福井謙二グッモニ 3月21日(火) 第1035回

みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。

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「食べ物の"安心"と"安全"について」お話を伺いました。

豊洲市場の安全性を検証している専門家会議が、豊洲の敷地内の地下水から環境基準の最大100倍のベンゼンなど有害物質が検出されたことを公表。

専門家会議の座長の平田健政さんは、地上と地下は分けて判断しており、地上の観測地に変化はなく「科学的には安全」ですが、だからといって「消費者が安心」できるかどうかは話が別なため、政治的な判断になるとしています。

豊洲市場用地の土壌汚染対策で、主な建物の下に盛り土がなされていないなど、
議会や築地市場関係者などへの都の説明が嘘だったことが明らかになっており、信頼を失った状態で「安心」について理解を得るのは厳しいと藤吉さんは指摘します。

藤吉さんには、海外で安心・安全をブランド化することに成功した事例を紹介していただきつつ、美味しく安心安全なものをつくって売るには何が必要かについてお話いただきました。

藤吉さんは来週3月28日(火)19:15~六本木ヒルズのアカデミーヒルズにて、
漁師で元水産庁職員、現在は魚食の普及に努めるウエカツ水産代表の上田勝彦氏らと「日本食材の『ひと手間』は世界的アートだ」というトークセッションを行います。無料ですので、関心のある方はぜひお越しください。


今朝の特派員は西川文野アナウンサー。

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北千住は本当に穴場の街なのか、魅力を調べました。

今月7日に住宅情報サイト スーモが「穴場だと思う街」のランキングを発表。
そこでダントツの1位だったのは3年連続「北千住」

北千住駅には千代田線、日比谷線など4社5路線が乗り入れているので、都心への通勤にも便利で、駅前の再開発や商店街の新陳代謝、治安の向上などポジティブな要素が重なりイメージがアップしたのが理由だといいます。

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北千住がある足立区はビートたけしさんもたびたびネタにしているほど、少しヤンチャな街というイメージがありましたが、今では東京電機大学や東京芸術大学など5大学を誘致しており、5校合わせて1万人の学生が学んでいるとのこと。学生さんたちが行きかう街となってきており、こうした面でもイメージアップが成功しているのかもしれません。


エンタメいまのうちは皆さん一度は手にしたことがあるお祭りの屋台で買った"アレ"をご紹介。

兵庫県淡路島にある吹き戻しの里の村田晋二さんにお電話で出演していただきました。

"アレ"とは息をフーッと送り込むと、丸まった紙の筒が伸びて、息を止めると、先の方からクルクルッと戻ってくるおもちゃ。
村田さんは「吹き戻し」と呼んでいますが、いろいろな名前があり、まきとり(巻き鳥・巻きとり)、まきぶえ、ピロピロ笛、ピーヒャラ笛、へび笛と呼ばれています。

本日は村田さんから吹き戻しを送っていただきました。

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福井さんはヒゲメガネの吹き戻しを装着。

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とても楽しそうに何回も吹いていました。

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吹き戻しは健康面からも注目されており、小児喘息の方のトレーニングやお年寄りの口の周りの筋肉のトレーニングに使えるといいます。

吹き戻しがほしいという方は吹き戻しの里のHPからネットショップから注文してみてください。


♪本日の楽曲
「Peace Be With You」 Beau Young

明日の放送もお楽しみに!!

グッモニ 2017年3月21日
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