毎週火曜~金曜
「菅野しろうのアナログ情報バラエティ しろバラ」内
20:40~20:50放送中!
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる
第87回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、
紹介していく番組です。
2010年12月30日

早稲田大学 渡辺康幸監督 電話生出演

(きょうは、学生3大駅伝3冠を狙う早稲田大学の渡辺康幸監督と
電話が繋がっていますので、早速、呼んでみましょう。 渡辺監督、こんばんは!)

渡辺監督:「こんばんは!」

(箱根駅伝、3日前の夜、どんなお気持ちですか?)

渡辺監督:「区間エントリーは終わりましたので、緊張は通り越して、どんと来い!って感じです」

(それは、自信を持っての、どんと来い!と思ってよろしいですね?)

渡辺監督:「そうですね。やるべきことはすべてやったので、あとは選手に託すだけですね」

(きのう、区間エントリーが発表され、早稲田大学のオーダーは、
1区:大迫傑 (1年)
2区:平賀翔太 (2年)
3区:矢澤曜 (3年)
4区:前田悠貴(2年)
5区:猪俣英希(4年)
6区:高野寛基(4年)
7区:佐々木寛文(2年)
8区:北爪貴志(4年)
9区:市川宗一朗(2年)
10区:萩原涼(2年)

そして、リザーブが、中島賢士、大串顕史、三田裕介、八木勇樹、西城裕尭、志方文典となっていますが、
有力校の中で、一番びっくりしたのが、早稲田のオーダーだったのですが?)

渡辺監督:「はい、きょうのマスコミ各社の記事を見ると、たぶん早稲田きびしいんじゃない?
と言う風な情報が流れていますが、たたうちとしてはしてやったりかなと思います。
逆に、こういう情報が流れてくれた方が、うちとしては、ラッキーかなと思います」

(大方の予想では、2年生の佐々木選手が5区山上り、
そして、1年生の志方選手も、どっかの区間に入るのでは?と思っていたのですが?)

渡辺監督:「志方に関しては、右足を疲労骨折していまして、使いません。
まあ、これは1ヶ月前に分かっていましたので、想定済みです。
そして、佐々木も1ヶ月ほど前から坐骨神経痛を持ってまして、
その状態を見ながら練習を進めてまして、
それと同時に猪俣と八木も上れるのですが、
猪俣が一番安定していると思い、抜擢しました。
彼は、一般受験で早稲田に入り、地道に練習を積んでここまで来た、
まさに雑草ですね。
まあ、うちとしては、前半良い流れでいって、5区山上りに繋ぐと言うのが理想ですね。
東洋大学は、5区で柏原くんが確実に上ってきますので、
うちとしては、どれくらいの差で終われるのかな?ってことが、うちの一番の課題ですね。
往路優勝することに越したことはないですが、
5区で逆転されても、1分以内というのが理想ですね。

(東洋大学のほか、他大学のオーダーを見て、気になる大学は?)

渡辺監督:「いや~、どの大学も2日に主力をつぎ込んでいますよね。
なので、往路の順位が、そのまま総合順位の結果になるのではと思っています。
うちも往路は、状態の良い選手を置いてますし、復路もそうですが、
バランスの良いオーダーを配置しているつもりですし、
まわりの人から見ると、早稲田、戦力的に厳しいんじゃないの?と思われると思いますが、
うちの中では、想定内のこととして、オーダーを組んでいます。

(大迫選手が、1区からガーっと行くような気がしているのですが?)

渡辺監督:「うちとしては、大迫を1区に置くことで、他校が一番嫌がるのでは?と思い、
ちょっとしたイタズラ心です(笑)
ただ今年に関して言えば、上級生は本当に練習をやっていますので、
駒澤さんや東洋さんが来ても、練習量では負けない自信がありますね。」

(学生3大駅伝、3冠というプレッシャーはありますか?)

渡辺監督:「プレッシャーが無いといえば、嘘になりますが、
ただ、私自身が非常に平常心と言いますか・・・
しかし、残念ながら、風邪をひいてしまっているんですよ。
選手に移さないように、というか、
ちゃんと選手も私に近づいてきませんので、はい。

(ここが怖いという大学はありますか?)

渡辺監督:「駒澤さんは、どこも挙げていますので、
噛み合うと日体大かなと思います。
明治、日体大さんですかね。」

(来年1月3日、優勝して喜ぶ監督の声が聴きたいと思っておりますので)

渡辺監督:「分かりました。それまでに風邪も治しておきます。」


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2010年12月29日

箱根駅伝 区間エントリー発表!

きょうは、区間エントリーが発表されました。レース当日のエントリー変更も
ありますが、区間配置が発表され、がぜん気持ちが高ぶります。

その中で驚きがあったのは
出雲、全日本に続く大学駅伝3冠を目指す早稲田。

まずは1区。今年の出雲、全日本、さらに箱根でも2年連続で1区を務めていた
矢澤ではなく期待の1年生の大迫、2区が平賀、3区にその矢澤、4区が前田、
そして5区には2年生の佐々木がくると思われていましたが、
4年生の猪俣がエントリーされました。
復路は6区高野、7区佐々木、8区北爪、9区市川、10区萩原というメンバーですが、
大迫と並びスーパールーキーと呼ばれていた志方が補欠に回りました。
きょうエントリー発表後に渡辺監督に話を聞きましたが、
「志方は右足の疲労骨折で、今回は使いません。1ヶ月前からわかっていたので、
 志方なしで全て考えていた」ということでした。
出雲が5区で区間5位、全日本では5区で区間1位の走りをしていただけに
箱根での走りが本当に楽しみでしたが、残念な形になりました。
また、渡辺監督は、「5区が予定されていた佐々木については、
11月に坐骨神経痛を発症してしまったので、確実にいくということで猪俣にした。
レースプランについては、往路のターゲットは東洋。やられても1分以内にしたい。
復路は、往路の結果をみて、補欠の4年の中島・3年の三田・八木のうち2人か3人を
使いたい」と話していました。
ということで圧倒的強さをみせてきた早稲田ですが、心配な材料がでてきました。
あすのこのコーナーで渡辺監督に生電話をつなぎますので
じっくり聞いてみたいと思います。

続いて、3連覇狙う東洋大学。こちらは層の厚さをみせたメンバー構成となりました。
1区が富永 2区・3区が1年生の双子の設楽兄弟リレー、兄設楽啓太 弟設楽悠太、
4区が本田、そして5区が山の神柏原。
復路が、6区小池、7区大津しょうご、8区千葉優、9区田中たかあき、10区西山と
エントリーされました。
補欠には、前回1区の宇野、6区の市川 10区の高見が回っていますが、
酒井監督は、「選手はまずまずの状態。補欠の宇野の状態はいいし、
横一線になっている。当日寒いという天気予報があるので、選手の状態や気象状況、
往路の成績をみてエントリー変更するか判断する。誰を落とすかという状態」と話し、
選手層の厚さを感じる言葉がありました、
また設楽啓太の2区については、「5区の特殊区間の柏原をのぞいて
一番強い選手をもってきた。学生長距離界でしのぎを削ってほしい。
柏原が抜けたあと彼が中心になる」と期待をかけていました。
3連覇へ向けて落ち着きを感じる東洋大学になっています。

そして前回2位の駒澤大学は、10人のうち6人が1、2年生という若いメンバー。
1区が1年生の油布、2区が出雲・全日本で一区を走った撹上、
3区が上野、4区久我と3人が2年生、5区が3年の井上  
復路は6区が藤原 7区1年の岸本 8区高瀬 9区飯田、
10区が2年の後藤田というエントリー。
大八木監督は「今回は、プレッシャーはない。若いチームなので思い切り、
チャレンジャーという気持ちでやってほしい。3番に入ってくれれば目標は
クリアできる。2年生の撹上の2区は1年の油布、2年の久我と迷ったそうですが、
久我選手がやや故障、そして1年生での2区というのはきつい。
撹上の状態がよかったので、経験させるために配置したと話していました。
そして補欠の2年の千葉健太・1年の窪田は走らせると思います」ということで
若い力が躍動するかどうかというところです。

そして各校のエントリーメンバーをみると1区にスピードランナーが
多いのも特徴。
駒澤油布、東農大松原、早稲田大迫、日体大出口、明治松本翔、日大堂本と
1万メートル28分台の選手が顔をそろえました。
早いレース展開になりそうです。

またエース区間の2区はもちろん豪華メンバー。 
東洋・設楽啓太、駒澤・撹上、
山梨学院・高瀬、早稲田・平賀 日体大・野口
明治・鎧坂、拓殖・マイナ、上武・長谷川、東海・村澤、日大・ベンジャミンと
まさにエース勢ぞろいとなりました。

東洋柏原がいる5区ですが、東海は村澤選手と競いながら力をつけてきた2年生の早川、
そして山のぼりで兄弟対決が実現。
城西3年生で兄の田村優典、そして弟で日大の1年生、田村優宝、がともに5区にエントリー。
兄の田村優典は「一緒に走ることになればすごいこと。自分も負けず嫌いだが、
弟は自分より才能がある。ただ努力する力は弟にまけない」と話していました。

箱根駅伝往路スタートまで4日。どんなレースになるのか本当に楽しみです。

2010年12月28日

駒澤大学 大八木弘明監督インタビュー 12月28日放送

箱根駅伝に45大会連続45度目出場の駒澤大学は、
1995年に大八木さんがコーチとして就任以来、箱根では4連覇を含む優勝6回。
さらに、出雲・全日本を含めると、16度の優勝を誇る平成の常勝軍団ですが、
宇賀地、高林、深津といった強い選手が卒業した今回のチームは、
1、2年生が中心の発展途上のチームです。
しかし、そんなチームの状態でも、今年の出雲では3位、全日本でも2位に入るなど、
安定した成績を収めています。
その駒澤大学の大八木弘明監督に、箱根への意気込みを伺いました。

(出雲、全日本の前に、今年は育成の年だとおっしゃっていましたが、箱根でも変わりませんか?)
そうですね、今年はじっくりと若い選手を育ててる、まだ途中だと思っています。

(出雲、全日本で活躍した1年生が、非常に良い形で箱根に臨んでくるのでは?)
まあ、若いんで、今までの2つのレースは距離が短かかったんで、勢いもでましたけど、
箱根は1区間が20キロと言うことで、その辺りがポイントになってくると思います。

(油布くんの全日本の走り、どのような手応えを感じていますか?)
初め、突っ込んで入り、最後までもってくれたので、良い走りしたと思います。

(実は、あの時、全日本のゲスト解説がOBの宇賀地選手だったのですが、
油布選手の走りを見て、『ここで行け!』って放送で叫んだんのですが、
まさにその瞬間、油布選手が、グッと前にでたということがあったのですが?)
ああ、そうだったのですか。ま、油布は高校時代から大きな大会にでていますし、
その辺りの駆け引きや、レース運びは、慣れているところもあると思います。

(大八木イズムかな?と思ったのですが?)
あっははは、

(大八木監督の2区の選手を決めるポイントは?)
やはり我慢強かったり、本人の性格とかも含め、決めようかなと思っています。
経験のある上級生を使うのか、それとも思い切って新しい者を使うのか、
以前、宇賀地も1年の時使いましたしね。
ま、大会が近づいてきて、選手の出来具合を見て、決めようかなとも思っています。
もしかすると、みんながオッと驚くような選手を使うかもしれませんし、
無難にいくかもしれません(笑)

(今回、東洋と早稲田の下馬評が高いのですが?)
そうですね。駒澤が粘りの走りをして、東洋と早稲田がちょこっつとミスをしてくれればな。
と言うところもありますが、まずは、うちがミスなく走ることが前提ですね。
4区までは、2チームと並んで走りたいという感じはします。
まあ、5区は、仕方が無いと思っている部分もあるので。

(順位の目標を教えてください)
3番以内に入ることが目標です。
(と言っていながら、虎視眈々と?)
いや、今回は3番です!

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2010年12月27日

箱根駅伝への道 今週の予定

12月28日(火) :ナビゲーター 長谷川太アナウンサー
            『駒澤大学 大八木弘明監督インタビュー』

12月29日(水) :ナビゲーター 槇嶋範彦アナウンサー
            『箱根駅伝区間エントリー発表! レース展開を大予想』

12月30日(木) :ナビゲーター 松島茂アナウンサー
(最終回) 『早稲田大学 渡辺康幸監督電話生出演』


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2010年12月24日

東洋大学 柏原竜二選手インタビュー 12月24日放送

過去2回、箱根駅伝5区の山登りで、強烈なインパクトを残し、
世間の注目を集めた柏原竜二選手も、今シーズンは2月に故障した右ひざの影響で、
トラックシーズン、彼本来の走りができませんでした。
そして、注目されることによるプレッシャーで精神的に追い込まれ、
練習でも他の選手についていけなくなるなど、苦しんだ時期もしりましたが、
8月に1週間、リフレッシュ休暇をもらい、
福島に帰省した際に、母校、いわき総合高校の佐藤修一監督に会いにいくと、
あまり体調のことも聞かれず、こんな言葉をかけられたそうです。

『いつまで福島にいるんだ? 楽しんでいけばいいんじゃん。
お前が走りたいと思うようになるまで、じっくりやっていけばいいんじゃん。』

何やってんだ!? お前、何で帰ってきてんだ!?と怒られるかなとも思っていたそうなのですが、
『お前が走りたいと思うようになるまで、じっくりやっていけばいいんじゃん』
この言葉で気持ちが楽になり、この人が指導者で本当に良かったな。
と思ったそうです。

しかし、駅伝シーズンに入っても調子があがらず、出雲駅伝を欠場。
10月の日体大記録会1万メートルで自身セカンドベストの28分24秒92をマークし、
柏原復活か!?とも思わせましたが、
11月の全日本大学駅伝では2区で区間4位と
チームに勢いをつける走りができず、悔し涙を流していました。
 
しかし、それから1ヶ月今月11日に東洋大学の共同取材が行なわれ、
そこに現れた柏原選手の顔は笑顔で、自信に満ち溢れていました。
その柏原選手に、今シーズンのふり返り、そして、箱根にかける想いを聞きました。

柏原選手:
『今年は本当に苦しいシーズンだったと思いますが、とっても成長できて、
充実した1年間だったと思っています。
我慢も覚えましたし、チームワークの大切さも感じました。
本当にいろんなことを学べた一年だったと思います。
この学んだことを全部、箱根で出し尽くすような走りをしたいと思います。
3冠に向けて、区間賞を狙うような走り、またはそれに近い最高のパフォーマンスが
見せられるよう頑張りたいと思います。
山の醍醐味は、抜くときとか、ひときは声援が大きくなりますし、
芦ノ湖のゴールの瞬間なんかは、人が多いので、凄いやり甲斐のある区間だと思います。
確かに、5区は辛いと思いますが、チームのみんなが芦ノ湖で待っていると思うと、
そんなに辛くもないかなと思っています。
自分の売りは『ガッツ』だと思います。』

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2010年12月23日

日本体育大学 野口拓也主将インタビュー 12月23日放送

きょうは、63年連続63度目の出場、日本体育大学の特集です。
総合優勝9回を誇る日本体育大学は、
今回の箱根駅伝で、1983年59回大会以来、
28年ぶり10度目の総合優勝を狙います。

その日本体育大学の主将を務めるのが、
1年生の頃から中心選手として活躍してきた野口拓也選手です。
宮城県の東北高校出身の野口選手は、日体大入学後、
箱根駅伝に1年生から出場し、1年生の時は1区で区間11位、
2年生の時は3区で区間4位、
そして、前回、3年生の時は、3区で区間賞を獲得ずるなど
、箱根駅伝で着実に成長を見せています。
今シーズン、主将となったその野口選手に前回の箱根をふり返ってもらい、
そして、最後の箱根に向けての意気込みを聞きました。

(前回、3区で区間賞を取りましたが、自分の走りをふり返ってみて?)
そうですね。自分自身としては、チームに良い流れを持ってきたのかなと思うのですが、
箱根に関しては、自分の成績よりも、チームの結果と言うものが大事になってくるので、
そういう部分では、まったく満足のいくものではありませんでした。

(今シーズン、野口選手は、どのようなテーマを持って、練習、試合に取り組んできたのですか?)
試合では、4年生、そして主将と言う立場もありますから、
しっかりと結果を残せるようにと、結果を求めてレースに臨んできましたが、
そういう面では、出口の方が結果を残したのかなと思います。

(主将として、チームをまとめる為に、心掛けていたことはありますか?)
口に出して、言葉で人を引っ張っていくことが苦手なタイプなので、
それができない分、レースに対する取り組みや結果で
チームを引っ張っていけるようにと思いながら、1年間頑張ってきました。

(今シーズンここまでのチームをふり返ってもらえますか?)
そうですね。駅伝シーズンに入って、出雲は2位と日体大過去最高の成績でしたが、
優勝争いに絡めず、終わってしまったという部分で、悔しいという思いがありますし、
全日本では、優勝を狙っていったのですが、4年生が足を引っ張ってしまったので、
最後の箱根駅伝では、しっかりと4年生で勝利を勝ち取れるように
と思いながらやっています。

(改めて、今回の箱根駅伝の目標を教えてください)
チームは、総合優勝を目標に、
個人としても2区で他大学のエースとしっかり渡り合って、
10度目の総合優勝に貢献したいと思います。

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2010年12月22日

明治大学 鎧坂哲哉選手インタビュー 12月22日放送

きょうは、3年連続53度目の出場の明治大学です。
箱根駅伝に第1回大会から出場し、
優勝回数7回を誇る明治大学も、
1949年の第25回大会以来、61年も優勝から遠ざかっています。

前回大会では、1区の北條選手が区間1位の走りを見せ、
明治は4区までトップを独走。
8度目の優勝・・・とも思わせましたが、
5区で一気に6位まで順位を落とすと、
復路で、その悪い流れを変えることができず、
シード権獲得ギリギリの10位でフィニッシュしました。

今シーズンの明治大学、出雲は8位に終わりましたが、
全日本大学駅伝では、7位日本体育大学と僅か8秒の差で6位に入り、
シード権を獲得するなど、チームの状態は上向きです
ただ、西弘美駅伝監督は、出雲、全日本は完全にスタート遅れ、
箱根は良い位置で鎧坂にタスキを繋いでほしいと話していました。
その明治大学のエース、鎧坂哲哉選手に、箱根駅伝について、話を伺いました。

(鎧坂選手にとって、箱根駅伝とは?)
そうですね。すごい大会っていう感じですかね。

(過去2回、自身の走りをふり返ってみて?)
悪い結果と言うわけではないので、箱根との相性も悪くないのかな?と思います。

(今回、走りたい区間はありますか?)
ま、エース区間と呼ばれている2区を走りたいですね。
今まで、歴代の各大学のエースの方々が走ってきている区間なので、
その区間で、自分の区間を試してみたいですね。

(前回の箱根駅伝でも、鎧坂選手が5区を走るのでは?
 という話もありましたが、5区のイメージというのは?)
まあ、すごくきつい区間ですね。
でも、箱根で一番重要な区間と言っても過言ではないような
大きな順位変動もある区間ですね。
5区を走ることですか?
まあ、無いとは言えないですね(笑)

(5区といえば、東洋大学の柏原選手がすごい走りを見せていますが?)
区間新を連続で出してますし、全然、他の選手を寄せつけない走りなので、
そこは、尊敬しますね。
でも、同じ区間を走ることになれば、負けたくないですし、
柏原のような走りができたらなと思います。

(今回の箱根駅伝、鎧坂選手個人とチームの目標は?)
任せれた区間で、流れを変えることと、区間賞を取ることです。
チームとしては、3強の一角を崩せるようなレースがしたいですね。

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2010年12月21日

上武大学 花田監督&長谷川主将インタビュー 12月21日放送 

85回大会に初出場してから、3年連続3度目の出場の上武大学。
初出場の85回大会、順位こそ21位でしたが、
一度も繰り上げスタートを経験することなく、
母校のタスキを最後までつなぐことができました。

そして、前回、86回大会は14位と順調に順位を上げ、
迎えた今回の箱根予選会では、チームで2番目の実力を持つ
坂口竜成選手が途中棄権してしまうという
アクシデントがありながらも、5位で予選通過。

初のシード権獲得を目指す上武大学、花田勝彦監督に、注目選手を伺いました。
『今、期待と不安の入り混じった複雑な緊張感がありますが、
そんな中、注目選手というと、まわりの方もそうだと思いますが、
2度目の出場となる長谷川ですね。
長谷川は、確実に力は付いていますし、
私の大学時代よりも数段強いと思います。
ただ、彼に足りないものいうのは、経験ですね。
上武大学は、3回目の出場ですし、彼に足りないものは経験を踏んだ上での自信。
なので、自信さえ持ってスタートラインに立てば、充分どの区間でも対応できると思います。』

予選会では、個人4位に入ったその長谷川祐介主将。
1万Mでも今シーズンの学生最高となる28分07秒47をたたき出すなど、
将来、日の丸をつけて走るランナーとなると思うのですが、
箱根駅伝では、
2年時は、メンバー入りしたものの、故障で欠場。
3年時は、足に故障をかかえいたまま出場し、3区区間19位と、
彼本来の走りを見せることはできていません。
その長谷川選手に、箱根に向けての意気込み、
そして、文化放送の箱根駅伝実況中継の往路で
ケスト解説をしていただく、
ヱスビー食品の竹澤健介選手からのどんなアドバイスを受けたのか、
聞いてみました。
『今シーズン、自己ベストはいろいろな種目で出せたのですが、
ひとつもタイトルを獲れなかったというのが、少し力不足だったと思います。
前回の箱根は、故障している中のレースで、
しっかりと自分の走りを出来なかったという部分はありますが、
それも全部ふまえて、自分の力不足であんな風になったと思うので、
ま、辛い経験にはなったのですが、すごく良い勉強になったと思います。
今回は、まあ2区を走る可能性があるということをふまえて、
どの区間を走ることになっても、全力を尽くして、
チームをしっかり上位に引き上げられたらなと思いました。
ライバルですか?特にライバルというのはいませんが、
苦しくなってからの自分がライバルと言えばライバルですかね(笑)
チームとしては、普段どおり、且つ、全力でってチームに声をかけて
箱根に挑みたいですね。
竹澤先輩には、いろんなアドバイスは貰っているのですが、
全力を尽くせばいいんじゃないか。と言われているので、
自分の力が出せるように、頑張っていきたいと思っています。』

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2010年12月21日

箱根駅伝への道 今週の予定

12月21日(火) :ナビゲーター槇嶋範彦アナウンサー
            『上武大学 長谷川裕介主将インタビュー』

12月22日(水) :ナビゲーター槇嶋範彦アナウンサー
            『明治大学 鎧坂哲哉選手インタビュー』

12月23日(木) :ナビゲーター高橋将市アナウンサー
            『日本体育大学 野口拓也主将インタビュー』

12月24日(金) :ナビゲーター松島茂アナウンサー
            『東洋大学 柏原竜二選手インタビュー』

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2010年12月17日

東海大学 早川&村澤選手インタビューパート2 12月17日放送

(今回の箱根予選会では日本人トップ、総合3位という成績でしたが?)
そうですね。たまたまうまくいったと言えば、うまくいきましたし、
ま、去年と比べて確実に力が付いてるのは、自分でも実感できたのですが、
やっぱ、タイム的にもまだまだ甘いなと思いました。

(村澤選手がケガで出場できませんでしたが、その辺り強い意識はありましたか?)
やっぱり、村澤が出ないと言うことで、東海もどうなるか分からない状態だったので、
自分がしっかりと最低限の仕事はしないといけないなと思っていました。

(村澤選手は、予選会に出れないと言うことで、チームに頑張ってくれよ!
という気持ちで見ていましたか?)
最初は、自分が予選会に出られないという悔しさ、情けないな、
という気持ちの方が強かったのですが、
みんなが頑張っている姿を見て、そういう気持ちになりましたね。

(しかし、村澤選手は、3週間後に行なわれた全日本大学駅伝で、
しっかりとチームをシード権獲得に導きました)
そうですね。
箱根予選会出れなかった分、予選会と全日本、
足して2で割れば、チャラにしてくれるかな?
ちょっと分かりませんけど(笑)

(早川選手は、全日本、自身の走りはどういう感想を持っていますか?)
最低限の仕事はできたのかな?と思いますけど、
区間賞を取れなかったというのは、残念でした。

(今、箱根に向かって練習していると思いますが、
まず早川選手、前回の箱根の走りをふり返ってみていかがでしたか?)
他の大学が強いってのと、沿道の完成が凄いってのを感じました。
あと、2区の村澤がどんなけ抜いてくるのか戸塚中継所で楽しみに待っていましたが、
そこまで抜いてくるのか!?って思って、そしたら、自分が後続に次々に抜かれてしまって、
初めて駅伝で抜かれて、悔しいって想いもありました。

(村澤選手は、前回の箱根駅伝をふり返ってみて、ご自身の走りはいかがでしたか?)
初めての箱根駅伝だったので、挑戦者として思い切った走りが出来で、楽しかったです。

(最後に今回の箱根駅伝の個人の目標と、チームの目標を聞かせてもらえますか?)
早川選手:個人は自分の役割をしっかりと果たし、チームの流れを作ること。
チームとしては、金子キャプテンが言ってたとおり、総合優勝を目指して、
頑張っていきたいと思います。
村澤選手:個人の走りとしては、自分らしい走りを100%するということ。
チームとしては、今年1年、優勝を目標に頑張ってきたので、それを達成すべく、
自分の走りをやっていきたいと思います。

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2010年12月16日

東海大学 早川翼&村澤明伸選手インタビュー 12月16日放送

きょうと明日は東海大学の特集です。
東海大学は、1973年に箱根初出場してから、39年連続39回目の出場。
『湘南の暴れん坊』と称されることもあり、
出雲駅伝では、2005年から2007年まで3連覇を達成していますが、
箱根駅伝では、2004年の総合2位が最高と、まだ総合優勝がありません。
(05年往路優勝はあり)
今回、悲願の箱根初優勝を目指す東海大学の主力が2年生の早川翼、村澤明伸両選手。
佐久長聖出身の村澤選手は、東海大学入学後、前回の箱根駅伝予選会でトップ。
本戦でも2区を走り、チームを14位から4位へと順位を上げる10人抜きを達成。
日大のダニエルに次ぐ、区間2位の走りをみせました。
福井県の美方高校出身の早川選手は、前回の箱根駅伝、
その村澤選手からタスキを受け継ぐかたちで3区を走り、区間6位でした。
高校時代から、顔見知りだったという東海大学の早川翼、村澤明伸両選手に
お互いの印象、すばらしいと思うところなどを聞いてみました。

(早川選手、初めて村澤選手に会った時のことを覚えていますか?)
出合ったのは、高校1年生の時だと思うのですが、
初めて会話したのは、高校2年生の時、佐久長聖の合宿に参加させてもらって、
その時に初めて村澤と会話して、インターハイの時に同じ組で走ったのに、
『何組目だった?』と聞かれて、一緒に走ったこと忘れてるな。と思ったのが、最初の印象です。

(村澤選手は、その時のことを覚えていますか?)
そんな風に言われると、あっ、そんなこともあったな。
という感じです(笑)

(村澤選手は、今の早川選手をどんな選手だと思いますか?)
いや~、もう東海大学のスーパーエースだと思っています。

(早川選手、スーパーエースだと村澤選手に言われてますが?)
口が上手くて、本当にいつも口車に乗せられるかんじなんですよ。

(村澤選手は、早川選手と陸上について、どんな会話するのですか?)
早川くんからは、学ぶことが本当に多いので、僕もその知識を貰おうと、
勉強をしながら、いつも走っています。

(早川選手は、村澤選手のすばらしいところは、どこだと思いますか?)
そうですね。
やはり、競技に対して真面目なところは、凄いと思います。

(逆に、村澤選手にここを直してほしいというところは?)
寝起きのテンションの低さですね。
朝は、気難しいですね。

(村澤選手、朝は苦手ですか?)
そすですね。
朝は、何を言われても、イラっとしますね(笑)

(早川選手は、朝は得意ですか?)
得意ではないですけど、村澤に比べたら、良いほうだと思います。
そこは譲れません。

(早川選手、趣味はありますか?)
趣味は特にありませんが、趣味の話なら村澤に聞いたほうが良いと思いますよ。

(では、村澤選手の趣味は?)
読書です・・・

(どんな本を読むのですか?)
・・・本当は、プラモデルを作るのが好きで、ガンプラとか、たまに作っています。

(ガンプラって、私の世代のものですよ。朝、5時とかに並んで買ってましたよ)
あっ、僕は、それはちょっと恥ずかしいので、誰かに買ってきてもらいます。

(早川選手、買いに行ったりするのですか?)
はい。買わされますね。
恥ずかしいとか言って、
店までは行くのですが、レジのところに行くと、「はい」と渡されて、
まあ、言い出したら、聞かないんで、仕方なく買ってあげます。

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2010年12月15日

中央大学 大石港与主将インタビュー  12月15日放送

今回で87回を迎える箱根駅伝に82大会連続、85回目の出場、
史上最多14回の総合優勝を誇る中央大学の主将を務めているのが、
大石港与選手です。

大石選手は、静岡県の富士東高校出身で、
箱根では、2年生、3年生と5区、山を上り、2年の時が区間12位。
そして、3年生の時が、区間3位という成績でした。
その大石港与主将に、前回の箱根駅伝の走り、今回のチームについて、
そして、最後の箱根にかける想いを聞いてみました。

(前回の箱根は5区区間3位の成績でしたが?)
そうですね。
自分が満足できる走りをしたいと思って、スタートラインに立ったので、
緊張することもなく、楽しく走れたのではないのかなと思いますけど、
チームの目標が総合3位だったので、そこに届かなかったという悔しさは、
今、自分の心の中に残っています。

(今シーズン、大石選手は、どんなテーマをもって取り組んできましたか?)
そうですね。最後の学年として、エースとして、
他の大学の強い選手と駅伝に関わらず、いろんな場面で勝負をしていきたいと思って
1年間やってきましたが、それが出来るようになってきたか?と聞かれると、
まだ物足りない部分がありますが、チームの柱として、しっかりと責任をもって、
レースに挑むという意味では、精神的に成長できたと思います。

(主将という対場から見て、今年のチームはどのようなチームですか?)
他大学がどうであれ、自分たちの走りをすることを心掛けようと考えてやってきて、
それが出来るようになったので、チームは凄く成長してきたと思いましたが、
それだけでは、強い大学が相手になった場合、自分たちがどんなに走れても、
勝負に加わっていけないということが、全日本ですごく感じたので、
自分たちの力出しつつも、他大学との勝負というものを意識して、
これからやっていかなくてはならないのだと思いました。

(優勝が目標と言うことですが、今回の箱根、どんな走りをしたいですか?)
やはり、どこの区間を任されても、
チームの流れを変えることができるくらいの走りをしたいと思っていますし、
最後の箱根ですので、自分がエースだという意識をしっかり持って、
後輩に何かを残していけたらなと思います。
それは、結果でもありますし、後輩が自分の走りを見て、何か感じてくれたり、
将来の中央大学にプラスになるような印象に残るレースをしたいと思います。


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2010年12月14日

中央大学 浦田春生駅伝監督インタビュー  12月14日放送

箱根駅伝、往路大手町のスタートまで、のこり19日・・・。

今回で87回を迎える箱根駅伝に82大会連続、85回目の出場、
史上最多14回の総合優勝を誇る中央大学の特集です。
26年連続シード権獲得と安定した力を持つ中央大学も、
1996年 72回大会で総合優勝して以来、優勝から遠ざかっています。

その中央大学ですが、今年3月に陸上部専用の寮ができ、
新たらしくなったその寮で、中央大学 浦田春生駅伝監督に
今年の箱根の目標、箱根で中心となる選手、
そして中央大学のチームカラーなどについてお話を伺いました。

(今年のチームはここまで、どのような目標でやってきましたか?)
あくまでも優勝を狙っていこうと言うことで、1年間取り組んできました。

(優勝するためには、どの区間が重要になってきますか?)
各チーム、ポイントとなる区間は違うと思いますが、
10区間、どの区間も落とせない区間になってきてるのが、
最近の駅伝だと思います。

(前回の大会で4位に入った要因は?)
4年生を中心に、選手が力を出し切って、
しっかりつなぐ駅伝をやることが出来たからだと思います。

(中央大学は前回5区、6区を区間上位で走った選手が残っていますが?)
ま、そういった意味では心強いですけど、
ただ、体調や気象といったものに非常に左右される区間なので、
その辺りは、選手にしっかりと調整させて、
大会に臨ませたいと思います。

(チームの核となる選手は誰でしょう?)
そうですね。キャプテンの大石を中心に、
4年生が中心となると思います。
大石は、駅伝シーズン前に体調を崩していましたが、
ここに来て良い練習を行なえていますし、
大会でも良い結果が出ていますので、状態的には大丈夫だと思います。
その他では、箱根経験者の山下隆盛、
そして関東インカレのハーフマラソンで入賞した塩谷潤一です。

(浦田監督にとって箱根駅伝とは?)
チームとして1年間やってきた成果を出す場だと思います。
選手の成長を見届けられる大会で、
選手もここに全神経を集中してやることができる大会だと思います。

(改めて、中央大学のチームカラーは?)
伝統のある大会なので、そういう伝統の中でタスキをつなぐという、
緊張感を持って、各選手が箱根駅伝に臨んでいるところだと思います。

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2010年12月14日

箱根駅伝への道 今後の予定

12月14日(火) :ナビゲーター松島茂アナウンサー
            『中央大学 浦田春生監督インタビュー』

12月15日(水) :ナビゲーター高橋将市アナウンサー
            『中央大学 大石港与主将インタビュー』

12月16日(木) :ナビゲーター松島茂アナウンサー
            『東海大学 早川翼&村澤明伸選手インタビュー パート1』

12月17日(金) :ナビゲーター松島茂アナウンサー
            『東海大学 早川翼&村澤明伸選手インタビュー パート2』

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2010年12月 9日

城西大学 田中佳祐主将インタビュー 12月9日放送

(過去3回箱根駅伝を走ってきて、1年生は4区20位、2年生は1区10位、そして3年生は9区2位と
飛躍的に順位を上げてきてますよね?)
そうですね。1年生の時は、緊張で押し潰されてしまったというのがあったのですけど、
学年が上がるごとに慣れてきて、結果も出てきたので、このままの勢いで、
前回、区間2位だったので、今回は区間賞を狙っていきたいなと思っています。

(田中選手にとって、箱根駅伝とは?)
駅伝大会だけでなく、大学の陸上大会全てにおいて一番大きな舞台であって、
全ての大学が箱根駅伝に照準を合わせてきていて、
そういった中で、他大学と全力でぶつかり合える場所というか、
自分の力を試せる場所であり、さらにそれを全国に見せる場でもあります。

(1500Mのスペシャリストである田中選手が、20キロを走るというのは大変だと思うのですが?)
自分も最初は、距離に対する不安はありましたが、
20キロという距離は、練習で距離を踏めば、必ずスタミナも付いてきますし、
走りこんでいけば、対応できると思っていますし、
逆に1500Mのスピードというものを20キロに生かしたいなと思います。

(シード落ち、途中棄権、そしてシード権獲得と波乱万丈な箱根ですが、この3年間というのは?)
シードを取れなかった1、2年生の思い出よりも、前回初めてシードを取れて、
みんなで喜び合えたという記憶のほうが強くて、
折角、去年の先輩方が残してくれたシードを自分たちが守らなければならないと思いますし、
前回の6位以上の成績を!という気持ちで今年はチームでやってきたので、
その気持ちを忘れずに、箱根に挑みたいですね。

(田中選手にとって、城西大学の黄色いタスキというのは、どういう重みをもっていますか?)
歴史がそんなにあるチームではありませんが、これまでの先輩が築いてきた伝統、
というか想いが込められたタスキだと思います。

(今年は主将として、どのようなことに気をつけてやってきましたか?)
主将として、走りでみんなに手本となる姿を見せたいと考えてやってきたのですが、
ここまでそれが出来ていなくて、この箱根駅伝で、主将らしい姿を見せたいと思っています。


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2010年12月 9日

城西大学 櫛部静二監督インタビュー 12月8日放送

前回、86回大会で初のシード権を獲得し、8年連続8度目の出場となる
城西大学の櫛部静二監督にお話を伺いました。

(目指していたシード権をようやく獲得できましたが?)
そうですね。ま、ずっと取りたくて取れなかったシードを今年の箱根で取れて、
非常に良かったかなと思っています。

(箱根のシード権が取れたことで、チームにどのような影響がありましたか?)
シードを取ることによって、予選会が無いというのはもちろんのこと、
出雲駅伝、そして春の予選会を突破しての全日本ということで、
3つの駅伝を出場するということで、また新たな目標ができましたね。

(出雲、全日本をふり返ってみて、感想は?)
出雲は直前に主力に故障者が出て、走ることができないことになって、
目標としている順位を達成することができなくて、非常に残念な結果となりました。
そして、全日本は11位。確かに11位という結果は悪いと思いますが、
1区で1年生の山口が16位と出遅れて、その後、他の者が確実に順位を上げていったという部分では、
評価できると生徒には言っていますし、箱根へ向けて明るい材料ができたのかなと思います。

(箱根駅伝へ向けて、楽しみな選手の名前を挙げていただけますか?)
まずは、フレッシュなふたり、山口浩勢と平田啓介という1年生。
で、2年生で言うと、中原大、吉元真司。
吉元は2年生の中で1番伸びてきた選手なのかなと思います。
そして、成長著しい松岡竜也と石橋佑一もいます。
3年生は、山本隆司。そして1年生の頃から主力でやっている田村優典と橋本隆光という
強力なメンバーがいます。
4年生では、主将の田中佳祐。そして、チーム1、力をつけたと言ってもいい八巻賢。
今言った選手たちを中心に、箱根に挑みたいと思っていますが、
非常に安定はしている分、前回に比べ、選手層は薄くなったかなとも思います。
その分、チーム一丸となって、ミスの無いレースをやっていきたいと思います。

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2010年12月 7日

青山学院大学 出岐雄大選手インタビュー 12月7日放送

青山学院大学は、1976年、第52回大会の10区のランナーが倒れ、途中棄権してしまうと、
そこから長い間、箱根駅伝から遠ざかっています。
しかし、2004年に原晋監督が就任し、チームの強化が進むと、
就任4年目の2008年、85回大会で、33年ぶりの出場を果たし、
33年ぶりにタスキが繋がった!と話題になりました。
しかし、チームは出場23チーム中、22位と
改めて箱根駅伝の厳しさ、難しさを見せつけられてしまいました。

そして、その経験を生かすべく臨んだ前回の86回大会では総合8位に入り、
41年ぶりにシード権を獲得。今回チームは総合3位を目指しています。
きょうは、前回大会、1年生で1区を走り、区間9位の走りを見せて、チームに勢いをつけた
2年生の出岐雄大選手に箱根へ向けたお話を伺いました。

(出岐選手の成績をみると、10月以降ベストを出したりと、非常に良い形で来ていますが?)
はい。夏合宿の成果がちょうど出てきた頃だと思うので、
去年よりも実際に自分の力がついてきたと実感しています。

(特に、高島平の20キロロードレースでは、東海大学OBの伊達選手が持つ大会記録並ぶ好タイムで優勝しましたが?)
高島平は60分を切れるくらいで走れれば良いなと思っていたのですが、
60分どころか、59分も切ることができて、半分、自分でも驚いているところがあって、
今の力がかなり付いたんだなと思います。

(チームとして初出場した出雲駅伝は?)
出雲は、ちょっと納得できてない走りとなってしまって、
箱根と同じように1区でチームの勢いをつけたかったのですが、
目標としていたタイム的にも、あと20秒、30秒ほど遅くなってしまって、
区間順位も、もうひとつ上の集団で行けてたら、
チームとしても結果が変わってきたのではないかと思います。
しかし、箱根駅伝に出ていない、初出場のランナーが多かったので、
駅伝の経験を積んだという意味では、箱根に繋がるレースが出来たのではないかと思います。

(前回の箱根駅伝、1区を走ってみた感想は?)
高校時代から憧れていた箱根で、その中で自分が走っているという意味で、
まわりの声援も凄かったですし、感動しました。
そして、走りの内容としては、1年生としてはチームに勢いをつけることができたので、
ま、区間9位で、上には上がいることも分かりましたし、
次の箱根に向けてもう1回やってやるぞ!という気持ちになりました。

(今回、走ってみたい区間は?)
ま、今回は2区で他の大学のエースとしっかり勝負していきたいなと思っています。
2区は距離も長くて、権太坂であったり、残り2~3キロ、上りが続くのですが、
持ち味である粘りの走りを見せたいと思います。

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2010年12月 4日

箱根駅伝への道 今後の予定

12月 7日(火) :ナビゲーター槇嶋範彦アナウンサー
            『青山学院大学 出岐雄大選手インタビュー』

12月 8日(水) :ナビゲーター高橋将市アナウンサー
            『城西大学 櫛部静二監督インタビュー』

12月 9日(木) :ナビゲーター高橋将市アナウンサー
            『城西大学 田中佳祐選手インタビュー』

12月10日(金) :ナビゲーター松島茂アナウンサー
            『第87回箱根駅伝 エントリーメンバー発表!』

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2010年12月 3日

早稲田大学 大迫傑&志方文典インタビュー パート2 12月3日放送

(大迫選手、現時点で、将来の目標は?)
現時点というか、自分は、世界のトラックで戦うってことだけを考えてやっているので、
そこが目標です。
なので、箱根だけに囚われてしまうと、
どうしても長い距離、長い距離となってしまって、
スピードが失われてしまうので、
今は箱根へ向けた練習になっていますが、
その中でもしっかりとトラックに繋がる練習を自分でプラスしていったり、
考えてやっていきたいな。と思っています。

(志方選手は?)
世界で戦っていくためにも、箱根を自分の中で大きくとらえてしまうと、
トラックで世界と戦う部分で、違う方向に行ってしまうので、
どうやれば世界に通用するか考えながら練習をやっていきたいと思っています。

(早稲田大学は駅伝三冠がかかっていますが、大迫選手、その辺りは意識しますか?)
三冠を達成できるのは、今、早稲田しかないので、
箱根を取ってやろうという強い気持ちが自分自身にもありますし、
チームにもあると思います。
そのためには、ひとりひとりが、自分の力を出し切ることだと思うんですけれども、
それが、最終的にはチーム力になっていくので、
そこのところが大事になってくると思います。

(志方選手は、学生三大駅伝三冠というのを、どのようにとらえていますか?)
出雲、全日本と勝てたからといって過信せずに、
あと、あまり箱根を勝たないと。という風に構えずに、
出来るだけ浮き足ださずに、三冠を狙っていきたいと思います。

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2010年12月 2日

早稲田大学 大迫傑&志方文典インタビュー パート1 12月2日放送

(まずは大迫選手、自分のセールスポイントを教えてください)
自分がレースで意識しているのが、前半から積極的にいくということなので、
それを売りに、がんばっていきたいと思っています。
出雲と全日本ではそれはできたと思いますが、
まだまだ後半の走りに課題が残ったので、その点が自分の力不足だったと思います。

(志方選手のセールスポイントは?)
内に秘めた闘志だと思います。
あまり言葉に出して表現するのは得意ではないので、
走りでそれを表現していきたいと思っています。

(大迫選手、ふたりの最初の出会いは?)
中学の頃、全日中から一緒に走らせてもらってて、
そこから顔見知りという感じですね。

(志方選手は、その頃の大迫選手をどう感じていましたか?)
中学の頃は、最終的に僕の方が上になったのですが、
高校に入って大迫の方がどんどん先に行って、
早く追いつかないといけない。と思うようになってきました。

(でも、志方選手は、全日本大学駅伝で区間新記録をマークしましたが?)
区間新ってのは、自信になるとこなのですが、
それは、2区のような主要区間ではなく、
つなぎの区間で記録したというところがあるので、
過信してはいけないという感じですね。

(大迫選手は、出雲、全日本と早稲田の臙脂のタスキを2回つけて走りましたが、その重みというのは?)
まず、応援してくれる人の多さに驚きました。
沿道から「ワセダ!、ワセダ!」と応援してくださる方がたくさんいますし、
終わった後も、「お疲れ様!」とか「次も頑張れよ!」と声をかけてくださいますし、
その辺からも、早稲田の臙脂のタスキの重さを感じました。

(志方選手は?)
早稲田は優勝を義務付けられているチームであると走っていて感じて、
応援してくださる方が多くて、とても伝統のあるタスキだなって思いました。

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2010年12月 1日

東洋大学 大津翔吾選手&高見諒選手 パート2 12月1日放送

きょうは昨日に引き続き、箱根駅伝3連覇を狙う東洋大学の4年生コンビ、
大津翔吾選手、高見諒選手のインタビューです。
東洋大学と言えば、山の神 柏原竜二選手がクローズアップされがちですが、
4年生の結束も、東洋大学の強さの秘密です。
きょうは、4年間一緒に過ごした、仲間について、
そして、史上6校目となる箱根駅伝3連覇について、ふたりに聞いてみました。

(大津選手にとって4年生の仲間は、どのような存在ですか?)
箱根にもっと絡んできて欲しくいな。ってのがあって、
そして、どんどんそうなってきてるので、ライバルであったり、
ずっと一緒に生活してきて、支えあっていく仲間だったり、
箱根を目指すうえで、みんなで頑張っていけたらって、みんな思っているので、
良い仲間だと思います。

(高見選手は、4年生の仲間は、どのような存在ですか?)
そうですね。
最初、入学してときからだいぶ力のある選手が入ってきた感じだったので、
本当に1年目の頃から、4年生の時には優勝しようね。
とみんなで言ってた頃もありましたし、
そういうこともあって、チーム全体で頑張ろうという気持ちもすごくありますし、
ま、実際4年生てことで、最後の箱根駅伝なので、
メンバーになった人も、メンバーに入らなかった人も、
同じ気持ちで箱根に挑んで行けるようにってことで、ミーティングもずっとやってきてるので、
気持ちは共有できているもかなと思うので、良い仲間です。

(大津選手、箱根駅伝3連覇は、意識しますか?)
特別に意識はしていませんが、自分としては勝ちたいという気持ちもありますし、
4年生で最後の箱根ですし、自分たちの代で負けるもは嫌なので、
勝つという気持ちでいきたいと思います。

(高見選手は、3連覇については、いかがですか?)
前回の2連覇したとき以上に、今回はチーム全体で優勝というものをすごく意識していて、
今回は、狙って優勝。優勝以外は喜べないと思うので、これから箱根に向けて、
調子を合わせて行きたいと思います。

(大津選手、今回、優勝したとしたら、高見選手に何と声をかけますか?)
いや~。 よくやったな。と(笑)
胴上げしたいですね。
(高見選手は?)
そうですね。
あんまりそのような声とかかけないので、
何となく握手なり、何なりすると思います(笑)

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長谷川 太 松島 茂
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