気軽に念仏ふれる良い機会!
徳川将軍家とのゆかりの深い、有名なお寺、増上寺で、今、注目のイベントが開催中!
その名も『念仏フェスティバル2019』
今年は、増上寺を開かれた聖聰上人の師僧、浄土宗七祖・聖冏上人 六〇〇回忌、増上寺中興・観智国師存応上人 四〇〇回忌、そして増上寺山内多聞院に起居された近代の高徳、山崎弁栄上人一〇〇回忌にあたり各地で法要が営まれるそう。
そして、陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで行われる「十日十夜法要」の時期でもあり、この勝縁に「念仏フェスティバル」と題し、増上寺で10日間の報恩念仏会が開催に至ったそう。
みなさんはお念仏を称えたことはありますか?
そもそも、普段、増上寺にお参りする際に、本堂にしか行ったことがない!
作法もお寺だから合唱と一礼で良かったんだっけなぁ~と曖昧になるくらいなので、もちろん私は初体験。
今回取材で伺ったのは、本堂へ向かって左奥に位置する、
圓光大師堂(えんこうだいしどう)
法然上人八百年年御忌を記念し平成21年に出来たと言うお堂で、
まだ新しく綺麗!さらに、参拝客もすくなく、後ろには、東京タワーが見えて景色も最高な写真スポットでは!?
さて、受付を済ませて、中に入ると!
中には、約20名ほどが座れる様に座布団と木魚が置かれており、
畳とお堂の木の香り、そして、ほのかに香る、お線香の香りに
心なしか、座っているだけで心穏やかに。
さらに目の前には仏様!
さて時間になり、進行役のお坊様の木魚に合わせ、同じく木魚を打ちながら『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏』と称え・・・。
仏様とまったく微動だにしない蝋燭の火を見ながら念仏を称えていると、周りの方やお坊様の念仏や木魚の音がお堂内に反響してなんだか念仏に包み込まれるような不思議な気分になりそのうち体が軽くなるなるような感覚に・・・。
それもそのはず、お念仏を称えれば、誰もがその無量の光、大きな慈悲の心に浴びすことができ、それによって、私たちを悩み苦しめ、心身を汚す三つの毒、貧りの心・瞋りの心・根本的な愚かさが消滅し、身も心も柔軟になり、跳ね踊りたいほどの歓びの心と、善業を積みたいという心が生じると『無量寿経』にとかれているそう。
最後はお念仏を10回称える、『十念』1遍目から8遍目を「なむあみだぶ」と称え、9遍目だけ「なむあみだぶつ」と「つ」を入れます。
そして最後の10遍目は「なむあみだーぶ」と最後を伸ばしてお称えし終わり!
さて念仏の他にも写仏・行脚・演奏会・講演会・落語会・ダンスなどを楽しみながら念仏を称えられる様々な企画が盛りだくさん!
普段、念仏にふれる機会が無い人こそ、参加してみてはいかがでしょうか?
◆イベント概要
日時:2019年10月11日(金)~20日(日)
※12日(土)は台風の為中止。
昼の会14:00~16:30
夜の会18:00~20:30
場所:大本山増上寺
〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35
電話番号 090-3240-3792
参加費無料
限定御朱印は、念仏フェスティバル総合受付、圓光大師堂、慈雲閣にてお授けいたします。
詳細は「念仏フェスティバル」のサイトご覧ください。