みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは、ノンフィクション作家の森功さん。
「進まぬ東北復興、放射能除染を巡る舞台裏」についてお話を伺いました。
今週の土曜日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸6年を迎えます。
森さんによると除染を巡って、「ため池問題」が浮上しているといいます。
これ以上、除染予算を膨らませたくない東電や政府は、ため池に溜まった汚泥を取り除く作業を、環境省の事業から分離させ、農水省予算の土地改良事業予算に組み込みました。
本来、除染費用は東電が負担しなければなりませんが、農水省の予算から捻り出しているので東電の腹は痛まないと言います。しかもため池には雨水が流れ込んでくるので半永久的に事業が続くため、独占している業者にとってはうまみのあるビジネスになっているというお話でした。
今朝の特派員は砂山圭大郎アナウンサー。
鉄道レールの交換に、世界初の最先端技術が使われることについて調べました。
先月JR東日本大宮支社は今年開業から35年を迎える東北新幹線で、世界初の「新幹線レール交換システム」を導入すると発表。
これまでレールの交換は人力で地道に1本ずつ交換して溶接で繋げていましたが、今回、東北新幹線のレール交換で導入される「新幹線レール交換システム」によって大きく変わります。
このシステムはレール運搬車、溶接車など、レール交換に必要な設備が連なった「12両編成の保守用車」で、世界初の導入。これまで一度に750m分のレールしか運べなかったのが3000m分のレールを運べるようになったり、溶接作業にかかる時間も約40分から約6分にまで短縮できるようになったということです。
このシステムを使って、大宮~新白河間の約140kmのレールを、ほぼすべて交換する予定で、2024年度までに完成させるそうです。
最先端の車両ばかりが注目される鉄道の世界ですが、その足元にも最新技術が詰まっているということでした。
エンタメいまのうちは駄菓子のロングセラー、ココアシガレットについてご紹介。
大阪のオリオン株式会社 常務取締役で企画本部長の高岡五郎さんにお話を伺いました。
濃紺のたばこ風のパッケージは、お父さんたちの間で人気だったピースのデザインを参考に、昭和27年レイモンド・ローウィという人のデザインを参考につくられました。
子供の時の食べ方を再現する福井さん。
箱をココアシガレットでトントン叩いています。
これまでに発売されたココアシガレット。
ほとんど変わっていません。
ココアシガレットは現在、マルチに展開しており、パッケージがTシャツやギターにまでなっています。
本日はスタジオにココアシガレットのギターを用意。
福井さんに軽く演奏していただきました。
♪本日の楽曲
「Drive My Car」 The Beatles
明日の放送もお楽しみに!!