毎週火曜~金曜
「菅野しろうのアナログ情報バラエティ しろバラ」内
20:40~20:50放送中!
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる
第87回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、
紹介していく番組です。
2010年11月26日

山梨学院大学 大野景也コーチ 11月25日放送

山梨学院大学には、サテライトという、独特な制度あり、
怪我をした選手のリハビリや、まだ持久力のない選手、
走りのフォームの矯正など、走りの補助的な練習を行っているチームなのですが、
今、このサテライトを指導しているのが、大野景也コーチです。
大野コーチは、高知県出身で1963年に京都教育大学を卒業し、
1963年 4月から 兵庫県立淡路農業高校を17年間指導。
1980年からは、兵庫県立洲本実業高等学校を25年間指導されて、退職。
どこか、のんびりと生活を送れるところを探していたところ、
山梨学院大学の上田誠仁監督に声を掛けられて、
山梨学院大学のサテライトコーチを務め、
現在70歳というお歳ですが、まだまだ元気に指導をされています。
その大野コーチに指導理念や指導方法を伺いました。

(山梨学院大学のコーチをやるようになったキッカケは?)
高校陸上のの指導をしていて、そこで、勝つのではなく、
伸ばすことに徹した指導をしていまして、
その指導方法が2軍に通用するのではないかということで、
私が山梨に住みたくて引っ越してきたときに、
それを上田先生がどこかで聞きつけて、声がかかりました。

(勝つのではなく、伸ばすというお話がありましたが、具体的な練習方法は?)
一番大事なことは嫌々練習をしない。
練習をするときは気持ちを込めて、楽しく行う。
そして、朝の練習を主にしなさい。
そのためには、夕方のトラックは考えるな。
毎日、道を使った練習を行っています。
その中でも、サテライトの選手にとっての道場は、緑ヶ丘の坂です。
坂を道場と思え。坂を使う練習をすることによって、
トラック練習、平坦な道で練習ををやっている大学にも対抗できる。
と教えています。

(朝の練習で、どのくらいの距離を走るのですか?)
アップからダウンまでの距離を含めて、25キロは走るように指導しています。
そのために、体を動かし始めてからすぐに、体に身に付くような走りをしなさいと指導しています。
そして必ず、どんなに疲れていても、どんな時でも試合と同じ動きをさせます。
走り込む時は、なるべく歩幅を広げるな、楽に、軽快に、
その代わり試合と同じ動きをさせることは、変わりません。

(大野コーチの今後の目標、夢は?)
サテライトのチームだけで、予選会10番以内に入るような記録、
ハーフマラソンで換算してですが、これくらいのメンバーでも箱根に行けるんやぞ。
というのをやってみたいですね。

(今、指導をされていで、大変ですか、楽しいですか?)
めちゃくちゃ楽しいです!

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長谷川 太 松島 茂
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