福井謙二グッモニ 3月22日(水) 第1036回

みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは、ノンフィクション作家の森功さん。

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「安倍自民党を揺るがす首都圏の地方選」についてお話を伺いました。

先日行われた百条委員会は、野党にとっても都民ファーストの会にとっても存在感を示すチャンスでしたが、新事実どころか石原氏を慌てさせることもできず、都議会の能力に対する疑念や不信を高めただけの結果になってしまいました。

夏には都議会議員選挙が控えています。
いまのところ小池都知事の支持率が高いため、自民党はかなり焦りを見せています。また都議選だけでなく、実は横浜市長選も政権の今後に影響を及ぼす可能性があります。森さんによれば、横浜市長選では自民党は分裂の可能性があるそうです。都議選と横浜市長選の結果次第では、年内の衆院解散総選挙を見送る公算だというお話でした。


今朝の特派員は砂山圭大郎アナウンサー。

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もうすぐ新学年も始まるということで、"変わる日本史の教科書"について調べました。
文部科学省が、教科書改訂のガイドラインとなる、学習指導要領の改定案を検定しています。学習指導要領は教科書を作成する上でのガイドラインで、10年周期で改定されており、今年はその改定に当たる年です。
放送では日本史の教科書での過去の修正・変更について取り上げました。

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歴史というのは、教科書に載っているようなことでも、実は解明しきれていない部分が多いそうです。そのため、新しい史料が見つかったり、新しい研究結果が発表されたりすると、これまで定説となっていたことが、ひっくり返ることはよくあるのだそうです。

修正された学習指導要領は、今月中に再度告示される見通しで3~4年程度の移行期間を経て、小学校は3年後、中学校では4年後から全面実施される予定です。

謎多き日本史の世界。
私たちが習ってきた日本史はまだまだ変わるかもしれません。


エンタメいまのうちは大正から昭和初期の国産アニメ映画をご紹介。
ゲストはフィルムセンターBDCプロジェクト研究員 松山ひとみさんとフィルムセンター映画室 主任研究員 大傍正規さん。

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東京国立近代美術館フィルムセンターが日本の国産アニメ100周年を記念して、1917年(大正6年)から1941年(昭和16年)までに制作された国産アニメ64タイトルを公開するウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」を開設しました。

100年前の1917年には現存する最古の日本アニメ映画「なまくら刀」が製作されていました。

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福井さんと水谷さんも映像を見て、感想を話しました。
4分間の大変短い映画ですが、登場するキャラクターも魅力的でストーリー展開がしっかりしています。

公開するのは大正6年から昭和16年までの64タイトル。
技術的な進歩なども見ることができます。

日本アニメーション映画クラシックスで検索し、トップページにおおきな4つのメニューがあるので、桃太郎印の「カテゴリー別」からサイトをご覧いただくのがおすすめです。


♪本日の楽曲
「Don't Get Me Wrong」 The Pretenders

明日の放送もお楽しみに!!

グッモニ 2017年3月22日
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