毎週火曜~金曜
「菅野しろうのアナログ情報バラエティ しろバラ」内
20:40~20:50放送中!
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる
第87回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、
紹介していく番組です。
2010年11月19日

駒澤大学OB 宇賀地強選手の思い出の箱根駅伝 11月19日放送

宇賀地強選手と言えば、栃木の作新学院から駒澤大学に入学し、
同学年の深津卓也選手・高林祐介選手とともに1年生の頃から、学生3大駅伝で活躍しました。
その宇賀地選手に思い出の箱根駅伝を伺いました。

(大学に入る前、箱根駅伝をどのように見ていましたか?)
箱根に興味を持ち始めたのは、中学3年生の頃で、
当時は、自分が1キロも走ることができないようなペースで、
20キロを走る選手を見て、単純にすごいな。と思いました。

(宇賀地選手は、学生3大駅伝、皆勤賞ですが、そのあたりは?)
いやいや、出るだけなら誰でも出来るんで。
(出来ませんよ・・・、その中で、宇賀地選手の一番の思い出の箱根駅伝と言えば?)
個人の走りに関して言えば、4年間全部ダメだったところしか思い浮かばないし、
悔しい思いしかできなかったのですけど、
2年生のとき、4年生と他の選手のおかげで優勝することができて、
一番良い思い出に残っていますね。

(2年生の時のレースは、どのような記憶が残っていますか?)
レース自体は、ほかの9人がとても強い選手だったので、
2区は、繋ぎの区間。3区の選手にタスキを渡せばいいという気持ちで走っていました。
この時は、区間5位で、日本人選手の中でも3番目くらいだったんですけど、
自分より速かった選手と言うのは、本当に強かった。
東海の伊達さんや中央学院の木原さんは、本当に強くて、
その強い選手と走ってみて、まだまだこんなものじゃいけないんだと思い知らされました。

(宇賀地さんは、総合優勝や区間3位という成績を残していますが、
いろんなことを勉強した箱根駅伝と言えますか?)
勉強と言いますか、まだまだだと、年はじめに言われている大会でした。

(駒澤大学だけでなく、箱根を走る選手たちにメッセージを贈るとしたら?)
目立つ大会ではありますが、そこで終わらないで欲しいと思います。
もっともっと上はあるし、それは陸上に限らず、世界はいろいろ広がっていると思うので、
箱根にとらわれることなく、頑張ってほしいですね。

2008年 駒澤大学 優勝メンバー

1 池田 宗司(3年) 1時間04分40秒
2 宇賀地 強(2年) 1時間08分48秒
3 高林 祐介(2年) 1時間05分03秒
4 平野 護   (4年)   0時間56分13秒
5 安西 秀幸(4年) 1時間19分38秒
6 藤井 輝   (4年) 1時間01分12秒
7 豊後 友章(4年) 1時間04分14秒
8 深津 卓也(2年) 1時間04分57秒
9 堺 晃一   (4年) 1時間09分14秒
10太田 行紀(3年)  1時間11分01秒

2008年 2区メンバー 
1 山梨学院 モグス      1時間06分23秒
2 日大    ダニエル     1時間07分27秒
3 中央学院 木原真佐人 1時間07分42秒
4 東海    伊達秀晃    1時間07分50秒
5 駒澤    宇賀地強    1時間08分48秒
6 東洋    黒崎 拓克  1時間09分03秒
6 東農大      外丸和輝    1時間09分14秒
8 日体大     北村聡        1時間09分25秒
9 中央    徳地悠一    1時間09分26秒
10大東文化 佐々木悟     1時間09分41秒
11学連選抜 東野賢治     1時間09分54秒
12早稲田      高原聖典    1時間10分09秒
13順天堂      山崎敦史    1時間10分11秒
14亜細亜      菊池昌寿    1時間10分31秒
15法政    高嶺秀仁  1時間10秒43秒
16専修    井上直紀  1時間10分55秒
17帝京    梅津毅        1時間11分14秒
17城西    伊藤一行  1時間11分16秒
19神奈川      森本卓司  1時間11分36秒
20国士舘      高久佑一  1時間13分09秒

箱根駅伝で4年間すべて2区を走ったのは過去に15人。
宇賀地選手もそのひとりですが、
1年・13位、2年・5位、3年・6位、4年・3位というエースが集まる区間で、
決して悪い成績ではない、
むしろ、好成績だと思うのですが、本人は箱根での走りを納得してないみたいですよね。

宇賀地選手は、現在、コニカミノルタの所属。
今シーズンは、世界ハーフマラソン選手権に出場して、12位 。
11月3日に行われた東日本実業団対抗駅伝競走大会では、
2区を走り、区間新記録の走りで区間賞を獲得、
来週、23日に行われる国際千葉駅伝の日本代表にも選ばれています。
そして、箱根駅伝の前の日、来年元日のニューイヤー駅伝の優勝を目指しています。

箱根駅伝への道は、ポッドキャストでも好評配信中!
放送を聞き逃した方はこちらでもお楽しみください!

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長谷川 太 松島 茂
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