一度は行ってほしい。「ダイアログ・ミュージアム 『対話の森』」
日々進化をとげている最近の浜松町エリア。
先日、その浜松町エリアの「アトレ竹芝」内にオープンしたばかりの「ダイアログ・ミュージアム 『対話の森』」に行ってきました。
「ダイアログ・ミュージアム 『対話の森』」は、日本初のダイバーシティをテーマとしたミュージアムです。
見えないということはどういうことか、聴こえないということはどういうことか、老いるということはどういうことか、それを楽しみながら疑似体験し、その上で人と人の「対話」の本当の意味を学べる、大げさではなく本当に素晴らしいミュージアムです。
現在は、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と「ダイアログ・イン・サイレンス」の2つのプログラムを体験できます。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、明るく楽しい視覚障碍者のガイドで、真っ暗闇の中に飛び込み、視覚以外のさまざまな感覚でコミュニケーションを楽しみます。
一方の「ダイアログ・イン・サイレンス」は、ヘッドセットをして、聴覚障害者のガイドで、音のない世界で、表情やボディーランゲージで様々なコミュニケーションを楽しめます。
気難しいミュージアムではありません。むしろ楽しい。暗いからこそ、音がないからこそ生まれる対話の新しい形がそこにあります。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と「ダイアログ・イン・サイレンス」は、以前別の場所で実施していて、今回はその常設店としてオープンしたのですが、最初にこのプログラムを受けた時の衝撃は忘れられません。世界が広がった感じがしました。そして大人になる前、もっと若いうちに体験しておきかったと思い、すぐに自分の子どもを連れて行ったくらいです。
どちらもおすすめですが、新型コロナウイルスの影響で、ソーシャルディスタンスを保つために「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は現在、薄暗い明かりをつけた「ダイアログ・イン・ザ・ライト」にアレンジされています。「ダイアログ・イン・ザ・ライト」、「ダイアログ・イン・サイレンス」だけでなく、コロナ禍が収まった際には是非「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」も体験してみてほしいです。
「ダイアログ・ミュージアム 『対話の森』」は、事前のサイト予約制です。
「ダイアログ・イン・ザ・ライト」は約120分、「ダイアログ・イン・サイレンス」は約90分間の体験プログラムです。
いずれも、大人 3,500円(税別)、学生 2,500円(税別)、小学生 1,500円(税別)。小学生以上からご体験が可能です。