早稲田大学 渡辺康幸監督 電話生出演
(きょうは、学生3大駅伝3冠を狙う早稲田大学の渡辺康幸監督と
電話が繋がっていますので、早速、呼んでみましょう。 渡辺監督、こんばんは!)
渡辺監督:「こんばんは!」
(箱根駅伝、3日前の夜、どんなお気持ちですか?)
渡辺監督:「区間エントリーは終わりましたので、緊張は通り越して、どんと来い!って感じです」
(それは、自信を持っての、どんと来い!と思ってよろしいですね?)
渡辺監督:「そうですね。やるべきことはすべてやったので、あとは選手に託すだけですね」
(きのう、区間エントリーが発表され、早稲田大学のオーダーは、
1区:大迫傑 (1年)
2区:平賀翔太 (2年)
3区:矢澤曜 (3年)
4区:前田悠貴(2年)
5区:猪俣英希(4年)
6区:高野寛基(4年)
7区:佐々木寛文(2年)
8区:北爪貴志(4年)
9区:市川宗一朗(2年)
10区:萩原涼(2年)
そして、リザーブが、中島賢士、大串顕史、三田裕介、八木勇樹、西城裕尭、志方文典となっていますが、
有力校の中で、一番びっくりしたのが、早稲田のオーダーだったのですが?)
渡辺監督:「はい、きょうのマスコミ各社の記事を見ると、たぶん早稲田きびしいんじゃない?
と言う風な情報が流れていますが、たたうちとしてはしてやったりかなと思います。
逆に、こういう情報が流れてくれた方が、うちとしては、ラッキーかなと思います」
(大方の予想では、2年生の佐々木選手が5区山上り、
そして、1年生の志方選手も、どっかの区間に入るのでは?と思っていたのですが?)
渡辺監督:「志方に関しては、右足を疲労骨折していまして、使いません。
まあ、これは1ヶ月前に分かっていましたので、想定済みです。
そして、佐々木も1ヶ月ほど前から坐骨神経痛を持ってまして、
その状態を見ながら練習を進めてまして、
それと同時に猪俣と八木も上れるのですが、
猪俣が一番安定していると思い、抜擢しました。
彼は、一般受験で早稲田に入り、地道に練習を積んでここまで来た、
まさに雑草ですね。
まあ、うちとしては、前半良い流れでいって、5区山上りに繋ぐと言うのが理想ですね。
東洋大学は、5区で柏原くんが確実に上ってきますので、
うちとしては、どれくらいの差で終われるのかな?ってことが、うちの一番の課題ですね。
往路優勝することに越したことはないですが、
5区で逆転されても、1分以内というのが理想ですね。
(東洋大学のほか、他大学のオーダーを見て、気になる大学は?)
渡辺監督:「いや~、どの大学も2日に主力をつぎ込んでいますよね。
なので、往路の順位が、そのまま総合順位の結果になるのではと思っています。
うちも往路は、状態の良い選手を置いてますし、復路もそうですが、
バランスの良いオーダーを配置しているつもりですし、
まわりの人から見ると、早稲田、戦力的に厳しいんじゃないの?と思われると思いますが、
うちの中では、想定内のこととして、オーダーを組んでいます。
(大迫選手が、1区からガーっと行くような気がしているのですが?)
渡辺監督:「うちとしては、大迫を1区に置くことで、他校が一番嫌がるのでは?と思い、
ちょっとしたイタズラ心です(笑)
ただ今年に関して言えば、上級生は本当に練習をやっていますので、
駒澤さんや東洋さんが来ても、練習量では負けない自信がありますね。」
(学生3大駅伝、3冠というプレッシャーはありますか?)
渡辺監督:「プレッシャーが無いといえば、嘘になりますが、
ただ、私自身が非常に平常心と言いますか・・・
しかし、残念ながら、風邪をひいてしまっているんですよ。
選手に移さないように、というか、
ちゃんと選手も私に近づいてきませんので、はい。
(ここが怖いという大学はありますか?)
渡辺監督:「駒澤さんは、どこも挙げていますので、
噛み合うと日体大かなと思います。
明治、日体大さんですかね。」
(来年1月3日、優勝して喜ぶ監督の声が聴きたいと思っておりますので)
渡辺監督:「分かりました。それまでに風邪も治しておきます。」
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