたいですが、
やはり1番の目標は、学生三大駅伝を3つ獲りたい、
三冠を目指して、今年一年はやっていきたいです。
松島アナ:どのようにして主将に選ばれたのですか?
撹上主将:選手間で話し合ってというわけではなくて、
大八木監督自身が決めるわけなのですが、
今年の箱根駅伝が終わってすぐ、1月3日の夜にミーティングがあって、
そこで、僕というような感じで決まりました。
松島アナ:大八木監督から、主将に指名されたとき、どのように感じましたか?
撹上主将:選手の中でも誰がなるのか予想していて、
だいたいこの選手かなというイメージがあったのですが、
自分の名前が言われると、「まさか・・」というような形でした。
松島アナ:ということは、選手間で言われていた新主将第1候補ではなかったのですね?
撹上主将:そうですね。第2、3番目の候補だったんですけれど、
そのミーティングで話す内容を考えていなかったので、
ちょっとテンパった部分はあったのですが、
まあ、しっかりとついて来て欲しいといったことは、みんなに伝えることはできました。
でも、あらかじめ分っていれば、もう少しキャプテンらしい言葉も
言えたのかなと思いました。
松島アナ:理想とするキャプテンはいますか?
撹上主将:僕が1年生のときのキャプテンだった、
今、TOYOTAで競技をしている髙林祐介さんが、
僕の中で、キャプテンというイメージですね。
僕自身、口に出してチームを引っ張っていくキャプテンになりたいと思っていて、
髙林さんも、厳しく言うところは、厳しく言ってくださるキャプテンだったので、
目標にしたいなと思いました。
松島アナ:前回の箱根駅伝、東洋大学との9分差は、どのように感じましたか?
撹上主将:力の差というもの、大きく感じたのですが、やはり試合に対して、
チーム一丸となって、勝ちに行くんだという意識の違いが、
1番大きかったと感じたので、個人個人の意識の高さというものを
向上させていくような感じでやっていきたいと思っています。
松島アナ:最後に、駒澤大学ファン、
そして東日本大震災で被災した方へメッセージをお願いします。
撹上主将:今年の箱根駅伝は、東洋大学さんに完敗のような形で終わってしまいまして、
私たち駒澤大学も、また1からやり直しということで、今年1年頑張っていきますので、
また応援のほどをよろしくお願いいたします。
そして、大八木監督もそうですし、私自身も、福島県出身で、東北出身の人間なので、
大震災を受けて被害に遭われた方々に、元気だったり、復興の追い風となるような
そういった結果を出して、少しでも貢献できたらと思っています。
次回は、3月7日(水) 文化放送セットアップ内 午後8時40分頃~
早稲田大学 佐々木寛文新主将のインタビューをお届けする予定です。
「箱根駅伝への道」は、PODCAST QR でも配信中です。