青山学院大学 出岐雄大選手インタビュー 12月7日放送
青山学院大学は、1976年、第52回大会の10区のランナーが倒れ、途中棄権してしまうと、
そこから長い間、箱根駅伝から遠ざかっています。
しかし、2004年に原晋監督が就任し、チームの強化が進むと、
就任4年目の2008年、85回大会で、33年ぶりの出場を果たし、
33年ぶりにタスキが繋がった!と話題になりました。
しかし、チームは出場23チーム中、22位と
改めて箱根駅伝の厳しさ、難しさを見せつけられてしまいました。
そして、その経験を生かすべく臨んだ前回の86回大会では総合8位に入り、
41年ぶりにシード権を獲得。今回チームは総合3位を目指しています。
きょうは、前回大会、1年生で1区を走り、区間9位の走りを見せて、チームに勢いをつけた
2年生の出岐雄大選手に箱根へ向けたお話を伺いました。
(出岐選手の成績をみると、10月以降ベストを出したりと、非常に良い形で来ていますが?)
はい。夏合宿の成果がちょうど出てきた頃だと思うので、
去年よりも実際に自分の力がついてきたと実感しています。
(特に、高島平の20キロロードレースでは、東海大学OBの伊達選手が持つ大会記録並ぶ好タイムで優勝しましたが?)
高島平は60分を切れるくらいで走れれば良いなと思っていたのですが、
60分どころか、59分も切ることができて、半分、自分でも驚いているところがあって、
今の力がかなり付いたんだなと思います。
(チームとして初出場した出雲駅伝は?)
出雲は、ちょっと納得できてない走りとなってしまって、
箱根と同じように1区でチームの勢いをつけたかったのですが、
目標としていたタイム的にも、あと20秒、30秒ほど遅くなってしまって、
区間順位も、もうひとつ上の集団で行けてたら、
チームとしても結果が変わってきたのではないかと思います。
しかし、箱根駅伝に出ていない、初出場のランナーが多かったので、
駅伝の経験を積んだという意味では、箱根に繋がるレースが出来たのではないかと思います。
(前回の箱根駅伝、1区を走ってみた感想は?)
高校時代から憧れていた箱根で、その中で自分が走っているという意味で、
まわりの声援も凄かったですし、感動しました。
そして、走りの内容としては、1年生としてはチームに勢いをつけることができたので、
ま、区間9位で、上には上がいることも分かりましたし、
次の箱根に向けてもう1回やってやるぞ!という気持ちになりました。
(今回、走ってみたい区間は?)
ま、今回は2区で他の大学のエースとしっかり勝負していきたいなと思っています。
2区は距離も長くて、権太坂であったり、残り2~3キロ、上りが続くのですが、
持ち味である粘りの走りを見せたいと思います。
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