みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
「世界と同じ土俵に立てない!?1年遅れの日本のAI開発!」についてお話を伺いました。
現在、アマゾンから発売されて英語圏で大ヒットしている家庭用スピーカー「アマゾンエコー」。
この商品は音声認識機能をもったAIを搭載しており、音楽を再生するだけでなく、音声で様々な操作ができ、スマホ時代に終止符を打つ可能性があるほどだとも言われています。
アメリカではAI技術の実用化が進んでいますが、日本では社会に影響を与えるほどの音声認識デバイスは登場していません。今、AIを引っ張っているのは、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンの4大IT企業で、すべてアメリカの会社。世界中のユーザーがインターネット上で入力するテキストデータや、音声・映像などのバーチャルデータを収集し、画像認識や音声認識などのAI開発に役立てています。
一方、日本では大量にデータが集められるような仕組みがほとんどないどころか、個人情報保護の観点から企業が持っているデータの利活用が厳しく制限されているため、なかなか進まないというお話でした。
今朝の特派員は石川真紀アナウンサー。
東日本大震災から、間もまく丸6年ということで、宮城県気仙沼からお届けしました。
テーマは気仙沼に導入された「BRT」について。
東日本大震災で甚大な被害を受けた、気仙沼線と大船渡線。
復旧にあたり、多くの課題がありました。そこで、できるだけ早く、安全で便利な移動手段を提供できるように考えられ、導入されたのが『BRT』(バス・ラピッド・トランジット)です。
日本語にすると「バス高速輸送システム」となり、バス専用の道路を走ることで、渋滞の影響を受けずに乗客をスムーズに輸送することができます。
「気仙沼BRT」の主な利用客は、学生と高齢者、いわゆる交通弱者。鉄道があった頃は2〜3時間に1本のみでしたが、気仙沼~本吉間のバスが30分間隔になり、利便性が向上しました。
まだ一部が一般道と混在していたり、津波被害で土地が変わり、かさ上げが必要な個所もあるため、地域や自治体と足並みをそろえて整備・拡張を目指しているそうです。
日本を支える未来の交通網に今後も注目です。
エンタメいまのうちは密かに話題になっている焚き火ブームについてご紹介。
ゲストは「一般社団法人 日本焚き火コミュニケーション協会」代表理事の三宅哲之さん。
「日本焚き火コミュニケーション協会」は2013年に設立。
たき火を介して、人と人のコミュニケーションの大切さを伝えることを活動内容として「焚き火かたりバー」を開催しています。
放送では小さなあかりをもとに「バーチャル焚き火」を体験。
お互いに感謝の気持ちを紙に書いて、それを読んでいただきました。
次回の焚き火かたりバーは
4月8日(土)16時半~19時半
4月28日(金)17時半~20時半に埼玉県の月川荘キャンプ場で開催されます。
詳細は「日本焚き火コミュニケーション協会」のHPをチェックしてみてください。
♪本日の楽曲
「風をあつめて」はっぴいえんど
今週もお聴きいただきありがとうございました。
来週もぜひお聴きください。